スキーのコブが苦手は・・ポイントを整理してコブに入り練習が近道


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

今シーズンにコブが苦手な受講者にコブの導入編・初級編に
ついてレッスンを行いましたが、、

コブを滑る前段階における受講者の傾向を展開します。




受講者の傾向

高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
コブが苦手なスキーヤーに向けて
コブに特化した特別講習を設定しています。
http://takasu-spss.whitesnow.jp/category2/entry14.html

コブが苦手で一人で滑れなかったり、
滑り方がわからないスキーヤー向けの初級コースと
コブは滑れるが検定などで高得点を目指したり、
更に高度な技術を身に付けたいというスキーヤー向けの
上級コースを設定しています。

特別レッスンなので実施日は限られていますが、
毎回大勢の受講者が集まり大盛況の特別講習です。

このレッスンの初級コースや一般レッスン
さらにコブ対策レッスンでのポイントを
以下に展開します。

1.ポジション

2.エッジング

3.同調

4.スタンス

5.滑り方

以上の内容で展開します。







1.ポジション

ポジションですが。。
コブや不整地を滑るために必要ということではなく、
スキーを上達するために超基本となる根幹の
ポジションや板の操作方法です。

コブではスキーの板に乗って。。。。
コブ以外でも板に乗ってですが。。

特に板と一緒に身体もついていく
意識も必要だと思います。

このためには基本の正しいポジションや身体の
動かし方。。。板の操作を知ることが上達の
近道と考えます。

基本的にはプルークボーゲンの外脚の
操作を基本として、この外脚にしっかり荷重できる
ポジションと上体の動き、力のかけ方の概念を
理解してパラレルスタンスとして
横滑りに展開していきます。

テクニカル受験者に読んで欲しい プルークボーゲンは全ての滑りの原点だ!

スキー の根幹はプルークボーゲンにあり 外向はずらすために必要全ての滑りに通じる滑りの根幹

コブを滑るにはこの横滑りがある程度
できるようになっていることで、
コブを滑るための滑り方が習得しやすいと
思います。




2.エッジング

エッジングですが。。
スキーで滑るためにはエッジのかけ方を調整して
制動しながらスピードコントロールや
ターンをしていきますが、、
このエッジのかけ方を操作、制御するというより、、
エッジをかけることに意識が集中している
スキーヤーが多いと思います。

コブを滑るときはエッジをたてて
エッジングを強める動きも大切ですが、、
ずれ滑るためにはエッジを調整しながら滑ること。。。

重要なのは板を操作するためにエッジングをやめて
フラットな状態を作ることだと思います。

ターンを行う時にエッジを多用して滑ると
ターンのサイズは板の回転半径に依存してきます。
しかし、、エッジを外した状態をつくり
板のトップとテールを同時に回転させるピポット操作
を活用できるようになると。。

板の回転半径にかかわらず、、
コブに合わせてコンパクトにターンを行うこともできるように
なります。

エッジをかけること。。そして、、外すこと。。
コブを滑るには重要だと思います。

スキー上達の最短はピポットにあり!








3.同調

同調ですが。。
コブを滑るためには
左右の板を同時に操作して滑る必要があります。

同調できずに板がばらけてしまうと
板が重なる原因にもなります。

ピポット操作を行うためにも
同調させる必要があります。




4.スタンス

スタンスですが。
コブを滑るためにはかなり重要だと思います。
パラレルスタンスで。。閉脚で滑ること。。

エッジを求めていき谷側の脚が開いてしまったり、
ターンを誘導するときに開きだしで脚が開いてしまったり、、、
コブを滑るときには閉脚で滑ることで
安定して板を操作することができ、
安定して滑り降りることができます。。

脚がばらけると
同調ができない。。ピポットができない
2本の板をばらばらに操作するとコブを滑るための
難易度も高くなります。

コブは閉脚必須です!!




5.滑り方

滑り方ですが。。
基本的な動きを習得したなら
それをどうやって活用して滑るかですよね。。

初級レベルで初めてコブを滑るのであれば。。
ツートン とか ずるどん とか呼ばれている滑り方で
コブを滑っていくこととなります。
ツートン や ずるどん で滑れないコブは
バンク で滑っていくこととなります。




①ツートン・ずるどん

ツートン・ずるどん ですが。。
コブの裏を板を横滑りしてコブの底まで
滑り、コブを越えるときにピポット操作で
クルッと コブの裏に板をあてて、
横滑りをしていく滑り方です。







②バンク

バンクですが。
コブの形状によっては
ツートン・ずるどん で滑ることはできません。

ツートン・ずるどん で滑り易いコブは
コブの裏があるコブです。

ピッチの短いラインコブはコブの裏が短く
ツートン・ずるどんで滑るには困難です。

この時にコブを比較的大きく回る
バンクを滑っていくのがよいと思います。

バンクとは競輪などのカーブで
斜めに盛り上がっている部分をバンクといいますが、、
コブのその部分を滑っていくこととなります。

バンクを滑るにはコブ上部から
コブの溝の外・・バンクをずらしながら
滑ります。

整地の小回りと同じ要領で斜面を
落差を設けて滑り降りるようにずらしながら
バンクを滑ります。

バンクからコブの底を抜けて
次のコブのバンクを滑ります。

ツートン・ずるどん に比べて
コブからの衝撃というか乗り越えるという
感じは少なく滑れると思います。

逆にバンクで滑りにくいコブは
落差が大きいコブであったり、
雪面、、コブが硬いときには
ツートン・ずるどん で滑るのがいいと思います。




まとめ

コブ初級者のレッスン前の傾向やポイントを
展開してみました。

コブを滑れないなら・・
コブに最初から がつがつ 入って
兎に角慣れる という上達の仕方もあると思いますが、
基本をしっかり知りながら覚えながら
コブに入ると。。
あまり恐怖心はなくコブに入って練習できるように
なると思います。

コブを滑るのに気合もいると思いますが、、
無理をして怪我をしてしまうと
練習をすることもできなくなります。

コブは習うより慣れろ。。とよく言われますが。
基本を知り、滑り方を知り
ゆっくりでも滑り降りれるようになった状態から
慣れろ!!!!
でよいと思います。

これからのシーズンオフ近くのゲレンデは
雪が柔らかくなり、、コブも滑り易くなります。

これからがコブ上達の季節です。。
コブを滑ってしっかり上達してください。。。

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