2022年第二回 高鷲スノーパーク テクニカルプライズ検定の結果
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
毎週のように検定会が開催されています。
3月6日にもテクニカルプライズの検定会が開催されました。
開催された検定会について自論を展開します。
テクニカルプライズ検定会
テクニカルプライズ検定会ですが。。。
2022年2回目の開催となります。
今回のテクニカルプライズは3月6日に検定会。
前日の3月5日には事前講習を実施しました。
近隣のスキー場でも立ち代わり
プライズの検定会が実施されている中で
高鷲スノーパークでの受験者は17人となります。
検定会に関して以下に項目を示します。
1.検定会
2.合否の差
以上の内容を展開します。
1.検定会
検定会ですが。。
3月5日に事前講習を実施しました。
事前講習は12人です。
受講者全員が翌日の検定会の受験でなく
事前講習だけの受講者もいました。
講師は2名体勢で実施しました。
受講者が多ければ検定コースの下で講師が張り付いて、
受講者に検定コースを滑ってもらいますが、
今回は講師が受講者を連れていく
通常のレッスン形式で実施しました。
事前講習は2チームに分けて、
午前と午後で講師を入れ替えての実施です。
事前講習では朝一番はゲレンデも整地されたばかりで
大回りも快適に滑ることができました。
不整地のコブも硬くもなく滑りやすい状態でした。
午後からガスって視界が狭くなる状態もあり
湿った雪も降っていて環境の悪い状態での講習となりました。
午後からはコブも硬くなり難易度が上がった状態でした。
検定会当日は、
17人が受験でした。
画像は高鷲スノーパーク SAJスキースクールのFBから引用しています。
雪が降っていて
圧雪後の斜面に雪が積もっていました。
朝一番は雪も軽くて 滑りは悪いが
大回りもできた状態です。
斜面一面 新雪。。。。
コブも雪で埋まっていました。
天候はガスが出たり、晴れたりで
予定していた検定種目の順番を
直前に変更しての実施でした。
当初の予定では
斜面が荒れていない状態で
大回り系 を実施する予定でしたが、
ガスが出てきて視界が悪かったため、
総合滑降をできる限り引き延ばす最後に実施しました。
検定バーンは全てエキサイティングBコースです。
検定の種目順は以下となります。
①大回り
②小回り
③不整地 小回り
④総合滑降
大回りを滑走の前に
インスペクションも兼ねて受験者全員でコース整備
してからの大回りの滑走でした。。。
更に、、、不整地 小回りでは2段コブが数か所あり
滑りにくい状態であったため、スクールスタッフによる
スコップでのコース整備と不整地 小回りの滑走前にも
受験者全員でインスペクションを兼ねてコース整備
してからの滑走でした。
検定時には不整地 のコブは比較的滑りやすい
状態だったと思います。
2.合否の差
合否の差ですが。。。。
雪面の状態は良いとは言えない状況での
検定会でしたが、
雪が重く詰まるということはなく、
雪だまりに板がもぐっても突き抜けていけるような
状態でした。
種目ごとに展開すると・・・
大回りは、検定会を全てエキサイティングBコース
での実施ということで、上から見て左側に不整地のコブが
作られていることもあり、コース幅は若干圧迫感があるようにも
感じましたが、間延びしなければ問題ないレベルだと思いました。
滑走距離はターン数で5~6ターンだったと思います。
横移動を中心にしたり、縦方向にターンスペースが
小さい滑走だと回転数が多くなったりもあり
減点となっていたと思います。
雪がたまっている箇所もあり、
スピードの出し過ぎを意識してだと思いますが、
山回りを中心に滑ってしまう受験者が多く
オーバースピードになってしまうか、、
横方向の移動が中心となってしまい減点になっていたと
思います。
また、雪面の状況からカービング意識が強いと
足場をとられたり、荒れた状況で体が遅れてしまうと
安定した滑りはできていなかったと思います。
よいポジションで板に乗ることで
ターンスペースをとりながら安定した滑りをしていた
受験者は合格点が獲得てきていたと思います。
小回りですが。。
雪面もあれているため、
ずらしにくいこともあり板が回し込めていない
受験者は減点となっていたと思います。
スピードが出ないように板を横方向にして
止めてしまう滑りも落差が無く、ターン数が多くなり
滑走性がなくなるため減点となっていたと思います。
合格点を獲得していた受験者は
板を縦方向に走らせて奇麗なターン弧を描きながら
滑れていたと思います。
不整地 小回りですが。。。
コブの完走率は80%以上の感じです。
コブは無茶苦茶 固くもなく難易度は
適正なコブ斜面だったと思います。
板を横、横として ずらし降りてしまう滑りでは
減点になっていたと思います。
若干でものトップが下を向く期間があるとよいと思います。
最後の総合滑降ですが、、、
検定バーンは上から下まで あまり広くない
ほぼ同じコース幅なので横のスペースを活用した
演技は難しい状況だったと思います。
客観的ではありませんが、
見ていて不安感のある滑りの受験者は減点となって
いたと思います。
板に乗せられて滑り降りてしまったり、
後傾やローテーションが強いと減点になっていたと思います。
演技構成で減点となっていることはないと思いますが、
ガスっていて滑り出しは検定員から見にくい状況の部分で
小回りを入れたりしたのかな??と感じる滑りもありましたが、
滑走スピードが落ちてしまっていたと思います。
小回りを入れるスペースも無くて
大回りと中回りの構成となり種目的には大回りと同じ観点だったと思います。
正しいポジションに乗り安定して高いスピードの次元で滑る。
まとめ
今回のテクニカルプライズの受験者は17名でした。
結果合格者は2名でした。
検定員をやっていてもう少し合格者が出ている
雰囲気でしたが、
ばらばらの受験者がひとつづつ種目を落としてしまって
いた感じです。
自論ですが。。。検定会での-1点は後1点というとらえ方
もできますが、合格と不合格という大きな差があると思います。
ですが・・今回の検定会では-1点の受験者はあと少しが該当すると感じました。
検定会は整地された最高の環境で滑れるとは限らないので
雪質がいいとは言えない状況や視界が悪い状況では
ポジションの差が滑りに大きく反映してしまうと思います。
また、ターン始動が足元ではなく
他の動き、、、内倒、ローテーション、切替で上に抜けてしまうなど・・
があると、、これらの動きが顕著にあると減点となりますが、、
当然滑りにも大きく影響してしまっていたと思います。
今回の合格者は何度もチャレンジしていた受験者でした。
ひとつひとつ 減点となっていた原因を改善して合格を獲得できて
いたと感じます。
今回の検定会も雪質など良いとは言えない状況での
検定会でした。
朝一番に検定バーンには雪が積もっていましたが、
スキー場の協力によりできる限り遅くに圧雪されていたため、
他のコースより雪の積もり方が少なかったように感じます。
何度か受験者にはコース整備など協力いただきましたが
スキー学校からはできる限り良い環境で滑ってもらいたい
ということを考えて、
スコップを使ってのコブの整備や
スタート位置やゴール位置の変更、、、
実施する種目順の変更など実施しました。
今後も高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
受験者にできるだけよい検定環境を提供できるように進めていきます。
次回は3月26日(事前講習)・27日(検定会)が最後の
プライズテストとなります。
この時はテクニカル・クラウンの実施です。
不整地もできる限り雪質に合わせて作り直す予定です。
毎年3月末の検定会はスキー場内で雪を求めて
検定バーンの設定に苦労しますが、、、
今シーズンは雪も多くエキサイティングBコース
で実施できるのでは???と思います。
もし、、、受験を計画しているスキー狂であれば
参考にしてください。。。。
コブもできる限り事前に作り解放する予定です。。。
練習しに来てください。。。
次回のテクニカル・クラウンプライズは
毎年合計で70人以上の受験者に受験いただいています。
開催する検定コースによっては受験者の上限を設定する場合も
あるため、事前の予約が確実に受験できると思います。
https://saj-takasusp-ss.com/test/prize-test/
前走は。。。全日本出場クラス・・もしかしたらデモ??
の可能性もあります。
・・・事前講習は金子祐大デモとなっています。。最高!!!!
受験しないでも見学だけでも見ごたえありだと思います。
次回がプライズ最終です。チャレンジャーをお待ちしています。
そして一人でも多く合格者が出ることを願っています。
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