スキー の技術選手権と級別テスト・プライズテストとの違い


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

SAJでは毎シーズン技術選手権というものが
開催されているのは知っていますか?

各地で技術選手権の予選が開催され
選手たちが暑い熱戦を繰り広げました。

雪不足で開催するスキー場を従来開催していたスキー場とは
変更したり、
種目やゲレンデを変更したりしながら開催している県連も
少なくなかったと思います。

級別テストやプライズテストと違った形での
取り組みだと思います。

技術選手権に関して自論を展開します。




技術選手権

技術選手権は大回り・中回り・小回り・リズム変化・総合滑降・不整地など
の種目設定や予選からの本選など
各大会ごとに設定され順位を競います。

各県連で予選会が開催され上位となり
選出されると全日本大会に出場することができます。

この技術選手権に関して以下に展開します。

1.技術選手権

2.級別テストとの違い

3.楽しみ方

以上の項目で展開します。




1.技術選手権

技術選手権ですが、、、

基礎スキーで順位を競う大会ですが、、
スピードやタイムを競うのとは違い
級別テストやプライズテストと同じように
第3者によりジャッジされ
この合計点により順位が決まるというもの。

級別テストやプライズテストは
合格点が設定されているが、
技術選手権では純粋に点数の合計で
参加者の中で順位を決めるもの。

ジャッジする側も難しいだろうと思う。




何かができていれば合格・・・
何かをやってしまったり、できていなければ不合格
という訳ではないしな。。

最大の得点の目安を作っておいて、、
比較法のような感じでジャッジかな??

参加人数は岐阜県だと男子で30人位、女子で10人程度。。
以前には男子でも100人を超える参加者だったようだ。

参加するのに凄くハードルが高く感じていて参加したことがないが、、
今から思えば。。こういったものに参加することで
もっと上手になったかなとも思う。

スキーはいろんなジャンルがあるが、
ジャンルごとになんとなくスタートでの参加者、受験者の
雰囲気も違って感じる。

プライズテストでも結構みなさんいい道具を使っていて
ウェアも派手だったりするが、、、

技術選手権の方がさらにウェアは最新で派手なもの、、
道具も最新のものを使っている参加者が多い感じもする。

メーカーとのつながりがあったりする人も多いので
そういった傾向もでてくるのかも・・と思う。

レース経験者が基礎に転向し
技術選手権での上位獲得を目標にしている人も少なくないと思う。

この技術選手権の全日本の上位選手で
先行された人がデモンストレーター。。

上位者は基礎スキーにおいて最高峰となると思います。




2.級別テストとの違い

級別テストとの違い・・ですが。。
プライズテストとの違いでもありますが、、

まずは、、合格 か 不合格 かというような
合否ではなく、、、検定ではなく、、、
参加者の中での順位を競うということです。

級別テストなどの検定であれば
合格圏内にあれば級別テスト1級であれば
70点でも71点でも合格となります。

技術選手権の場合は この1点で順位が大きく変わることもあります。

まぁ。。級別テストでも69点と70点では大きな差ですけどね・・

大きな違いは・・
**感じている自論となります***

級別テストや検定会では
基礎スキーの検定会であり雪の斜面を効率よく滑るための
基本の動きにより求められている、指定された種目でスピードや操作が
設定された斜面で できているか? できていないか?
を検定員は確認していると思う。




技術選手権の場合は基本的には
基礎スキーの基本をベースに魅せる・魅了するために
応用や技術を理解して発展させた滑りが高得点を取るためには
必要だと思います。

そういう意味であれば・・タイムを縮められれば
基礎スキーのセオリーと異なることもあり・・のような。。

例としてはスキーを走らせるために・・若干重心を後ろにするだとか・・
滑りを大きく見せるために谷回りで板を踏むタイミングを変えるだとか・・
内向、、外向の取り方をスピードや見せ方を計算して変えるだとか・・
それ以外にも・・

基本が身に付き・・魅せる、、走らせるための操作・・

早い捉えからの、、強い内傾角によるエッジング・・雪面の捉え
柔軟性のある脚の伸縮により大きく見える滑り
山回りからの板の走りによる躍動感・・

アスリートの領域だと思う。




3.楽しみ方

楽しみ方ですが・・

技術選手権を見るのは凄く楽しい。

各県連の予選でも全日本に派遣される選手の
選出ということもあり

自分ができない滑り、できない動き
雪面の捉え・・スピード。。。

見ているだけでワクワクするし楽しい。

自分でもできそうな気持になるが・・
到底できない。。。

参加する楽しみ方もあるのかもしれない。

真剣に取り組んでいる人が多いので・・
目標をもって取り組むことで
上達するかもしれない。




滑りは対等ではないが、、、
参加するという中では上位選手と話す
機会も多いと思う。。

まずは同じフィールドで滑るということだけでも
感動だと思う。

各県連毎に技術選手権の種目や進行は若干違う。

予選で何種目か滑り、上位者だけ決勝として
滑る県連もあれば、

参加者全員が同じ滑走種目で順位が決定する
県連もある。

前者であれば予選では不整地ない場合もあると思う。

順位が出るので目標をたてやすいと思う。
上位の選手は全日本出場・・・更に全日本での順位・・
となりますよね。

見ても出場しても楽しいのでは・・と感じる。




まとめ

技術選手権で滑走したことがないので
ある意味この方向のネタは苦手な領域だ。。

滑りの根本は基礎スキーの発展系の位置づけだと思う。

この領域は普通のスキースクールで扱う
技術ではないと思う。

板の性能もあるだろうし・・
採点基準や有名選手の滑り、、
滑りに流行もあると思う。

言い方が極端だが
スキースクールには基礎スキーの基本が
できていない、、これから学ぶ。。
という受講者が対象だと思う。
(技術選手権出場者でも基本が・・という人もいるとは思うが。。)




なので・・通常のレッスンでは
方向性としては将来的には級別テストやプライズテスト、、
その前の段階では更に基本を忠実にというよりは・・
安全に止まる・・滑る・・そして何よりは
スキーの楽しみを感じてもらうことが重要だと思う。

通常のレッスンでは基本が満足にできていないだろう
受講者に応用を教えると、、、
なにが正しいことか迷走してしまうし
正しい滑りを覚えることが難しくなると思う。

特別レッスンで技術選手権対応レッスンとして実施したり、
デモンストレーター級の人がそれぞれの特徴の滑りを
レッスンするのであれば受講者の目的と合致していると思うが、
一般の受講者に実施するのはちょっと違うかな・・と思う。

プライズテストで合格するためには
魅せるという要素は考えないでもよいと思う。

定められた斜面で求められたスピード、ターンで種目をこなす。
このために必要な基本の動きで対応すれば合格点は
貰えると思う。

なので・・ということもないが、、、
スピードの対応能力を上げるような練習、、
急斜面での対応能力を上げる練習も必要だが、、
基本から逸脱した動きは減点になるため
まずは・・基本を確立し取り組むのが
合格への近道と思う。。。

何事も基本からの応用・・発展かと・・

スキー の谷回りは難しいが重要 山回り切替谷回り山回り切替谷回り山回り 勢いを生かしてターンする

スキー の上達の鍵は谷回りにあり 谷回りの滑り方でターン全体が変わる

スキーの 谷回り を物理的にイメージ 加速度を抑えてスピードを上げない

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