スキー の良いレッスンと望まれないレッスン・・
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
やばいっすよね。。
かなり暑くなってきた。
なんとなく夜も寝苦しいような。
こんなに暑くなってきても
スキー熱は冷めることなく
コブの動画など もさぼり観ている感じです。
動画を見ているとスキーシーズンに入ったら
取組に取り入れてみようかな・・というようなものもあれば、
これは違うな。。なんて感じで真剣に観れないもの
もあります。
スキーシーズンでは私もスキースクールで
レッスンなどを行っていますが、、、
改めてスキーのレッスンについて考えてみました。
・・・自論を展開します。
スキーのレッスン
スキーのレッスンですが・・。
レッスンは教える人が少なからず上手で、、、
教える人と教えられる人とがいて
初めて成立すると思う。。。
レッスンには
受講料が発生しているもの、、
知り合いに好意で教えてもらうもの
いろいろなシチュエーションがあると思うが
基本的にレッスンとして感じたことについて
自論を展開します。
以下に項目を示します。
1.種類
①目標誘導型レッスン
②目標助言型レッスン
2.好まれないレッスン
①主役が講師
②やるだけのレッスン
③こじつけレッスン
3.良いレッスン
①いつのまにかレッスン
②ストーリーレッスン
以上の内容で展開します。
1.種類
種類ですが。。。レッスンの
シチュエーションにもよると思いますが
レッスンには大きく二つあると思います。
以下に自論を展開します。
①目標誘導型レッスン
目標誘導型レッスンですが、、、、
スキースクールでは級別テスト受験レベルまでに
よく行われているレッスンだと思います。
目標に向けて一つ一つ動きを組み立てていき
最終的に目標の滑りができるようにするレッスンです。
目標に向けた滑りができていない、、、
またはそれに近い滑りはできているが
根本の基本からレッスンし更に上の滑りに
引き上げるなどの場合のレッスンです。
このレッスンは分かりにくいと
全く理解ができずに終わってしまうと思います。
更に受講者のレベルの差が大きいと
どこにレベルを合わせたレッスンを行うかを悩みます。。。
誰にでもわかりやすいレッスンができるの一番いいのですが。。
②目標助言型レッスン
目的助言型レッスン。。。
級別テストやプライズテストの事前講習や
プライズテスト、指導員系の受験者にはこの形のレッスン
が多いと思います。
受講者の滑りを確認し目標の滑りに対して
足りないところや修正点を助言する。
目標の滑りに向けて動きを分解して
組み立てないで、
現在の滑りに修正点を伝えレッスンする。
上級者は指摘をされれば
何をすればよいかを理解することができるので、
根本からレッスンを行わないで沢山滑りこむことが
できるようになります。
目標助言型で分からない場合は
目標誘導型のレッスンでみっちり
行うのが理解度が上がると思います。
2.好まれないレッスン
①主役が講師
主役が講師。。。
これはあり得ないレッスンなのですが。。
レッスンの目的は受講者に
スキーの技術を伝えること、
スキーの上達に導くこと、
それらも踏まえて一番大事なことは
スキーの楽しさを伝えることだと思います。
受講生のレベルなどを考慮しないで
一辺倒のレッスンとなってしまったり、
対象が小さい子供であっても強引なレッスン
はあり得ないレッスンだと思います。
レッスンの進行に合わせて、
受講者のレベルに合わせて斜度やレッスンの内容を
考慮しますが、いきなりハイレベルな
斜面や滑り方をするのも考えものだと思います。
②やるだけのレッスン
やるだけのレッスンですが。。。
意味が分からないレッスンというか。。
目的に対してつながりが感じられないレッスンです。
レッスンは目的、方向性があるのが普通です。
動きを分割して練習して
全体の動きの一部分や全体の動きに導く練習、トレーニング、
全体の動きで中心となるなる部位、ポジション、筋肉などを
集中的に動かすなど。。
パーツに分割して組み立てていくレッスン
などよくおこなわれますが、
パーツレッスンを行うことが目的になっているレッスン。。。
いろんなバリエーションを行うことが目的となっているレッスン。
これらのレッスンは目的がなく
パーツレッスンが上手くなるようにも感じられます。
しっかり目的、目標に向かっていくレッスンが好ましいと思います。
③こじつけレッスン
こじつけレッスンですが。。。
講師は研修会で学んだこと、
自分が上達する過程の経験で参考になったこと
などをレッスンします。
このレッスンをやることで
全体の滑りの部分的にイメージができる、
強化できる、意識できる。。。
滑り方を段階的に難しくしていく、
やることを増やしていくことで目標の滑りとなる。。
講師自信が上達の過程で、実際の経験で
効果があったこと、、、
スクールやSAJのプログラムに沿って
レッスンを行うなど、、実証済みの経験などが
レッスンの内容として用いられることが多いが、、、、
講師が上達したあとに
これをやると上手くなっちゃりして。。。的な
目標の滑り方ができる人でないと
滑れないようなバリエーションレッスン。。
これは段階的なバリエーションレッスンではなく、
こじつけのようにも感じる。
3.良いレッスン
良いレッスンですが。。。
良いレッスンは目的、目標を達成できるのが
一番良いレッスンだと思いますが。
全てそこまでの結果を出すのは
難しいとも感じます。
最終的な目的、目標に到達しなくても
その方向に向かうための手段や方法が
明確になり、レッスンが終了しても受講者
が単独でその方向に向けて取り組みができるように
手助けができればよいと思います。
以下に良いレッスンについて自論を展開します。
①いつのまにかレッスン
いつのまにかレッスン。。。
ですが。。。
レッスンは目標の滑りに対してのアドバイス的な
目標助言型レッスンと
目標に向けて一つ一つ積み上げていく
目標誘導型レッスンがあると思います。
レッスンの中で目標とする滑りに向けて直球で
アドバイスやレッスンを行うのではなく、、
パーツレッスンを進めていき、
それを総集するような形で目標の滑りにする。。。
なんか訳が分からないまま終わってしまうレッスンは
最悪ですが、、、
なんとなく進められていて最終的に
あれ??? 出来るようになった。。。
いつのまにか出来るようになった。
こんなレッスンは私は好きです。
一つ一つのパーツレッスンについて
最終的などの部分に作用するかを説明があれば
もっと良いレッスンだと思います。
目標助言型の現在の滑りをベースとした
アドバイス的なレッスンの場合も
目的の動きと違う!!という修正のアドバイスだけではなく、
他の動き、意識を持たせることで
目的の滑りに誘導する。。。
例えば、コブなどの逆ひねりを作るために
上体が一緒に回らないように・・・ではなく、、
ストックを突いていない手を前に出すなど。。。
別の意識的なことで目的の滑りを誘導する。
最終的な目標とする滑りができる人にとっては
一つ一つの動きを意識することなくできてしまうと思いますが、
できない人にとっては意識を変える必要があるので
その意識を直球で持つことでできれば問題ないのですが、
別の意識を持つことで目標に近づけることが
できると思います。
気が付いたらできているレッスン最高です。
②ストーリーレッスン
ストーリーレッスンですが。。。。
このレッスンが一番身について、
記憶に残って、レッスンが終わった後でも
思い出して一人でも練習できるようになり、
滑っている最中に意識、考え
修正もできるようになるのではないかと思います。
ストーリーレッスン、、、
レッスンの内容にストーリー性があり
一つ一つのレッスンの内容が明確で
一つ一つのレッスンを積み重ねていくことで
滑りがバージョンアップし目標の滑りとなる。
スキーで滑るときの体の動きの一つ一つ
には、どのように動かすかに理由があり、
その理由を理解したうえで体を動かし
滑りを作り上げていく。
ある程度説明も必要で
理解が必要なため年齢が低い
受講者にはあまり向かないかもしれないが・・・
理解をしてもらうことで
浸み込み方も増すと思う。
理由を自分で考えるのではなく
説明してもらえると自分の滑りに
どう取り入れていくかの想像もし易い。。
身体で覚える部分もあるが、、、
頭を使って考えて体を動かす方が
上達も早いと思う。。。
まとめ
自分がこんなレッスンやったらだめだなぁ。。
こんなレッスン受けたいな、やりたいな、、
なんてことについて自論を展開してみました。。。
最も 良くないレッスンは。。。
滑るより喋りが多いレッスン。。これ最悪ですよね。。。
そして良いレッスンの根本にあるのが
正しい見本を見せられることだと思います。。
何よりは講師に不信感がなく、
スキーの楽しさ、、上達の楽しさ、、達成感を
感じてもらい。。またスキーをやりたい、、
と思ってもらえると最高だと思います。
すきーは上手になるのも
教えるのも難しいスポーツですね。。。
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