高鷲スノーパーク で1月15日に級別テストを実施 検定会の内容を展開


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

高鷲スノーパークでは毎週のように級別テストが
実施されています。
1月15日に実施した級別テストに関して
自論を展開します。




1月15日 の級別テスト

1月15日の級別テストですが・・

級別テスト1級 4名
級別テスト2級 6名

の受験でした。

最近の傾向で級別テスト2級が多い感じです。
また、受験者の年齢的にも
ジュニアの挑戦者が多いようにも感じます。

私は20歳からスキーを初めたので
小学生の段階でジュニアテストの合格ではなく
級別テストが合格できていたなら
個人的に羨ましい感じです。

1月15日の級別テストに関して以下に項目を
示します。

1.検定バーン

2.検定結果

以上の項目にて展開します。




1.検定バーン

検定バーンですが・・

受験者が気になるところだと思います。

級別テスト1級の不整地小回りで使用するコブについて
1月15日にはエキサイティングBコース上部が
滋賀県連の技術選手権で使用されていたため、
コブを常設しているエキサイティングBコース上部の
コブは使用できず、
前日の1月14日にエキサイティングBコース下部に
検定用のコブを準備しました。

このため、検定バーンは




級別テスト2級は

大回り     チャレンジコース下部
小回り     チャレンジコース中腹
シュテムターン チャレンジコース・エキサイティングBコース合流部

級別テスト1級は

大回り     チャレンジコース下部
小回り     チャレンジコース中腹
総合滑降    エキサイティングBコース下部
不整地小回り  エキサイティングBコース下部

にて実施しました。

雪質は朝一は固かったのですが、
気温が暖かかったため
検定時には少し緩んだ雪質での検定でした。

気になる不整地小回りのコブですが、、
前日に作り少し深くなっていましたが
当日にコブの溝に何度も雪を落として
なるべく滑りやすい状況を提供できるように心がけました。




検定時には有志により
級別テスト2級受験者にコブの整備に
ご協力いただいたり。。。感謝です。。。

コブの形状は斜度が緩いのですが
若干細かいリズムのコブでした。

このレベルのコブなら滑り切れば合格だと思います。

全体的に雪質も良く滑りやすかったと思います。




2.検定結果

検定結果ですが。。。

級別テスト2級は
6名受検にて2名合格

級別テスト1級は
4名受検にて3名合格 です。

合格された方おめでとうございます。。

合否の差ですが。。。

級別テスト2級では
事前講習で念入りにシュテムターンの滑り方と
観点を説明し大部分の受験者が
検定員の観点を理解して滑れていたと思います。

全体的に合格者は外脚の荷重、、
板へのスキーヤーの働きかけによりターンされていた思います。

不合格となった受験者は
スキーの板への荷重ではない方法でターンを始動、構成
していたために合格点を獲得できなかったと思います。




級別テスト1級に比べて
級別テスト2級では基本と異なる動きで
ターンしていても合格点を出ていると思いますが、
基本と異なる動きが先行して、メインでターンを構成
してしまうと不合格になっていると思います。

級別テスト1級では総合滑降で
スピードが遅いと不合格となってしまいます。

種目を沢山盛り込めばよいわけでなく、、、
根本は高いスピードの次元の操作性をアピールする
演技が必要だと思います。

ゴールした時にスピードが減速した状態だと
減点になると思います。

余裕をもって演技できるように若干距離を長めに
とって検定をしていますが、
スタート直後にフォールライン横方向にターンが構成されて
しまうとスピードに乗らず、、、
検定バーン後半の斜度が緩くなって時点で失速してしまうと思います。




前半からスピードに乗った演技が必要だと思います。

なんといっても級別テスト1級は不整地があります。
不整地小回りの検定バーンはできる限り
エキサイティングBコースでの実施を想定しますが、
どうしても実施できない場合は別のコースで実施となります。

ある程度どのようなコブの形状でも
滑り降りてくることができるようにするのがよいと思います。
最低限 滑り降りてくることができないと合格点が出ないと思います。

念入りに滑り降りてくることが最低限と言っていますが。。
最後まで自分で制御して降りてくることができれば。
合格点を獲得できると思います。




暴走や停止、、、あまりにもゆっくりだと
減点になってしまうと思います。

検定バーン設定時に難しいコブの場合は
距離を短くしたり考慮していると思います。

ゲレンデにコブが全くない場合は 未圧雪の不整地を
設定する場合もありますが。。。

こちらの方がターンの切っ掛けがつかみづらくて
滑りの難易度は上がると思います。。
コブが無いと喜ぶよりも。。
コブがある方がどのように滑ればよいかは明確だと思いますよ。。




まとめ

今回は主任検定員と級別テスト2級の事前講習を担当しました。

級別テスト2級の受験者で大回り、小回りで合格点が取れていて
シュテムターンが不合格となっていたら、、
事前講習での説明不足と考えてもよいと思っています。
なので。。。検定員も必死の事前講習です。

シュテムターンはやり方が分かれば難しい種目ではないが
殆どの受験者が間違った理解をしているので、、
求めている滑り、、着眼点から説明しました。。。

級別テスト2級の受験者の中には
事前講習では問題なくできていた滑りも。。。
本番で滑れていないために不合格となっていた受験者もいました。

事前講習の時には滑り出しにもアドバイスをしながら
滑ってもらいますが、
検定員が本番でアドバイスることはできません。




遠回しに受験者に声をかけてから
採点のためのゴールに向かいまいますが、、

検定滑走時には必ず
自分で滑るときに注意する点、気を付ければうまく滑れるポイント
など思い出すことである程度冷静に滑れると思います。

思い出しても事前講習の時とは滑り出して雪質が変わっていると
思い出した内容が上手く滑走に生きてこないで
慌てることもありますが。。。
どのように滑ったかはしっかり覚えています。

練習で上手く滑れても
検定会で滑れないと合格できません。

何も考えないで滑り出すと
頭の中が真っ白のまま・・何をやったか分からないまま
滑り切ってしまいます。

必ず、、滑り出す前に気を付ける点。。。
さらにはルーティーン的な集中アップなど。。

思ったように滑れるように
実力を出し切れるように普段から
検定会を想定して滑るのがよいと思います。




ジュニアの受験者が事前講習の通りに
より滑りをしてきたときは。。
採点しながら凄く嬉しい感じです・・泣きそう・・

今週末も、来週末も検定会はあります。

今回不合格となった受験者も
再度のチャレンジをお待ちしています。

合格を一緒に喜びたいです!!!

スキー の級別テスト1級・2級をオープンジャッジで実施と合格の観点

スキー の級別テストを今シーズン中に合格するには・・これだ!!

スキーの級別テスト2級の合格に必要な滑りの要素

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