スキー の級別テスト 高鷲スノーパークで3月10日に実施!


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

高鷲スノーパーク SAJスキースクールで
3月10日に級別テストを実施しました。

雪が降りました。
ゲレンデもずっと温度が低く降雪機も日中も動いていました。
朝には-6℃と寒く、、、冬がまた来たか・・
という感じでした。

ゲレンデも一度は融雪が進み土が見えていた部分も降雪により、、、
シーズンインという雰囲気。




前の週には3月初にして4月初の雰囲気でしたが、
今週は雪も降りまだまだスキーシーズンが続きそうな
感じがします。。。

ですが、、、また暖かく、雨・・の予報もあり
融雪が進まないことを祈るばかり・・

・・というようなゲレンデの状態の中で
級別テストが実施されました。

いつもは全体で20名くらいの受験者で実施するのでも
少し多いな・・位の感覚での級別テストなのですが、、
この週は多い・・全体で40人程度の受験者があり
プライズテストを思わせるような人数でした。。

検定会の合格を目指すスキー狂たちで賑わった
級別テストについて展開します。




3月10日 級別テスト

3月10日 級別テストですが・・

最近では20人も受験者がいれば多いと感じる
級別テストですが、、

遥か昔のスキーブーム?のときには全体で30人以上の人数での受験が
普通の状態で・・自分が受験していた時のことも思い出します。

賑わった級別テストに関して
以下に項目を示します。

1.検定バーン

2.検定会

3.結果

以上の項目で展開します。




1.検定バーン

検定バーンですが・・・

最近は融雪が進み・・
トップシーズンで実施することの多かった
チャレンジコースでの実施が困難なため
ダイナミックコースでの実施となっています。

ダイナミックコースであればチャンピオンクワッドが使用できるため
凄く都合がよい。。

ダイヤモンドクワッドは高鷲スノーパークのメインコースであり
凄く混む・・比較的空いているチャンピオンクワッドが
検定会ではありがたい。

以前は級別テストでもリフトを2回使って
コブ斜面・・のスーパーコースまで移動して
検定も行ったこともあるが・・
移動での安全と円滑な検定会の進行を考えると
検定中でのリフト移動は無しが妥当・・




このためチャンピオンクワッドを1回乗るだけで
検定会の種目を全て終わらせることを考えると・・・ダイナミックコースなのですが
毎回悩むのが不整地 小回りのバーン。。

どこでやるか・・不整地・・非圧雪でやるか・・
コブを作るか??・・

結果今回の検定ではダイナミックコースの
ダイヤモンドクワッド乗り場から見える
急斜面の見上げて右端の非圧雪ゾーンで実施。。を決断。

検定会前日にはリフト停止ごろにスクールスタッフが
集合してコブをつくる方向で進めていたが、、、
8日は雪が降っていたため、、埋まることが想定され、、
コブ作りを断念・・10日の事前講習で受講者に滑ってもらうことで
コブができれば・・という感じでした。。




各種目の検定バーンです。
検定の実施順というか・・ゲレンデの上からとなります。。

大回り はダイナミックコースの
チャンピンクワッド降りてから二つ目の斜面。。

不整地 小回り は先に記載した
ダイヤモンドコースに迂回する先の
ダイヤモンドクワッド乗り場から見える急斜面。

シュテムターンは
上記急斜面下の緩斜面。

小回りは ダイヤモンドクワッド乗り場先の
林道を抜けてダイナミックコースに合流した斜面。
見下ろして右端で・・

総合滑降 は
小回りが斜面1/3程度降りるので
そこからスタートの逆のコース端・・
見下ろして左側で。。

今後の検定会もチャンピオンクワッドが動く限り、
またはダイナミックコースが滑れる限りは
同じコース設定になると想定します。
・・・多分。。




2.検定会

検定会ですが。。。

私の担当は・・今回は級別テスト2級の事前講習と検定員。。

級別テストの受験者は21人、、事前は18人であり
事前講習の講師は3人で対応!!

級別テスト2級の事前講習では半分以上が検定初心者。。。
何の種目が分かっている受験者が2/3くらい。。
そんな感じでした。

高鷲スノーパークのSAJスキースクールでは
級別テスト2級の検定会で大回り・・小回りが
合格点を獲得している受験者で シュテムターンが
不合格となった場合は。。。

「事前講習を担当した講師の責任」としています。




このため・・という訳ではありませんが、、
一通り検定するコースで各種目を滑った後に
念入りにシュテムターンを事前講習でやりました。。

それと・・小回り、大回りは
ちょっとした時間で合格のレベルに引き上げるのは難しいが
シュテムターンなら全員合格に向けた指導も可能です。。

・・という感じの事前講習からの検定会でした。。

大回りは 一般のお客様と滑りが重なり
緊急停止や回避もありましたが、受験者も含め安全に検定を進めました。

斜度があまり急でないこともあり
暴走する受験者はいなかったのですが、、
ターン数が多い受験者は減点されていたと思います。

不整地 小回り は
事前講習で滑ってもらうことでコブができたようです。
このため事前講習の時に比べるとコブは少し深くなっていたようですが、
滑り易いコブであったためギリギリ滑り降りてきた滑りは
減点となっていたと思います。

小回りは 級別テスト2級では若干 パラレルスタンがばらけていても
外脚にしっかり荷重して滑ることで小回りターンしていた受験者は
合格となっていました。
級別テスト1級でも基本的には外脚荷重を重要視し、
板なりに傾くだけの滑りは減点となっていました。
もちろん暴走も減点です。

総合滑降は 降りてくるだけ・・と感じる滑り。。
ある程度スピードの次元が高い操作ができることが
演技できていなければ減点となっていたと思います。
少し距離が短かったけど、、なかなか降りてこないと
感じると減点になったと思います。




3.結果

結果ですが。。

凄く加点が出た受験者もいました、、、
不整地での減点を整地の加点で合格した受験者もいました。。

結果は以下となります。

級別テスト1級 受験者15名、合格者3名
級別テスト2級 受験者21名、合格者2名
Jr1級    受験者4名 、合格者1名

高鷲スノーパークでは受験者の半分くらい合格となる場合もありますが、
今回の合格者は結果的には少なかったように感じます。

級別テスト1級では不整地 小回り で合格点が出ている
受験者が少なかったこと、、、




級別テスト2級では小回り の合格点が出ている受験者が
少なかったように感じます。

JR1級では全体的に滑走性が良くなかったように感じます。。
なかなか降りてこないな・・という感じでした。。

検定員を担当して点数を付けているともっと沢山
合格者が出ているようにも感じていましたが、、、
結果・・思っていたより少ない感じでした。




まとめ

級別テストにチャレンジする受験者が多いと
嬉しくなりますね。。。

遥か昔の私が級別テストを受験していたころは
25年位前ですが、、
それぞれの級で15人位以上の受験者が毎週受験していて
合格者が1~3人程度。。
私も級別テスト1級では3シーズンもかかりました。

何が上達したわけでないが、、受かりたいという気持ち
ばかりで検定を受験して・・
何度不合格となったことか。

今考えると何もわかってなくて、、何も出来ていなかったと感じる。




そもそも・・暴走しないように・・という程度の滑りだった。。

検定会で上のレベルをひとつひとつ合格して
行くときに たまたま 上手く滑れて合格しても
どこかでレベル合わせ、、底上げしないとどうあがいても
受からない資格にぶち当たる。。

私も不整地 小回り が凄く苦手だが、、
不整地も級別テスト1級以上は必ず種目の一つとなっている。
どこかでは ある程度滑れないと その先に行くことはできない。

取り組み方にはいろいろあると思うが、、
何も考えずに突っ走るより、、
ある程度、滑りを動きを、その体勢の理由を理解して
取り組むことで上達する時間は短縮すると思う。




自論だが、、、級別テスト、、プライズテストは
基礎スキーのレベル確認の検定、、、
スキーの基本は変わらない。。検定会では設定された斜面で
求められた、滑り、正確さ、安定性をスキーの基本の動きで
滑れているかを確認しているに過ぎないと思う。。

これをスキーの基本の動きを別の動きで補填して滑ると
減点になる。。。
たったこれだけのことだと思う。。

スキーの基本に沿って滑ると減点するところがない。。
減点されなければ合格。。
というように基本的にはこんな感じかと・・




ということなので、、、
不合格となっている人の殆どは基本ができていない場合が多い。。

スピードを出した練習、何度も繰り返し練習も必要だが、、
基本を見直すと全ての種目の底上げができるかもしれない・・と思う。

高鷲スノーパークでは雪のある限り
検定できるバーンがある限り級別テストはできる限り実施すると思う。

3月27日、、3月31日。。。
今シーズンに目標とする検定を合格して
来シーズンは新たな目標に向けてスタートできるように
残り少ない期間ですが・・取り組んでみてください。

スキー テクニカル検定 高鷲スノーパーク で2月4日に実施の検定 合格5人!! 

スキー の谷回りは難しいが重要 山回り切替谷回り山回り切替谷回り山回り 勢いを生かしてターンする

スキー の上達の鍵は谷回りにあり 谷回りの滑り方でターン全体が変わる

スキーの 谷回り を物理的にイメージ 加速度を抑えてスピードを上げない

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