持っている技術を有効活用 イメチェン検定合格
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
11月からスキーシーズンに入り
4ヶ月ほどが経ちました。
ゴールデンウィークまでスキーができるとすれば
まだ2ヶ月もあります。
スキーのオフシーズンはなんとなく長く感じたが
スキーシーズンはあっという間に後半に入っている。
私のブログを読んでいただいているスキー狂は
スキーの上達・・・目標とする資格の合格を目指して
取り組んでいる人が多いと思います。
2月後半からは、
指導員検定会・準指導員検定会さらには
級別テストやプライズテストも各スキースクールで
計画されていると思います。
(指導員系は終わったかな。。)
スキーシーズンに入って滑り慣れたな。。。
と感じたらもう検定会のシーズン・・なんてことはないですか。
高鷲スノーパークのスキースクールに出講すると、
昨シーズン悔しい思いをしたスキー狂や今シーズン新たな
資格の合格に向けてひたすら取り組んでいるスキー狂を
沢山見かけることができます。
何度か悔しい思いをしているスキー狂からは
次回に合格するための強い意志も滑りから読み取れる感じです。
検定会で悔しい思いをしたスキー狂は
たまたま検定会で失敗したのであれば次回は失敗しないように、
全力を出し切って不合格のスキー狂はなんらか
修正や上達する必要があります。
スキーの滑りの上達は
技術の向上も必要ですが、
今持っている技術の使い方やイメージを変えることで
滑りが向上する場合もあります。
最近私が感じたイメージチェンジというか
自分の持っている技術の使い方を変えて滑り方を
変えた滑りについて自論を展開します。
イメージチェンジによる上達
イメージチェンジによる上達ですが、
工具を例にするとマイナスドライバーも本来は
ネジを回すための工具ですが、
缶のふたを開けるだとか、接着剤を塗るだとか、、、
同じ工具でも使い方を変えるだけで用途も変わると思います。
スキーの技術も新しい技術を身に着けることなく
イメージを変えることで持っている技術の使い方を方を変えることで、
滑りが変わり上達することもあると思います。
技術の使い方を変えること自体が技術向上なのかもしれませんが、
これも考え方、、イメージだと思います。
持っている技術の使い方を変える。
簡単にレベルアップできるイメージで・・・
以下に項目を示します。
1.大回り
2.小回り
3.不整地 小回り
以上の項目で自論を展開します。
1.大回り
大回りですが。。。
大回りは検定会での受験者の滑り方を見ると
級別テスト1級からはカービングで滑る受験者が
多いと思います。
カービングで滑ると滑走性も良くなりスピードの次元も上がります。
級別テスト1級では加点も狙っていけると思います。
テクニカルプライズやクラウンプライズでは
逆にずらして滑り降りてきてスピードの減速要素が
見られると減点となってしまうかもしれません。
このため、プライズテストではフルカービングで
滑ることが多いと思います。
スピードの次元を高く滑るには滑る斜度も急斜面になってきます。
急斜面をスピードを上げて滑るのは怖くないですか??
スピードが速い中で奇麗なターン弧も描いていく。
奇麗なターン弧を描くためには正しい重心移動をして
しっかり板を撓ますことも必要です。
このためにはスキーが早く雪面をとらえて
力をかけていく必要があるので、、、谷回りから雪面コンタクトできる
体勢を整えていく必要があります。
大回りではゲレンデを広く使うため
イメージとしては横移動する部分とフォールラインを向く部分
になると思います。
このため、切替では大雑把にいうと横移動の部分になり、
前のターンの外脚は谷側の足、前のターンの内脚は山側の足となります。
荷重する脚を変えていくとなれば、
前のターンの外脚の谷側の足 から 内脚の山側の足となります。
荷重をする脚を変えるということは、
身体は今まで谷側の足に荷重する体勢の山側に身体があるところから、
山側の足に荷重するために身体は板より谷側になる必要があります。
まずは。。。この谷側に身体を持っていくのが怖くないですか・・・
次に。。。ターンをしていくとターンMAXの山回りで
斜面を横移動すると思いますが、
スピードを出しているとこの山回りで
猛烈に外力が体にかかって、
雪によっては雪面のグリップもなくなってずり落ちてしまったり、
足場を求めに行くと山回りから抜け出せなくなってしまうことないですか??
こうなるとスピードも出ているので怖い・・・
このようなターンから脱出するためにイメージを変えてみます。
大回りはターンMAX・・というかエッジグリップがあるところ
がターンMAX。
エッジグリップを制動のために求めてしまうと
山回りに多くの外力を得てしまうような体勢となってしまうと思います。
板はフォールラインに向かって横方向を
向いてしまうため、身体を板の上から下に移動する工程が必要となります。
やはり。。。根本に怖い・・という感情もあると思います。
まずは、、、ゴールに向かって滑っていくことは
間違いないと思います。
意識として常にゴールを向いて、
ゴールに向かっていく意識を持ちます。
ゴールに向かっていく意識にプラスして、
今までは怖いという意識もあり、山回りに圧を求めた
というか横方向への移動、ターンを意識して
ターンの圧を下方向に求め、
ターンの切り替えでは身体を板の山から谷に・・・
上から下に移動する意識を持っていたところを、
基本ゴール方向に対して左右にターンをしながら
ゴールに向かって進んでいく。
切替での体の動きを上下から左右に切り替えてみる。
今まで外脚が左足であったなら身体は板の右側にいます。
切替では板が体の下に戻ってから、板の左側に移動して
右足がターンの外脚に移行する。
イメージを切替での体の移動を上下から左右に
切り替えてみる。
身体を板の谷側に持っていくのは
なんとなく勇気もいるし怖い。。。
でも左右ならこの負担も軽減されると思います。
また、下方向に。。ゴールに向かっていく意識が
強くなると滑走性が上がります。
滑走性が上がるというのは
山回りでいつまでも残ってしまう。抜けられないということが
無くなると思います。
滑走の中心も左右から下方向に改善されると思います。
更に、、、、山回りを多用するイメージがなくなると
山回りでの大きな外力での体の負担が軽くなり
恐怖感は減ると思います。。。
更に。。。。山回りの圧を求める割合が少なくなると
雪質が悪いときのリスクも減るためここでの恐怖も減ると思います。
大回りのイメージを上下の体の移動から
ゴールに向かって滑走して 左右への身体の移動に
イメージを変えてみてはいかがでしょうか。。。
2.小回り
小回りのイメージですが。。。
小回りで 重要だと感じているのは、
制動、、、スピードオーバーとならないように暴走しないように
とするためにエッジング!!
のようなイメージですか??
小回りは細かくターンすることから
その動きに対応するためにも
上体はゴール方向、フォールライン方向を向いていると思います。
このときに上体をフォールライン方向を向いていく
ことを気にするばかり、、、
ターンを小さくすることを気にしていると
どんどんフォールラインに向けて加速となってしまっていませんか。
加速するとスピードオーバーとなってしまうので
板を横方向に向けてしまうエッジングを気にしての
制動を行っていませんか。。。。
特に急斜面などでは加速していくのが怖い・・・
と感じますよね。。
またここでイメージを変えていくことになりますが。。。
まず先の滑り方ではイメージ的には
ゴールに向かって真っすぐ滑る必要があるので
滑るラインを真っすぐ想定してそのラインに沿って
滑っていると思います。
イメージは縦方向・・・ゴールまで真っすぐ。。
基本的に板のトップがフォールライン方向を向いて
滑っていると加速していくと思います。
小回りでは縦方向のイメージから
横方向への移動のイメージに変えてみます。
・・この図はちょっと極端かもしれませんが。。。
まずは、、縦方向で滑るときに、、ゴールまで真っすぐ滑っていくときに
自分の体をゴールまでの直線状の真ん中に位置させながら
滑っているのではないかと思います。
自分の体が真ん中でそこから板を出していってターン。
身体を中心に左右に板が出ていっては体の下に戻って
逆側に。。。
まず一つ目は動く、、滑走していく板から身体を離さないで
板について滑っていく。
制動をかけるとき。。。ずらしていくときには
板が体から離れてしまうと上手くずらすことができません。
しっかり制動。。ずらすのであれば板を身体から離さない
で滑るのがよいと思います。
まず板を身体から離さないで板についていくことで
板の滑る軌道に近く体も動いていきます。
すると、、、今まで身体はゴールまで一直線に進んでいたものが
ターンの軌道に近く体も移動していきます。
ターンの軌道に近く体が移動していく!!!
次はもっとターン弧を意識していきます。
スキーのターンを一度イメージしてみてください。
ターンは直線部分はなく常にフォールライン方向に落ち進みながら
直進することなく左右にも進んできます。
このターンのイメージを小回りで
実際に行う場合にはスキーのトップが進行方向・ターンの
イメージ上を常に滑り続けて動き続きます。
このイメージではスキーのトップは常に下を向いているわけではなく、
止まっているわけではなく、
ターンのイメージに合わせて左右を向きながら
滑り落ち続けています。
・・・ということでターンの弧をイメージして
スキーをしっかり回しこんで左右に移動する。
回しこむ時にはスキーはフォールラインに向かって横向きに近くなるが、
横向きに進まないで、ターン弧に合わせてトップ方向に進んでいく。
横方向にトップが進みながら移動しながら
奇麗な弧を描いていくイメージ。
大回りではフォールライン方向に進んでいくイメージを強くしたが、
小回りではターン弧に合わせて左右のイメージを強くする。
小回りでの左右の移動で注意点ですが、
山回りで左右に移動して、
くるっと小さく回って また左右に移動
となると。。。全然ゴールまで滑り降りてこない
ターンになってしまいます。
しっかり落差を取りながらフォールライン方向に移動しながら
左右に移動する。
山回りだけで左右に移動し続けないで
山回りで回しこんで切り替えて谷回りでも移動を
継続するようなイメージがよいと思います。
3.不整地 小回り
不整地小回りですが。。。
最近ちょっとイメージを変えてみました。
私は不整地が苦手でコブの上に立つと
コブを最後まで滑りきれるイメージが
どうしても沸かない。
コブの初級ではコブの山の裏を
横滑りで真っすぐ削り、、ずれていく
ズルドン と呼ばれるような
ズルズル っとコブの山の裏をずれて
コブの底というか、次のコブの上で
ドン とあたるような滑り方がありますが、
この滑り方はコブの上にドンとあたった後に
クルッとコブの裏に回ってそのままズルズルと
底までずらして制動。。スピード調整します。
板の横方向にずらし滑らせていく感じです。
級別テスト1級やプライズテストに向けて
コブをある程度のスピードで滑っていくためには
若干でも板のトップ方向に滑っていくようになります。
トップ方向に滑るようになるとコブの溝に
トップを落とし込んでから
徐々に板を横方向にずらしながら制動するような
滑り方となりますが。。。
今までの私のイメージでは
兎に角トップを落として板が浮かないように、
身体が後傾になって板が浮かないように。。
という感じで滑っていましたが、、、
このイメージだと板をずらし出すタイミングが
遅くなっていたような気がします。。。
ちょっとイメージを変えてみました。。。
ズルドンでは板をコブの裏にあてるように
クルッと回してコブの裏のできる限り高いところ
に回り込む感じですが、
次のコブの裏に板をあてるように
回しこむのではなく。。。
コブの頂点、、コブの底の状態から板を回してしまうイメージ
に変えてみる。
イメージはコブを越える前に
次のターンの完了した方向に板が回ってしまっているイメージとなりますが。。。。
板が回って反対に向く動きができるわけがない。
実際には早く板を回す動きができるため
早い段階からコブを削る準備ができる。
コブの溝などにトップを落としていくイメージより
後傾にもなりにくく、
コブの溝や次のコブの裏を削るために
早く制動ができる。
実際に滑っていくと溝を滑るときに
このイメージで滑るとトップが落ちながら
溝からバンク部分を削っていくこととなる。
コブの裏を削るズルドンで使ったなら
コブのかなり高い位置から削り出すことができると思う。
今までのイメージと同様に
早い段階で板を回していくためには
エッジをたてないことを意識する。
特に切替でニュートラルを作って
ピポットができる位置にのることがポイントになると思う。
一度イメージを変えて滑ってみてください。
まとめ
スキーで滑るとき、
スキーの上達にはイメージは大切だと思う。
イメージはどのスキー狂も同じではないと思う。
動き、滑り方を聞いて自分なりのイメージに落とし込んだり、
同じ滑り方でもどの部分に意識を集中するかで
滑りも変わるので、
考え、イメージすることは大切だと思う。
今回の自論の展開は
イメージを変えることで滑りを変えているが、
滑りを変えないでもイメージを変えるだけでも
実際の滑りに影響すると思う。
イメージをどう表現するか。。。
気持ちや感覚というのも滑りに左右されると思う。
コブを滑るときに怖いと思うと
身体が固まってしまう。
自信をもって滑るときと不安感を持ちながら
滑るときではパフォーマンスのレベルも変わってくると思う。
精神的な部分が滑りに与える影響は少なくないと思う。
自信が持てるように滑り込むというのもあるが、
考え方、イメージを変えるだけでも影響は出ると思う。
自身の技術向上なく滑りが向上する可能性はあるため、
苦手な種目や苦手な環境(コブや斜度や雪質、スピード他)など
に対して今までと違うイメージや着眼点で滑ると
改善するかもしれません。
一度じっくり滑りのイメージを振り返り考えてみてください。
もしかしたら・・・効果があるかも。。
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