スキーの 谷回り を物理的にイメージ 加速度を抑えてスピードを上げない


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

スキーの小回りで上級者はターン全体でずれを上手く使いながら
制動し滑らかに滑走する。。

ターン全体に。。。
なぜターン全体でずれを使えるのがいいのか??
なんてぼーっと考えてみた。。

以下に自論を展開します。







ターン全体で制動

スキーを上手く滑らすにはターン全体で制動する
のがよいと思う。

全体で制動、制御ができればターンをしている
どの部分からでも板もスピードもコントロール
できる。。。

これってなんでだ???
以下に項目を示します。;

1.重力加速度

2.運動量

3.直滑降

4.山回りのみ

5.谷回り

以上を展開します。




1.重力加速度

重力加速度ですが。。。
いきなり難しそうな単語が出てきましたが、、、

物体に重力がかかることによって発生する加速度の
ことです。

地球の標準重力加速度は9.8m/s2(s2でSの二乗とみてください。)
ですが。

地球上でものを落下させると1秒後に9.8m/sになります。
2秒後には19.6m/sとなります。
落下させるものの重さに関係なく同じ加速度となります。

ありえないけどスキーも落下して行くと
こんな速度となると思います。

実際には空気抵抗があり空気に重さが近いほど
落下する加速度は小さくなるようです。
このため、重量が重い方が軽いより早く落下する
というこです。

このため鉄球より羽の方が落ちるのが遅い。。

スキーも重量が重い方が滑っていきやすいのも
これに関係していると思います。







2.運動量

運動量。。ですが。。

運動の勢いであり物理的には

質力×速度

となります。
同じ速度で走る車でも軽自動車よりトラックの方が
衝突したときにダメージが大きくなります。

さらに。。。
同じ重量でも速度が速いほどその衝撃は大きく
なるということです。。。




3.直滑降

直滑降ですが。。。
直滑降は重力加速度の何もない状態で落下して行く
のと近い状態ではないかと思います。

雪面をスキーの板で滑るというところではありますが、
加速度は雪面抵抗や空気抵抗と進む方向の関係で小さくは
なると思いますが、、、
スキーヤーが止めるための操作をしてあげないと
どんどんスピードは出て行くと思います。
(抵抗の関係で上限はあると思います。)

イメージ的に目標の滑るスピードに対して
何もしない直滑降はどんどんスピードが増して行く感じです。




4.山回りのみ

山回りのみですが。。。
ターンの山回りで制動を行ったときの
イメージですが。。。

こんな感じのイメージです。。イメージですよ。。。
谷回りで制動ができていないので直滑降と同じように
加速して行きます。

山回りに入るとがんばって制動して目標とするスピードより
遅くなるようにします。。
同じように次のターンの谷回りで加速しスピードが
上がり、山回りで減速。。。

山回りでしっかり減速ができない場合は・・・

こんな感じのイメージではないでしょうか。
谷回りで加速して、、山回りで減速しきれない。。
すると速度のベースが上がったまま谷回りでまた加速・・・。

運動量であるように速度が上がるほどパワーも大きくなるため、
抑えきれない速度になってしまったら破綻して暴走。。。
という感じでしょうか。。

斜度が厳しくなるほど自然落下に近くなるため、
加速度も増して、時間当たりで増すスピードも急激になるため
急斜面であるほど、このようなイメージで破綻してしまうのでは
ないかと思います。




5.谷回り

谷回りですが。。。

山回り だけでなく 谷回り での制動も行うと。。。

こんな感じのイメージでしょうか。。
谷回りは大きな力で制動をかけることはできないので
加速度を小さく、、、スピードの増し方を軽減するイメージです。
谷回りで目標とするスピードより若干越えて行きますが。。
山回りで制動をかけることができるので目標のスピード
で抑えることができます。

もし。。谷回りで制動で抑えすぎてしまったら、、
山回りは加速して目標のスピードに上げてやれば
いいと思います。
スキッド & カービングですよね。。

谷回りで制動することで山回りでの制動が楽になると思います。




まとめ

谷回りで制動を行うと山回りでの制動が楽になる。。

加速度と時間の関係で何もやっていない時間が
ながいと速度はどんどん上がります。

山回りの後に谷回りで何もやらないで
板を走らせてしまうと加速して山回りとなります。

少しでも谷回りで制動してやれば
加速度は小さくなり速度が上がらなくなる。
少しでも谷回りで制動してやれば
加速しても山回りまでの時間が短くなるので
加速する時間も短くなり速度は上がらなくなる。

速度が上がると運動量も上がるため
制動するために大きな力を必要とします。
速度が上がらないうちに制動してしまえば
小さい力で速度を抑えることができます。

イメージ的に速度を抑える表現をしていますが、、
実際は加速度を小さくするために雪面に
抵抗をかけているイメージかもしれません。

物理とスキーをこじつけてみました。。
自論で。。。イメージで。。
・・・・と思うというレベルです。。

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