スキー のテクニカルプライズを今シーズン合格するために 今やること・・


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

幾つかのスキー場がオープンして
スキーシーズンに突入したスキー狂も
少なくないのではないかと思います。

雪の上に立つと今シーズン目標とする
滑りや検定会での合格に向かって取り組みを
開始しているのではないかと思います。。。

検定会の合格を目指している
スキー狂で熱を入れて取り組んでいると
感じるのは級別テスト1級以上に向けてが
多いように感じます。

級別テスト1級以上はスピードも必要で
不整地もあるので難易度が高くなると思います。

級別テストの更に上のプライズテストは
更に難易度が高くなります。

今回はプライズテスト・・テクニカルプライズの
合格に向けて自論を展開してみます。




テクニカルプライズの合格

テクニカルプライズの合格ですが。。。

級別テスト1級を合格するとテクニカルプライズの
受験資格があります。

検定会は絶対評価で相対評価ではないのですが、、、
級別テスト1級の検定会で10~15人の受験でも
1~3人程度しか合格者がいない難易度が高い検定会
なのに、。。

この合格した1~3人の合格者が
テクニカルプライズの検定では30人位受験者がいても
1~3人程度しか合格できない。。。

しつこいようだが。。。相対評価ではないが。。
受験者数の割合からすると難易度の高さを
実感します。

このようなテクニカルプライズの合格に関して
以下に項目を示します。

1.求められている滑り

2.基本

3.不整地 小回り

以上の項目を展開します。




1.求められている滑り

求められている滑りですが。。

スピードの次元が高く
斜面や斜度に合った適正な操作をして
ターン弧を描いて滑ってくる。

このような表現をすると
テクニカルプライズは速いスピードを
出す必要があり、
そのためにはカービングのようなずれの少ない
滑り方で滑る必要がある・・と考えてしまいがちですが。。。

速いスピード を出す必要はあるのですが、
順位を競う訳でなく、、
危険を冒すスピードを求めている
訳ではありません。

スピードは速いけど。。
制御ができていない状態は暴走となりますが、、
スピードを出すのが目的ではないので
制御ができていないと合格点は出ません。




検定員側から明らかに点数の出ない滑りは
受験者がゴールに入りこの滑りでは
間違いなく停止できないのでは??
と想定してしまう滑りです。
向かってきたときには
危険回避で逃げてしまう場合もあります。

斜面や斜度にあった速度や
それを実現するための操作が必要になります。

その操作とは何か??なのですが・・

それは ずれ を上手く使うことだと思います。

検定種目の整地種目では
比較的 大回りや総合滑降 などはフルカービング
で滑ることが多いのですが、
小回り においては ずれ の活用が必須だと思います。

小回り を完璧にカービングで滑れるスキーヤーは
超上級者レベルで合格点を獲得できるだけでなく
加点になると思います。

ずれ ないように角を立てて板を左右に振ってしまう
滑りは、スピードは出ているが制御ができていないこと、
それによりターン弧も描けていないと評価されると思います。

普通に合格点を獲得するのであれば
スキーヤーが板を操作して適正な速度で滑れるように
制動し適正な速度で弧を描いて滑り降りていくことだと思います。




ずれを活用すると言っても
山回りで板をフォールラインに対して横向きにするような
操作では奇麗な弧は描けない。
止める操作はしない!!

検定では基本的に板をターン弧に沿って常に縦方向に
滑らしていくことが必要だと思います。

縦方向と言っても
板の縦方向だけの要素はカービングとなります。
縦方向だけでなく、進行方向に対して板の横方向の要素を
入れることで制動する技術が必要だと思います。

このような滑り方であれば制動は
山回りだけでなく、谷回りでもスピードコントロールを
行うことができます。

谷回り でずらしても雪煙がたちにくいため
見た目にずれていることが分かりにくいと思います。

求められている滑りは
スピードの次元が高く
斜面や斜度に合った適正な操作をして
ターン弧を描いて滑ってくる。
ということですが。。。

斜面や斜度によって
ずれを活用し制動し高い次元のスピードを
維持する。
止める操作をしないで斜度によって落差をもたせ、
板を縦方向に滑り続けさせる。
言葉を変えるとこのような感じだと思います。

プライズテストの合格への近道は
カービングの滑りの習熟度を上げ、
それ以上に ずれ を使いこなすこと。
だと思います。。。




2.基本

基本。。ですが。。

先の項でプライズテストの合格に向けて
ずれ が重要だということからの基本という
ことではなく、、、

改めて 板の操作、ポジション、荷重方法など
基礎スキーの基本を見直すことが
合格への近道の場合もあると思います。

テクニカルプライズの検定を見ていて
合格点に達していない多くは
基本がおざなりになっている場合が多いと感じます。

テクニカルプライズでは高い次元のスピードを
維持することが必要だと思います。




そうなれば、、、日常的な合格に向けての
取り組みもハイスピードで滑りまくる・・
となりますが。。。。

基本が整っていない状態でハイスピードで
滑りまくるより、、、
基本を整えてからスピードを上げていくことが
よいと思います。

スキーの基本、基礎スキーの基本は
級別テスト2級もクラウンプライズも同じです。

スキーは雪の斜面を道具を使いスキーヤーが操作し
重力や外力に作用しながら滑るスポーツです。
レベルが変わってもスキーなので
基本は同じだと思います。

スキーの基本はなるべくスキーヤーが楽に
滑れるように考えられ、習熟してきたものです。

スピードが上がるほど、
斜面が急になるほど
作用する力も大きくなります。
基本と異なる動きで滑ると使う力も多くなり、
基本と違う動きを補填するために別の余計な動きを
してしまうこともあると思います。




滑っているときの身体の動きには
全て理由があります。

その理由をわかったうえで、できているうえで
スピードを上げていくことで
効率よく滑ることができると思います。

求めている滑りと基本を知ることで
あまり力を使わず、怖いと感じることもなく
楽に合格点レベルの滑りができるようになるかもしれません。

できているのかもしませんが、
基本の確認行ってみてはいかがでしょうか。。




3.不整地 小回り

不整地 小回り・・ですが。。

コブですよね。。
苦手な受験者が多い種目だと思います。

私も苦手です。

*以下検定員的なコメントではなく検定傍観者としてのコメントです。

ポイントは不整地が
苦手な受験者が多いこと。。
他の受験者との差が出やすいこと。。

受験者はどの種目に関しても猛烈に練習し
検定を受験していると思います。

プライズテストを受験するレベルは
かなり、、滑りのレベルも高く操作性も優れています。

整地種目で明らかに上手い!!!
と感じるのは超上級でレベルが段違いの場合
だと思います。




イメージ的なものですが、、、
それに比べて不整地は上手いと感じるレベルが
整地に比べて高くないと感じます。

表現が難しいのですが。。

整地を高速で滑り慣れているレーサーが
整地種目で加点を出すより、

モーグル経験者が不整地 小回りで
加点を出しやすいような。。。
・・・イメージですが。。。

検定時の採点は絶対評価で比較法ではないのですが、
検定会を見ていると
整地種目が凄い得意で苦手な種目をカバーする採点に比べて、
不整地が得意で整地種目をカバーしている
場合は多いように感じます。

単純に整地種目が得意な人より
不整地種目が得意な人の方が検定会には
有利のように感じます。。

加点の取得を目指すなら不整地 小回り
に的を絞るというのもありか???

ありか??なんて簡単に実現できることではないが・・・

私自身が不整地が苦手なので妬みもあるかもしれませんね。。。

不整地 小回りは苦手な受験者が多く
合格点を獲得するために取り組んでいる人が多い中、
更に加点を目指せば検定で合格しやすいかも。。という提案です。

整地種目でも加点が出せれば凄く有利なんですよね。。検定。

夢の加点。。。




まとめ

私が級別テスト1級を目指して受験しているときには
プライズテスト所有者は神のようにも感じました。

高いスピードの次元でも安定して滑り、
斜面や雪質に関係なくスイスイ滑っていく。。
とくに不整地・・コブは
降りてくるのがやっとだった自分からすると
異次元の滑りに感じました。。

ですが。。今では私もプライズテスト所有者になってしまっている。。
自分が合格してみると
気持ちは級別テスト1級のチャレンジャーのままなので
まだまだ。。。滑れていないと感じています。。

上には上が。。




私のイメージですが。。。
級別テスト2級と1級の合格の滑りのレベル差より
級別テスト1級とテクニカルプライズのレベル差の
方が大きいように感じます。

簡単ではないと思います。
簡単ではないのですが、、難易度の高い技を決めないと
合格しないとかではなく、、、
基礎スキーの高いレベルの検定なので
スキーの基本をベースに難斜面で高い次元の
スピードで滑ることができれば合格です。

一つ一つ丁寧に滑っていくことで問題ないと思います。

検定会では開催日によっては
受験者も多く、、待機時間での体調管理など
滑る以外の調整も必要な場合もあると思います。

合格に向けては。。。いろいろ記載しましたが、、
一番根底にあるのは 諦めないこと だと思います。

いろいろ考えながら取り組んでいけば
少しづつでも上達すると思います。

合格して 神 になってください。

2022年第二回 高鷲スノーパーク テクニカルプライズ検定の結果

2022年第一回 高鷲スノーパーク テクニカルプライズ検定の結果

スキー テクニカルプライズの合格に向けて検定会までの 取り組み方法

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