スキー のクラウンプライズ コブが苦手だけど受験 そして・・・結果は


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

2021シーズンも2月に入り
各スキースクールで検定会も本格的に開催されています。

2月後半からの検定会受験を目標にしている
受験者が多いことと思いますが、

私も先日に数年ぶりにクラウンプライズを受験してきました。

受験時における自論を展開してみます。




検定受験

検定受験について・・・ですが。

検定受験 今までの私の受験は楽しみだ・・・
なんてことはなく。。。

目標として取り組んで 受験自体は凄い嫌でした。

でもこの嫌な検定をまずは受験して合格しないと
達成はない。

今回に私がチャレンジした2個目のクラウンプライズも
以前に3回 不合格になっている会場です。

常に不合格が悔しくて、
夏に歯を食いしばってランニングしたのを思い出します。

でも今から思えば、
この不合格は自分にとって良かったと思っています。

合格していたら頑張って少しでも
上手くなることができなかったと思います。

検定受験で改めて感じたことについて
自論を展開します。

1.受験日前日まで

2.事前講習

3.検定受験

以上の内容を展開します。




1.受験日前日まで

受験日前日まで・・・ですが。

先にも記載したように。。。
私の今回の受験に向けた取り組みは6年間
かかりました。

3回(3年間)の不合格と2年間 雪不足で実施されなかった
ので、、6年間 受験に向けて向き合ってきました。

1回目は初めてのクラウンプライズの受験で
力試しのつもりでした。

クラウンプライズ 私にとって神の領域の資格と思ってました。

結果は不合格でしたが、
片手が合格に届いている・・。
頑張り次第では合格できるという実感がありました。




そこから、、、クラウンプライズ 合格に向けての
明確な目標もできて取り組みの開始でした。

目標とする会場が雪不足で中止になった年に
別の会場で力試しに受験したクラウンプライズで
クラウンプライズを獲得することができたのですが、
3回落ちている会場での不合格が悔しくて・・・
とても悔しくて・・リベンジを念頭に取り組みました。

体力維持とレベル向上!

途中・・軽いヘルニアにより
片足麻痺の時には終わった…と思ったが
リハビリとトレーニングにより復帰し取組継続!!!

受験までに各種目についてどんな感じで
変化があったか以下に展開してみます。




①小回り

小回りですが。。。

私のこのブログは自分の経験で取組として良かったと思うことを
展開しています。

基礎・基本については何度も展開しているのですが、

基礎・基本を見直す機会があったことが
小回りのレベルアップに結び付いたと思います。

基本的な体勢、操作、力のかけ方の概念。

一番影響あったのは ずれ の考え方です。

制動は必要。

斜度や斜面、雪質によってずれを調整して
滑走する。

ずれ だけでなく 滑走性を持たせながら滑る。

斜度や斜面、雪質によっては滑走性を維持しながら
ずれ を調整していくと ずれ が少なくても
良い状況もある。
この結果 きれ になる。

一つ一つ丁寧に。

基本の操作を知り、重要さを知り
活用の必要性を知った。
小回りのレベルアップには
これらの影響が大きかったと思います。




②大回り

大回りですが。。。

級別テスト でも プライズテストでも
大回りや総合滑降はかなりスピードがでます。

斜度も結構あり、斜面が荒れている状態の
時もあります。

こんな中で大回り。。怖い。。。

ずーっとこんな意識でした。

大回りの板を履いて練習もしたけど。。

スピードの次元はあがるが怖い。。

大回りの板も最初は操作の仕方が悪くて
エッジに乗っているだけだった。




基本を見直すことで少しづつ
板のたわみも分かってきた。

でも・・怖い。

級別テスト1級以上では大回りは
カービングの要素を多く使うが、、、
プライズテストとなればフルカービングとなる。

大回りもまだまだ向上したいが、
滑る意識を変えることで大分 怖さはなくなった気がする。

大回り・・大きくターンする。
大きく回っていく。。

となるのだが、、、
回ること、、回った後。。
のことばかり考えていた。

山回り重視。。。そんなイメージでした。

しっかりエッジングして荷重する。
山回りで。。

何が怖いって。。
スピードを出す必要があって、
スピードが出てくると山回りでの
外力が凄い。。。

山回りに気持ちが集中すると
そこから抜け出せなくなる。

スピードを出す意識はある。

でも下に落ちていかないように
山回りでの意識も沢山。。。

大回りのイメージは横方向への
移動が強かったと思います。

このイメージを下方向に
滑り落ちていくイメージに変えることで
ターンからターンのつなぎが
スムーズになって必要以上の外力や
リスクも無くなって。。。




ターンの切り替え時には谷側の足の荷重から
山側の足への荷重のイメージで
板より体が下にないとな・・というイメージから、、

常に下方向を向く感じで、
右側の足から左側の足、、、左側の足から右側の足への
荷重のようにイメージを変えて
恐怖感も大分なくなったと思う。

身体の動かし方も変える部分もあったが、
自分の持っている技術のままで
意識を変えることで滑りが向上できたと
思う。

意識・イメージは大切だな。。と。

③不整地 小回り

不整地 小回り ですが。。。。

無茶苦茶 苦手です。。。
凄く 凄く苦手。

級別テスト1級の時も、
準指導員の時も、指導員の時も、、、
テクニカルプライズの時も。。。。
そしてクラウンプライズの時も・・。
苦手・・・。

検定会で最後まで指定されたコブを
滑り切れるか心配で心配で。。。

検定会前日もこの種目が心配で
寝れないくらいでした。

どんな斜面のコブなのか。。
どんな形状のコブなのか。。
どんな斜度なのか。。
どんな雪質なのか。。
どんなピッチのコブなのか。。。
心配で心配で・・

私は苦手な形状のコブがあって
特に細かいピッチ や 落差の大きいコブは
苦手なんです。。




今回の検定会ではコブは事前講習と並行して
作るということでしたので、
事前講習前に滑ることはできませんでした。。。

さらに。。。
通常のゲレンデのように常時滑れる状態でなく
ゼッケンを付けた状態でないと滑れない環境の
コブ斜面の設定でしたので、
事前講習内しか滑ることができず、
検定前にも滑ることができませんでした。。。

私は前日の事前講習で検定で使用するコブを滑ることができましたが、
検定会だけの申し込みの受験者は検定時の一発本番のみの
滑走であったので、、更に大変だったと思います。

コブは細かくもなく深くもない
良いコブが作ってありました。。

検定本番ではコブが若干深くなり、
落差も大きくなっていました。

検定会ではクラウンプライズとテクニカルプライズが
一緒に検定となりました。
テクニカルプライズでは20名中 完走が数名でした。。。

コブはいろんな形状があるため
一通りの滑り方だけでなく、
コブの裏を削ったり、溝を滑ったり
バンクを滑るなど。。
改めてバリエーションと経験が必要だな・・と感じました。

検定会本番は滑りきる根性も必要だと思います。
絶対 ラインを外さない!!!




2.事前講習

事前講習ですが。。

今までは、プライズの事前講習が検定会の前日の時は
時間さえあれば 検定会で滑るコースを何度も何度もひたすら
滑っていましたが、
今回はひたすら体力温存に努めました。

今までの受験では
検定種目を一本滑り終えるたびに足がつりそうになって
ストレッチ&マッサージしまくり。。
最後の不整地は体力を絞り出して滑走ということが
多かったので・・・

それと。。不整地のコブも事前講習以外に滑れなかったので
事前講習が終わったら練習しないで
サクッと帰りました。

毎回、検定会は滑る本数が少ない割に凄く疲れる。

事前講習の疲れも残っている。。




今回は前日から調整。

事前講習は自分が主催側で実施するときを
考えると大幅な修正はアドバイスされない。

後の検定会を想定してあまり悪い評価はされないと
分かってはいるが、、、
気合入れて滑ってしまう。

今回の事前講習の担当の講師は
検定会の検定員ではないと聞いていたので、、
もっと気楽に行けばよかったな。。。と。

事前講習ではいつも自分で相対的自己評価をします。
事前講習受講者の中で自分は何番目くらいか。

検定会は合格レベルの滑りとの相対評価であって
絶対評価なのだが、
検定会で3人以上の合格ってあまりないので、
受験者の中で3人くらいに入っているかな??
なんて考えながら受講です。

とりあえずは3位以内には
入ってそうな感じだったので まずは一安心。

事前講習は検定会の雰囲気が凄く味わえます。

同じ境遇の受験者なので
リフトに乗ると世間話。。。
結構、いろんな共通の話題が出てきます。

共通の人、共通のスキー場・・・

スキー業界は狭い。。




3.検定受験

検定受験ですが。。。。

やはり緊張する。
余裕があるわけでないから・・不整地も心配・・
結構 精神的にも いっぱい いっぱい・・。

テクニカルプライズとクラウンプライズを一緒に検定なので、
合計30人が同じバーンを滑る。

滑る時間とジャッジする時間で軽く見積もっても
一人1分程度と考えると 1種目滑るまでに30分以上は
必要となる。

プライズの開催回数は級別テストと比べて少なく
待ち時間は毎回結構な時間がかかります。。。。

この時間の次の種目の滑走で
良いパフォーマンスができるように持っていけるか。。

滑走の順番が遠い段階では
板を付けて斜面に立っているのは疲れるので
板を外して座っていました。。

兎に角体力温存!!




最初は総合滑降からでした。

滑走距離が長くて途中から前の滑走者の滑っているところも
見えなくなってしまいます。

一般のお客さんもいるので
滑り出しのタイミングによっては滑るルートを
変えなくてはならない。。

見えない先に一般のお客さんがいないかも不安でした。

全体の1/3弱はクローチングで・・その後に
大回り4ターン後に小回りをベンディングで入れ
中回りでゴール!!!

途中に一般のお客さんも滑っていたので
当初の予定と違うところで小回りになってしまった。。。

次の種目は。。。大回り。。。

だんだん雪が緩んできたのと片斜面なので
上手くターンに入れるか心配でした。

横方向に大きくとると
山回りから抜けられなくなる可能性もあるので、
少し縦長の左右の幅を狭く滑りました。

雪が緩んでいたのであまり内傾角を出して
滑ることはできなかった感じですが。。

とりあえずは失敗もなくゴール。。

次の小回りはどうやって滑るか??
迷ってました。。

大回りはフルカービングですが。
小回りは ずらすか???切っていくか???

最終的には切る方向で滑ってみました。




雪が緩んで滑らないので
切りながら回していく感じ。。。

ずらす意識はなく板のかえりを横方向の移動に変える感じで
滑りました。

ここまでの種目の中で小回りが
なんとなくしっくりした滑りができた感じです。

最後の 不整地 小回り ですが。。

検定会当日は1回も滑っていないコース。

スタートからはコブの入りの部分も良く見えない感じ。
深くなっているのか。。昨日のままなのか。。
雪質は???

朝から検定会の数本しか滑っていないけど
いきなり不整地 滑れるのか???

不安ばかり。。

スタート。。滑り出すと
事前の時よりちょっとスピード出るか??
深い!!!という感じ。

途中のコブが事前より結構深く、落差ができている。
少し体が遅れそうになったが、
引き戻して最後まで完走。。。。

滑り終わってみると・・
なんかちょっと気弱になっていたので身体も遅れそうになったけど
もう少しカッ飛んでスピード上げても良かったな・・
という感じ。。。

まぁとりあえず全て、
失敗もなく終了!!!!!!!!!




まとめ

プライズテストの検定会で自己評価で
ちょっと滑りを後悔することはあるが。。

明らかに失敗で発表を待ったことはないのですが。。

結果、不合格が何度もある。

検定会が終わって、発表まで2時間以上ある。
検定会前のコブを滑ることが気になるよりは気楽だが、
この時間も凄く嫌な時間。

自分では落ちた時の衝撃が少なくて済むように
不合格のパターンで気持ちの整理をしておく。。

・・また頑張ればいいや。
・・ここで不合格ならもっと上手くなれるかも。
・・継続した目標で再チャレンジだな。。。なんて。。。

結果ですが。。合格できました。。

会場は 国境高原スノーパーク(2月7日実施)です。





1個目のクラウンプライズ取得前に2018年までに3回落ち続けていた
会場です。直近2年間は雪不足により検定会が中止でした。

私が受験開始してからこの会場では前回までクラウンは一人の合格者も
いませんでした。。

6年がかりのリベンジで合格。。

数年ぶりの検定会で凄く緊張しました。

検定会での精神的な不安が大きい原因は
不整地 小回り なんですよね。

滑り切れるか。。

今後はもっと安定して不整地 コブが滑れるように
取り組まないとな。。。

さぁ。。次の目標に向かって走り出すか。。。

これからが検定の受験シーズン突入です。
今週には指導員検定会です。
県連によっては来週に準指導員検定会。

級別テストやプライズテストも続々と計画されています。
まずは受験する決断が重要だと思います。

検定会。。あの雰囲気 いやだな。。
でも受験しないと合格もしないですしね。。

まだ2月です目標の資格の合格に向けて
まだまだ いけますよ!!!!

スキーのテクニカル/クラウンの高速に役立つ低速での取り組み

スキーのプライズテスト(テクニカル・クラウン)受験に向けて どんな滑りをすればいいの?

スキーのクラウンへの道は険しい まずは継続し諦めないこと 動きを理解して滑ること

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