高鷲スノーパーク 2022-2023年最終の級別テストは春雪の攻略が鍵
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スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
シーズン中 雪が安定している高鷲スノーパークもシーズン中に比べると
大分雪がなくなってきてしまった。
昨シーズンに比べて融雪が2週間以上早いような気もする。
ついこの前にシーズンインしたと思っていたら
あっという間にスキーシーズンが終わってしまいそうだ。
スキー狂たちも今シーズンの級別テストやプライズテストの
合格に向けて取り組み成果を出せた人も多いことと思います。
4月2日 に今シーズン最後となる
級別テストを実施しました。
この時の様子について自論を展開します。
↑高鷲スノーパーク SAJスキースクール FBからの引用です。
シーズン最終の級別テスト
シーズン最終の級別テストですが、
岐阜の奥美濃では一番遅くまで
実施できているので、
この時期は受験者も毎年多く今回も受験者は1級・2級合わせて
20人を超える受験者が級別テストを受験しました。
シーズン終盤となると事前講習の受講が無く
検定会だけの受験が多いと想定していたのですが、
殆どの受験者が事前講習からの受験で
受検だけは少なかったです。
級別テストの様子について以下に項目を示します。
1.検定コース
2.攻略
3.結果
以上の項目にて展開します。
1.検定コース
検定コースですが。。
高鷲スノーパークの級別テストは
チャンピオンリフトを活用して実施することが
多いのですが、
チャンピオンリフトも既に営業停止しており
コースにも雪がないため
別のコースで実施しました。
前回の級別テストの検定会は
パノラマコースで実施したのですが、
融雪が進みパノラマコース上部を滑ることもできなくなって
しまったので、
ダイヤモンドコースで実施しました。
ここ何年ではダイヤモンドコースで検定会を実施するのは
覚えがないくらいです。
高鷲スノーパークのメインバーンであり
一般のお客様も多く。。検定会には不向きなコースなのですが、、
検定会をできるかぎり実施するためにダイヤモンドコースでの実施です。
ダイヤモンドコースでの実施するにあたり
大回りや総合滑降の設定が難点でした。
一般のお客様が多く滑る中で
比較的高速で滑る必要があり安全の確保が課題でした。
また、級別テスト1級に合わせた不整地の設定でも
苦慮しました。。
最終的には
ダイヤモンドコースの最上部から小回り
ダイナミックコースからの合流点付近から
大回り・総合滑降スタート。
↑高鷲スノーパーク SAJスキースクール FBからの引用です。
大回りのゴール付近からシュテムターン。
シュテムターンが終わった段階でスーパーコースとの
合流より少し上となりました。
不整地はTAKASU TERRASUからダイヤモンドコースまでの
短い斜面での実施でした。
検定種目の実施の順番は
小回り→大回り→シュテムターン そしてダイヤモンドクワッドにのり
不整地小回り→総合滑降 の順番での実施でした。
当初 大回りと総合滑降のスタート位置は同じ位置で想定していましたが、
一般のお客様や安全を配慮して総合滑降のスタートを少し落として
滑走距離は若干短くしての実施となりました。
2.攻略
攻略ですが。。。
春です。。。雪が柔らかく春の雪となっています。
踏むと板が潜っていく
春の雪への対応が必要になると思います。
上体からターンを誘導してしまうと
思っている以上に板が雪に潜ったり
ターン外側にずれてしまうと思います。
足元から雪と会話しながら
どのように雪面とコンタクトしていくか?
内傾角をどの程度もうけるか?
調整しながら体勢を整える必要があります。
一気に上体から内傾角を求めてしまうと
足場をとられたり、、バランスを崩し倒れそうになったり
すると思います。
このような雪だとずらすことが難しく
凄く力を必要とします。
↑高鷲スノーパーク SAJスキースクール FBからの引用です。
フォールラインに向かって板を横向きに
するような制動を行っていると
板が詰まってしまうし、滑走性も損なわれます。
板もスムーズに動いてくれないので
上体からターンを誘導するようなことにもなりかねません。
当日の雪は比較的滑走性は良かったと思います。
このような雪では特に板を縦方向に進めながら
制動、、ターンをしていくことが最適だと思います。
山回りで外脚に荷重していきますが、
次のターンの外脚に荷重するために
前のターンの山回りの外脚に荷重して足場を作り、
そのまま次のターンの外脚に一気に乗り換えるような
踏み替え操作が出てしまうのも良くないと思います。
前のターンをしっかり仕上げて
切り替えを入れてから次のターンに入っていくことで
エッジをスムーズに切り替えることができると思います。
雪が重たくて板が思い通りに
操作できないなかで、滑走性を求めて
後傾になってしまう受験者も少なくなかったと思います。
まずは、一つ一つの動きを確実に丁寧に
滑っていくことがよいと思います。
3.結果
結果ですが。。
級別テスト1級は 受験者15名 合格者3名
級別テスト2級は 受験者11名 合格者5名
でした。。
毎回検定会で感じることなのですが。。
大回り系の種目を得意とする受験者が多いと感じています。。
今回の検定会では
小回り→大回り→不整地 小回り→総合滑降
の順番で実施し雪質も重く春の雪であり
小回りでは全体の1/4以下の合格者だったと思います。
↑高鷲スノーパーク SAJスキースクール FBからの引用です。
何人かの受験者はマイナスからのスタートで
不整地 小回り や 総合滑降 の加点で合格を
獲得している受験者もいました。
小回り ではしっかり外脚に荷重されないで
板を振るような操作であると減点になっていたと思います。
大回り や 総合滑降などでは
後傾となり制御ができていない滑りは減点になっていたと思います。
シュテムターンに関しては
多くの受験者が外脚にしっかり荷重することで
パラレススタンスに移行できていたと思います。
外脚にしっかり荷重できていないと
内脚を自由に動かすことができていないために
減点となっていたと思います。
不整地小回りは
滑り降りてくることで合格点が出ていたと思います。
若干バランスを崩しながらでも
滑りきるという気持ちの面も凄く伝わってくる
受験者もいました。
シーズン最終の検定会で多くの合格者が出たと感じています。
シーズンオフ近くは練習を念入りにしていることもあり
レベルの高い受験者が多いと感じます。
まとめ
2022-2023年シーズン最後の級別テスト
の検定会を無事終了することができました。
受験者も多かったが観覧者、応援者も多かったと感じています。
今シーズンは休日での検定会の実施は全て
受験者が滑走後即時に採点結果が表示される
オープンジャッジで行いました。
今回の検定会でも盛り上がっていたと思います。
合格点が出た際には拍手されていたと思います。
先の項での結果での小回り での採点でマイナススタートからの
不整地小回りや総合滑降も
オープンジャッジでなければ加点になる気合の入った
滑りができていなかったかもしれません。
採点後の滑走種目の滑走に向けた気持ち、戦略
について考えることができるのも、
点数が明確になることによる利点だと思います。
スタート係の無線のスピーカーに前に滑った受験者の
点数が公表されるため、滑走待ちの受験者にも
前に滑った受験者の滑りが何点かわかるので
目安にもなっていると思います。
シーズン初めはオープンジャッジで進めるにあたり
進行に時間がかかり、検定時間が長くなっていましたが、
改善に改善を重ね。。。
検定会の所要時間としては従来に比べても短縮できていると思います。
採点表示のボードも何度も改良を重ね
表示までのスピードアップと確認し易さが初期型に比べて
格段に向上したと思います。
合格証の発行も検定会終了後に時間を要せず
引き渡しもできていると思います。
また、検定会終了後即時の雪上で
最終の合格発表を行えるため
短縮できた時間を検定後のワンポイントレッスンとして
そのまま雪上で実施することができました。
スキー業界の発展と受験者ファーストで
取り入れた オープンジャッジですが
今シーズン 運用に問題のないところまで
改善できたと思います。
引き続き各検定会において受験者ファーストで
改善を進めます。
今シーズン検定に合格したスキー狂のみんさん
おめでとうございます。
引き続き目標とする合格に向けて取り組む
スキー狂のみなさんは 諦めず進めてください。
道に迷ったら高鷲スノーパーク SAJスキースクールに
ご相談ください。
残り少ないスキーシーズンですが
雪がある限りスキーを楽しみましょうか・・・。
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