高鷲スノーパーク スキー テクニカルプライズ 2022-2023年 第二回開催


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

3月5日(日)に高鷲スノーパーク SAJスキースクールにて
2022-2023年シーズン 第二回目のテクニカルプライズ検定が
実施されました。

天候も良く15名の受験者にチャレンジいただきました。

実施したテクニカルプライズ検定について自論を展開します。




第二回テクニカルプライズ検定

第二回テクニカルプライズ検定ですが、、、

高鷲スノーパークで実施するプライズ検定は
天候が悪いことが多く。。。受験者も検定員及び関係者も
毎回過酷な環境下で検定を進めていましたが、
今回の検定会は天気がいい!!!

受験者も気持ちよく滑ることができたと思います。

実施した検定会について
以下に項目を示します。

1.検定バーン

2.攻略方法

3.検定結果

以上の項目を展開します。




1.検定バーン

検定バーンですが、、、

雨が降ったり、、
気温も暖かい日もあったりで
どのスキー場の雪も大分減ってしまったように
感じます。

高鷲スノーパークも例外なく
雪は少なくなっている感じです。

エキサイティングBコース下部にも
コブができていますが、
ところどころ、、というか、、
大分 土が見えてきています。
圧雪すれば埋まるレベルだと思いますが、、
結構雪が融けているのは間違いない。

高鷲スノーパーク では
今シーズンあと2回 プライズテストが
予定されていますが、(3月15日と3月25日)
雪がしっかり残っていて欲しいと願うばかりです。




今回の3月5日のテクニカルプライズ検定は
エキサイティングBコース 上部で全ての種目を
実施しました。

前回と同様にコースを斜面上から見下ろして、、
右側に不整地です。

検定種目の実施の順番は
総合滑降→大回り→小回り→不整地小回り
の順番です。

受験者ファーストで高速系の種目を
早い段階で実施することで
できる限り荒れていないバーンを滑ってもらおうと
いう感じです。

そして、、、不整地はなるべく後に回して
雪が緩んで滑りやすくなるようにと・・。




スタートはエキサイティングBコースに入り
一段降りた地点から。。
不整地 小回りは更にスタート地点を下げてスタートです。
ゴールは総合滑降はチャレンジコースとの合流手前程度、、
大回り、小回りはそこから数十m上げました。

検定員は下の方から徐々に斜面を上がっていく感じです。。

検定開始が9時からで
雪質は若干緩んでいた感じです。
7時30分ごろにコースを視察した際には
しまっていて良好でしたが、
リフトを1本乗っただけで雪が緩んでくることが
感じられました。
この段階でコブは固い状態でしたが、
検定会で不整地 小回りをスタートする段階では
緩んでいました。

不整地小回りを滑る前に受験者全員で
インスペクションもかねて
不整地斜面のコース整備を行ってからの
競技開始としました。。。

できる限り安全に全力を出せる環境を整えたいですよね。。




2.攻略方法

攻略方法ですが。。。

今回は雪質が種目を進めるたびに緩んでいく感じでした。

大回り系はカービング主体で滑るのですが、、
上体から内傾角を誘導してターンをしてしまうと
過剰に内傾してしまう恐れもあり
雪面が柔らかいため足場を確保できず不安定となっていたようです。

ターンは足元から雪面の状況を探りながら
適正な内傾角で滑るのが最適であったと思います。

総合滑降ではリズム変化で小回りを
入れる受験者もいましたが、
板を振ってしまう小回りや、、
雪質も重いため減速要素が多くなってしまうと
減点となっていたと思います。




無理に小回りまで入れることをせず、、
中回りまででとどめておく
構成でも雪質に合わせた総合滑降ということで
問題なかったと思います。

小回り系は。。。
雪が柔らかく足場を確保できないため、、
踏み過ぎると荷重が外れてしまったり、
バランスを崩したり、、板が引っかかったり
したと思います。

リカバリーの繰り返しの滑りとなったと思います。

板を縦方向に使っていき
回し込むことで制動することで合格レベルの滑りが
できたと思います。




板を横方向にずらし過ぎると制動が強すぎて
滑走スピードが遅くなったり、、
板を縦方向には使うが回し込めなかった受験者は
等速で滑ることができず、、スピードがどんどん上がって
しまっていたために減点になっていたと思います。

雪質は滑らないが、、、しっかりターンができないと
暴走してしまうため
基本的には板を縦方向に使い、探りながら荷重し
回し込んで滑走スピードを維持する滑り方で
合格点を獲得できていたと思います。

不整地小回りは、
若干コブのピッチが細かかったため
一つのミスでラインを外してしまうような感じでした。

滑り切れる受検者と滑り切れない受験者
と大きく分かれたと感じます。

板を横方向に直ぐに回し込んでの繰り返しだと
回すことに精一杯となり、、滑走性という要素を
表現できていなかったと思います。

ズルドンでは合格点は獲得できていなかったと思います。
不整地 小回りはまずは滑りきることが大切だと思います。




3.検定結果

検定結果ですが、、、

15人受験で合格者は4人でした。

種目の順番は先に記載のように
総合滑降→大回り→小回り→不整地 小回り
でした。
検定員を担当していましたが大回りの種目を完了した
段階では受験者の半分以上が合格する感じでした。

小回り系 の滑走で差がついたと思います。

検定員を担当させていただくと
級別テストでも、プライズテストでも
大回り系の合格点を獲得できる受験者は多いと感じます。
滑走性を損なわず。。カービングで上手に滑る受験者が
多いと感じます。




小回り系は苦手な受験者が多いと感じます。

小回りは板に対してターン外側への荷重だけでなく、
ずれを活用しながらしっかり板についていくことが必要となります。

板の上でバランスをとるのも、荷重するのも
カービングより難しいとも感じます。

雪質、ゲレンデ状況によりターン弧が小さいので
ターンごとに滑りを調整したり、滑り方を変えたり、
リカバリーの連続になると思います。

基本的に小回りになると止める動きが多く出てしまう
受験者も多いと思います。

改めてプライズの合格には小回り系・・ずれの技術
の活用、習得が必要であると思います。




まとめ

テクニカルプライズ検定。
2回目も無事終了しました。

オープンジャッジの表示ボードも検定の都度
バージョンアップしています。

検定の様子を動画で確認すると
受験者がゴールしてから思っていたより早く
採点結果を表示できていたと思います。

検定会の円滑運用に向けても
少しずつ改善しています。

引き続き受験者ファーストで改善を進める予定です。




1回目のテクニカルプライズ検定後も実施した
ワンポイントレッスンですが、
今回も実施しました。

簑島校長によるワンポイントレッスンです。

検定終了後に総評後に実施しました。
小回りについてと、、
リフトで検定コースに戻り
不整地小回りについて ワンポイントレッスンです。

今後もオープンジャッジで削減できた時間や
終了が雪上になることを活用して
受験者ファーストでできることを検討していく予定です。

・・毎回ワンポイントレッスンも実施できるとは言い切れませんが、
できる限り実施の方向で進めていく予定です。

テクニカル検定の第3回目は3月15日を計画しています。

恐らくは同じ検定コースで実施すると思います。

引き続きのチャレンジャーをお待ちしてます。

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