スキー の級別テスト・プライズテスト 受験会場ごとのレベル


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

スキーの目標とする資格の合格に向けて
シーズンオフから取り組みを行っていることと思います。

取り組みを頑張りすぎて熱中症にならないように
注意してください!!!!

スキーは目標とする資格の取得は
検定会の会場ごとに滑りを評価され合否ということになります。

指導員系では学科もありますが、、、、

・・この検定会について自論を展開致します。




検定会

検定会ですが。。。。

スキー学校に所属する人間としては
あまりこの辺に触れるのは
誤解を生むので避けていたのですが。。。。

検定会・・スキースクールで実施する
級別テストやプライズテストの
検定会について自論を展開します。

1.検定員

2.レベル差

3.原因

以上の内容で展開します。




1.検定員

検定員ですが。。

検定員を行うためには検定員の資格を取得しないと
できません。

検定員には3種類あります。

C級検定員・B級検定員・A級検定員です。

これらの検定員の資格を受験するためには
指導員系の取得が受験条件となります。

C級検定員を受験するためには
準指導員の資格が必要です。

C級検定員は級別テストの検定員を行うことができます。

B級検定員とA級検定員を受験するためには
指導員の資格が必要です。
A級検定員はB級検定員取得から5年以上経過して
いる必要があります。




B級検定員は級別テスト・プライズテストの検定と
級別テストの主任検定員を行うことができます。

A級検定員は級別テスト・プライズテストの検定と
主任検定員を行うことができます。

検定員は2年に1度 クリニックと呼ばれる
研修会を受講する必要があります。

このクリニックでSAJからの指針を確認します。

実際に行われる検定会では3審で実施します。

級別テストでは3人の内の最低一人がB級検定員以上の
資格を持った検定員が主任検定員として必要です。

プライズテストの場合は3人ともB級検定員以上の
資格が必要で3人の内の最低一人がA級検定員の
資格を持った検定員が主任検定員として必要です。

検定員はこのような感じで実施されています。

・・・ちなみに私はA級です。





2.レベル差

レベル差ですが。。。

八方尾根で1級・・凄いな・・
〇〇スキー場の検定は優しいとか・・・

そういう話は聞いたことはないですか???

検定する会場によって合格するレベル差がある。。??
ということです。

私自身も級別テスト1級の受験の時はとにかく合格が
したくて、簡単に合格する???というスキー場を
積極的に探したものです。。。

それでは。。。スキー場によって、、レベル差があるか??
について自論を展開してみます。

検定員の検定会やクリニックで
検定員の採点するレベルは基本的に
揃えられているのですが・・・
検定が開催される各会場で合否者の滑りの差や
レベルの差はどうしても発生してしまっています。




まずは検定員の資格取得についてですが。。

検定員の検定会では実技と学科があります。
理論は満点に対して60%以上の正解が必要です。

学科については、
対象者20名を限度とした検定会などで
採点して、標準点に対して合否の的中が70%以上で
±3ポイント以内の的中率が80%以上を獲得する必要
があります。

一概にこの数字がレベル差に結び付くわけではないのですが、
合否の的中率70%など100%を求められていないということ。

さらに。。。。
標準点は検定員検定会を実施する検定員3名が
採点した平均が標準点なので。。この点数自体も
元から定められたものではないこと。。。
(検定員側のばらつきもあること)




検定自体は検定会の実技用に
あらかじめ検定対象者が例えば1番最初は69点の滑りをして、
2番目は70点の滑りをして・・というように滑る側は全く
事前の打ち合わせもない、
実際の級別テストや研修会に便乗して実技が行われるため
検定員の平均点・・・その場で検定員が滑りを採点した
点数の平均点が標準点となります。

何が言いたいかというと。。。

検定員の資格を取得する検定会において、
検定員側3人のばらつき、合格は70%以上であるため
100%を求めるのは厳しいということです。

実際の検定会でも
検定員3人が同じ点数を付けるということは
多くありません。

級別テスト1級であれば
①70点 ②69点 ③70点
というように3人が揃うことはあまりありません。
この点数の平均は70点で合格点です。

①70点 ②69点 ③69点
となれば平均すると69点で不合格となります。

よくあるのが、加点や減点の検定員による評価の
度合いが異なったりもします。
①70点 ②71点 ③72点
というような加点側の点数だと71点となります。




減点の場合も
①70点 ②69点 ③68点
というような減点側の点数だと69点となります。
(実際には一人が68点を付けるような点数の場合は
合格点70点を採点する検定員は殆どいないと思います。)

プライズテストであると
①74点 ②75点 ③76点
のように合格と不合格に分かれるような採点が
されることもあると思います。
攻めた滑りととるか、、暴走・誤操作とみるか。。。

検定会では各検定員において点数をつける差は
発生します。




3.原因

原因ですが。。。。

検定員が全て同じレベルで採点できる
としても人が採点するものなので、
少なからず、好きな滑りや、嫌いな滑り。。
観点の違いなどは少なからず起こりえると
思います。

検定員のスキーの技術レベルによっては
自分のできない部分や気にしていない部分については、
できる人、気にしている人と比べると
気にならずに採点しているかもしれません。

検定員のスキーの技術やレベルによって
視点が違うかもしれません。

斜面の状態や、雪質などの
認識違いもあるかもしれません。

原因は様々だと思います。。




まとめ

検定会の開催会場ごとの合格者のレベル差
は起こりえると思いますが、

起こらないように3人の検定員による3審としたり、
クリニックの受講や各スキー学校でも対策していると思います。

ですが。。
人が確認する判定です。

感動すればプラスの採点となるかも・・・しれません。

知り合いが受験している検定を行う場合には
別な感情による採点とならないように。。。

何度も検定会を受験している受験者、
いつも練習しているところを見る受験者には
加点としたい気持ちがあるが。。。

全体のレベルが高い検定会では
求めているレベルと受験者のレベルを錯覚しないように。。
(絶対評価を再認識)

検定員はSAJの代表として検定する人として
レベルを適正に判断することを凄く心がけています。




3人の3審なので一人だけ大きく異質な採点は
検定員の能力を問われるものともなります。

検定会の検定員は毎回検定員の資質を問われている
ような感じです。

逆にこのばらつきが出るのが人間味があっていいのかもしれません。

検定会の設定には
様々な条件・・・雪質、天候、斜度などなど。。。
全てを数値で判断しそれを検定時に誤差修正のように
盛り込むことはできません。

全て人が確認して判断、採点するものです。

絶対に差は出ると思います。

検定を受験する受験者の立場であれば・・

どこで、どの検定員に採点されても
合格できるような滑りができるように
取り組みを行うのがいいと思います。

自分のレベル確認を行いたいのであれば
複数のスキースクールで同じ資格の合格を
獲得するのが良いと思います。




級別テストやプライズテストのレベル確認で取得後
続けて受験するという確認もありますが、
数年経ってからのレベル確認も再受験は
有効だと思います。

受験する資格を既に持っていて
再受験は少し気持ち的にも余裕がでます。。

まずは。。目的の資格をぎりぎりでも合格を目指してみては・・・。

検定会場は受験者が選択できます。
この権利も有効に使うのがいいと思います。

高鷲スノーパークは簡単に合格するかも・・しれませんよ・・・。。
過去に級別テスト1級で6人合格とかもあります。。

逆にあの斜面、あのスキー場で合格したというステータス。。
自身にもつながるかもしれませんね。。。

受験をお待ちしております。

スキーの級別テスト1級・2級 の検定員が観ているポイント 難しく考えないで

スキーの検定で検定員が確認しているのは滑りの本質 検定員の視点も考えて滑る

検定のときの検定員の視点。。(ジュニアテスト、級別テスト編)

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