高鷲スノーパーク SAJスキースクール で開催された級別テスト1級「不整地小回り」の合格のポイント ずらして制動。。基本は閉脚 


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト 1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

2019年3月3日に
高鷲スノーパーク SAJスキースクールで
級別テストの検定会が開催されました。

1級、2級合わせて30人近い受験者があり
シーズン終盤を感じさせます。

検定会のいつも最後の種目に設定されている
種目・・・・不整地小回りですが。。

今回はチャレンジコース下部で実施されました。

雪質は若干重いが ずらすことができる感じでした。
スタートから半分程度は浅いコブがあり
それ以降は非圧雪の状況のバーンでした。

この時の級別テスト1級の不整地小回りについて展開します。







不整地小回り

級別テスト1級の種目の中で
比較的苦手な人が多いのではないでしょうか。

大回りに比べて小回り系の種目が苦手な人が多く
その延長線で不整地小回りも不得意な人が多いと
思います。

今回検定で使用したバーンは
コブでも浅いコブでした。

級別テスト1級であればゆっくりでも
滑りきれば合格点は出ると思います。

ですが。。滑り降りてくる。。。です。
降りてくるでは点数は出ません。

今回の検定における合格のポイントを示します。

1.ずらす

2.制動

3.ライン

以上の項目で展開します。




1.ずらす

不整地・・コブを滑るにはずらさないと
滑ることができません。

しっかり板の上に乗り
板に身体がついて行かないと
上手くずらすことはできません。

今回の検定では前半がコブで
後半が非圧雪バーンです。

前半のコブを抜けた後で
ターンができずに真っ直ぐ滑ってしまう
受験者が多かったと思います。

今回の検定では縦にターンができずに
滑ってしまった場合減点になっていたと
思います。

コブが無くてもずらせるように
普段からいろんなゲレンデを
滑るのがいいと思います。




2.制動

制動ですが。。。
先の項のようにずらして制動することとなります。

ずらすためには
ある程度板を操作して板がずらして
雪面から抵抗をもらう状態を作る必要があります。

板に対して傾いてエッジをかけるだけでは
板が走ってしまうか、、
これが山回りであればエッジングによる
ブレーキングもできると思います。

ですが、板を操作して制動していくには
エッジを外して板を回しやすくする状態
も作ってやらないと板を操作することはできません。

身体が山側にずっといる状態では
エッジがかかり続けるため、
次のターンに進むには無理やり板を
回す、、次のターンのエッジに乗り換えるために
踏み替えやローテーションにより板を回すこととなります。

コブの中でこの操作をすると
コブに対応できる範囲が狭く破綻してしまいます。

エッジをかけるのは必要ですが
エッジを外す。。。体の下に板を戻すことで
板が回し易くなると思います。

板が回れば制動をかけるための
状態を作り易くなります。







3.ライン

ラインですが。
先にも記載したように
今回の検定は前半はコブで後半は非圧雪でした。
コブはラインになっており真っ直ぐ降りていくことができます。

コブの中で板に対して体が山側の状態で
コブを抜けて非圧雪に入ると
板がフォールラインを向いた状態で
板が回せないため。。板に対して山側が
後傾の状態をつくり、、ほぼそのまま真っ直ぐ滑り降りて
きてしまいます。

下から見ているとコブを抜けた途端一気に加速して
ゴールする感じです。

コブを苦手とする受験者は
コブを抜けて非圧雪部分に入ると
コブから真っ直ぐのラインではなく
ぐっと別のラインに移動し滑っている感じでした。

点数が出ないわけではありませんが、
小回り系はスタートからゴールまで
真っ直ぐに滑っていくのが見栄えはいいと思います。

不整地でコブのラインが曲がっている場合は
このラインを滑りきる方が見栄えはいいと思います。




まとめ

不整地小回りは先にも記載したように
降りてくるだけではなく。。。

滑り降りてくることが合格点を獲得するためには
必要だと思います。

滑り方は同じでもゆっくり、ゆっくり、、じりじりではなく
若干の滑走性を観せることで滑り降りてくるように感じます。

級別テスト1級ではコブはあるがあまりにも
深いコブの場合はコブを使わないで
非圧雪を不整地として検定バーンに設定することも
少なくありません。

非圧雪のバーンで滑走性良く滑り降りていても
ターンができずに真っ直ぐ降りてきているか、
操作して攻めてきているかは見ていると判断できます。

どのようなバーンで不整地小回りが設定されるか
その日のゲレンデの状況で判断するため
普段から非圧雪のバーンも滑れるように練習するのが
いいと思います。

一見、、不整地はコブの方が非圧雪より難しいイメージですが
逆だと思います。

検定ではコブが無い方がターンする切っ掛けもなく
足場も悪いため難しいと思います。

最後にコブの超基本です。。。
絶対閉脚です。。閉脚でないと逆に滑る難易度が
上がると思います。

コブは 閉脚です。。。

スキーの不整地コブの滑り方 絶対「閉脚!!」そして「同調」 重要なポイントを展開

高鷲スノーパーク SAJスキースクール 小回り&コブレッスン コブが苦手な人が滑れるようになる特別レッスン

アイスクラッシャーでのコブの滑走 プライズ所有者でもコブは怖い でも・・両スキーは絶対閉脚!!!

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