スキー テクニカル検定 高鷲スノーパーク で2月18日に実施の検定 小回りの壁!!
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
2024年初のテクニカル・クラウンプライズを開催しました。
シーズンも後半に入りつつあり
検定受験に向けて取り組んでいたスキー狂たちの
成果を確認する時期となってきました。
開催された2月18日の
プライズテストについて自論を展開します。
2月18日 プライズテスト
2月18日のプライズテストでは
先に記載のように
テクニカルプライズとクラウンプライズを実施しました。
(事前講習は2月17日)
昨シーズンまではクラウンプライズは
シーズンに1回 3月末に実施していましたが、
今シーズンからシーズンに2回を計画しています。
3月末での実施となると
開催するために雪との戦いというか
実施するゲレンデの選択も近年は
苦労していました。
何より雪質がよいトップシーズンに
開催が受験者も望んでいると想定し
2月にも実施しました。
実施したプライズテストについて以下に項目を
示します。
1.実施のコース
2.合格の壁
3.結果
以上の項目で展開します。
1.実施のコース
実施のコースですが。。。
2月ということもあり
まだまだ雪もあります。
ですが、、今シーズンはかなり雪が少ない。。
でも・・いつものコースの
エキサイティングBコースで
全ての種目を実施することができました。
不整地は斜面を見下ろして右側に2レーン
準備しました。
1レーンは概ね4m、もう一つは4.2mで
作りました。
気温も上がったため雪は少し柔らかめだったため
不整地も滑り易かったと思います。
雪質は柔らかめだけど、、
滑走性は良かったように感じます。
滑るけど雪は軽いわけではないため
無理にこじったり、板の反発は受けやすかった
とは思います。
滑る雪なので上手く制動ができないと暴走に
近い滑りにもなったと思います。
**事前講習終了後に不整地の整備をお手伝いいただいたみなさん
ありがとうございました。****
2.合格の壁
合格の壁。。。ですが、、
今回一番感じたのは
小回りの 谷回りの操作であると感じました。
小回りで谷回りから制御、制動できないと
山回りに負担がかかるし
山回りでの切れ、、走りを見せるどころか
スピードが出ないように必死に止めてしまうこととなる。
・・それか暴走に繋がってしまう。
谷回り・・と一言で言ってしまったが、、
結局はずれの使い方が明暗を分けたような感じだと思う。
小回りでしっかり乗ることができれば
カービングに近い形でも滑り降りることも
できたと思うが、
確実にスピードオーバーにならないように
制動して、、ターン弧を調整するなどして滑るには
谷回りでの ずれ の概念がないと
操作の幅は狭く、、どんな斜面でも滑れるという訳には
行かないと思う。。
小回りでは 谷回りで 踏む、、ずれを活用し
余裕ができたなら山まりでカービング的、、
ずれを少なく滑走性を上げて滑ってくるのがよいと思う。。
山回りで余裕がなければそのままずらすことでも
問題ないと思う。。
ずれ と言っても板の横方向にずらすのではなく
トップ方向に進みながらずらすことで、、
滑走しながら、、奇麗なターン弧を描きながら
滑ることができると思う。
今回の検定で感じたのは 小回り を
多くの受験者が合格点を獲得できていなかったので、
合格点を獲得するためには、、、、
谷回り・・そして・・ずれ・・
この概念があるかないかが合格の壁となっていたと思う。
3.結果
結果・・・だが。。
今回のテクニカル・クラウンプライズ検定会での
結果だが、、、
テクニカルプライズは
受験者 23名中 合格1名
クラウンプライズは
受験者 35名中 合格4名
でした。。。
イメージ的にはテクニカルプライズの受験者が少なかったように
感じるが、、この週末に近隣のスキー場でも実施していたので
そちらに人が分散したと思っています。
**両方受験していたスキー狂もいたようですが・・
合格者は採点中にはもっと多い印象でしたが
結果はテクニカルでは厳しい結果となりました。
整地も荒れることなく、固くもなく、不整地も硬くなく
バーン状況は悪い状況ではなかったと思います。
先にも記載しましたが、
なんとなく小回り で差がついたように感じます。
合格された受験者のみなさんおめでとうございます。
まとめ
テクニカル、クラウンプライズの検定。。
レベルの高さを改めて感じます。
少しのミスが種目で減点に繋がる。。
ミスが減点に繋がると言っても
ミス自体でというよりミスから全体の滑りが
崩れる感じです。
小回りでは途中からの加速や
不整地では少しの後傾からの転倒やコースアウト、、
総合滑降ではリズム変化を入れたときに
減速に繋がってしまったり。。。
そのままゴールまで滑ってくることができれば
合格点を獲得できた受験者も少なくないと思います。
事前講習でも多くの受講者にどのように滑っているかを
ヒヤリングしてからアドバイスしたのですが、
山回りの意識はあるが、あまり谷回りの重要性を感じていないこと、
ターンマックスでのエッジングでの制動を意識しているが、
ターン全体を考えて ずれ を活用していないこと。。
ターン弧を想定して板をトップ方向に進ませ続ける
意識があまりないこと。。
技術的に高いレベルの受験者が多いので
少し操作を変える、意識を持つことで
合格のレベルに到達することもあると思います。
多かったのが、、回す意識が多い。。
ローテーション・・
上体からターンを誘導しているものです。。
検定会の総評でもお伝えしたのですが、、、
基礎スキーの検定なのでスキーの根幹となる
操作を別の操作で補填すると減点になります。
ハイスピードな操作に目が行きがちですが、、、
実は基本的な操作を振り返ることで
底上げとなり合格点に到達する場合もあると思います。
プライズテスト 凄く難しい検定ですが、、、
基本を忠実に求められたスピードでターンをして
滑り降りてくることで減点はしにくくなると思います。
今シーズンはスキー場の雪がなくなるのが早いかも
しれません。。。
検定受験は計画的に・・・ですね。。
検定受験されたみなさん お疲れさまでした。
また、高鷲スノーパークの検定でお会いすること
合格することを願っております。。
合格された受験者のみなさんおめでとうございます。
***検定会でお声がけいただいたみなさんありがとうございました。。。
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