高鷲スノーパーク SAJスキースクールで2020シーズン初の級別テストを開催


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
2019-2020年シーズンも本格的となり、
級別テストの実施を開始したスキー場もでてきました。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールでも
1月12日に今シーズン初の級別テストを開催しました。

実施した級別テストについて自論を展開します。




1月12日の級別テスト

1月12日の級別テストですが。。
想定していたよりも受験者は多いと感じました。

受験者は
級別テスト1級 が 2名、
級別テスト2級 が 6名 でした。

毎年シーズン最初の級別テストはもっと少ない
受験者だったと思います。
といっても雪不足により実施が
昨シーズンよりも1週間遅くなっています。。。

ゲレンデの状況については全面滑走可能という状況では
ありませんが、、
ダイヤモンドコース以外にもダイナミックコースも
滑走できるようになったことで
級別テストも実施できるようになりました。

さすがにダイヤモンドコースだけの状態では
一般のお客様が多くて検定するだけのバーンと安全を
確保できないので、、、
ダイナミックコースの滑走可能は ありがたや~。。ですね。

1月12日の級別テストについて以下に状況を展開します。

1.検定バーン

2.事前講習

3.検定会

4.検定結果

以上の項目を展開します。




1.検定バーン

検定バーンですが。。。
ダイナミックコースがオープンはしたものの
実施するバーン設定には凄く検討がなされました。。

事前講習では各種目の検定を実施する検定バーンを
検定種目で滑り講習しますが、
同時に検定バーン設定の妥当性について、
ゲレンデの状況(ブッシュや雪質、安全性)や一般のお客様の
状況、、、そして三連休中日ということもあり
リフト待ちの時間が若干長かったので、
効率よく実施できるように検定バーンの設定を
ギリギリまで検討していました。

最終的には

小回り(級別テスト1級・2級)
→ダイナミックコースのチャンピオンクワッド降り口上

大回り(級別テスト1級・2級)
→ダイナミックコースのチャンピオンクワッド降り口から
ダイヤモンドコースまでの迂回路の間

横滑り(級別テスト1級)
→ダイナミックコースのチャンピオンクワッド降り口から
ダイヤモンドコースまでの迂回路の間

シュテムターン(級別テスト2級)
→ダイヤモンドコースからダイヤモンドリフトへの分岐下

不整地小回り(級別テスト1級)
→エキスパートコース

以上で実施しました。

以下が高鷲スノーパークのゲレンデマップのアドレスです。
https://www.takasu.gr.jp/gelande/#map

小回りでは 級別テスト2級は級別テスト1級のスタート位置から
若干下げてスタート。。。

大回りは若干斜度が緩かったかな。。

一番気になるのは不整地 小回りのバーン状況ですよね。

裏情報ですが。。。。。
当初、、ダイナミックコースのダイナランドのβライナー降り口の下
に少しコブがあったのでそこでの実施も検討されましたが、、、
ブッシュが出ていたためエキスパートコースでの実施です。

エキスパートコースのゲレンデの状況は
非圧雪の状態で朝一ではコブとは言えない
細かいぼこぼこがあり、固い雪質でした。
このためぼこぼご毎に板を回すとかはできなかったので、
ある程度の滑走スピードを持たせて
ターンをして降りてくることが必要となる感じでした。

検定実施の時には
凄く浅いコブ状のものがうっすらできていたので
これに合わせてターンができる状況でした。。




2.事前講習

事前講習ですが。。。

事前講習は主に検定を実施する検定バーンをそれぞれの種目で
滑る講習がメインとなりますが、

最近の検定ではおかしな現象も起きていたので
この対策を考慮したレッスンを盛り込んだ
事前講習を実施しました。。。

おかしな現象って???なにかなのですが。。

級別テストの検定種目の大回り、小回り、不整地小回り
の他に基礎種目のような・・
級別テスト1級では 横滑り。。。
級別テスト2級では シュテムターン があります。

そもそも、、大回り や 小回り で合格点が出るだけの
技術があり、、滑りができれば。。
滑り方さえ理解していれば 横滑り や シュテムターン は
できるはずなのですが。。。

近年の級別テストの
大回り や 小回り で合格点が獲得できていて
横滑り や シュテムターン が合格点に届く点数が
獲得できていない受験者がちらほらいたことです。。。

↓↓一講師の感じている自論ですよ~↓↓
高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
このような結果を重く受け止めて。。。

大回り や 小回り が合格点を獲得できていて
横滑り や
シュテムターン で合格点が獲得できないのは
事前講習を担当する講師の説明不足??
というとらえ方も
しながら。。

事前講習では受験者にどのような滑りをすればいいか、
どのような滑りができれば合格点を獲得できるか
理解度を高める事前講習を行っていると思います。

1月12日の級別テストの検定会では
級別テスト2級の事前講習を担当させていただきました。

大回り や 小回り は多くの時間を費やした練習の
積み重ねで級別テスト合格のレベルに達した滑りができると
思います。

シュテムターンは初級者の導入でも活用する滑り方でもあり、
受験者は中上級なのでベースがあるため、
短時間で合格レベルまで引き上げができる唯一の種目と
考えて事前講習を実施しました。

実際に事前講習の最初に受験者6人に検定種目を
知っているか? 確認すると、、、半分以上の受験者が受験種目を
知らないと。。。。いうことでした。。

また、シュテムターンもどのような目的のどのような滑り方なのかも
知らない状態でした。。

このため事前講習は検定バーンの確認と
シュテムターン合格点獲得講座の構成で進めました。




3.検定会

検定会ですが。。

3連休中日ということもあり、
SPゴンドラの待ち時間も若干あり、
ダイヤモンドクワッドの待ち時間も10分程度は
あったと思います。

検定バーンはダイナミックコースを中心に設定され、
ダイヤモンドコースに比べて一般のお客様は
少ない状況ではあったのですが、、、
検定で種目滑走時に危険回避による
ブレーキングもなんどかあった状況でした。

検定会ではできる限りスタッフを投入し
前走を級別テスト1,2級で合計3人準備して、
種目によっては前走を2名滑らせ
合格点フラットの滑りと加点の滑りの2種類で
滑らせました。

シーズン初めの検定会ではあったのですが、
滑り込んでいることがわかる滑りをしていた
受験者も少なくありませんでした。

級別テスト2級では20歳以下の受験者が多く
今後もさらに上の級・資格を目指して頑張ってほしいな。。という感じでした。




4.検定結果

検定結果ですが。。。

級別テスト1級
→ 受験者2名 合格者1名

級別テスト2級
→ 受験者6名 合格者3名

合格された受験者達おめでとうございます。

改めてみると合格率は50%。

合否の差は板に対して荷重をして
操作することでターンしているところを
見せる滑りができたか??だと思います。

後傾によりスピードコントロールができなかったり、
身体の傾きだけで板の性能だけでターンを
行っている滑りは合格点に達していなかったと思います。

そして。。。。今回の検定で検定員として嬉しかったことが。。
級別テスト1級の横滑り と 級別テスト2級のシュテムターン
は全員合格点を獲得!!!!

検定員をしていて、
シュテムターンで求められた滑りをしっかりしてきたのを観て
検定中涙が出そうな感じでした。。
勝手に一人でジャッジしながら感動してました。。。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールのFacebookのアドレスです。
https://www.facebook.com/takasu.spss.saj?fref=profile_friend_list&hc_location=friends_tab




まとめ

今シーズン初の級別テストの検定会
まずは、、、雪が不足している中で1月12日での
検定の実施ができるのか???という状態でしたが。。
ダイナミックコースのオープンにより実施できたことで
一安心といった具合です。

そして検定の合格者がでたことも良かった。

検定会の合格発表では全員合格の発表ができるのが
一番発表もし易いが、、、
不合格者も出てしまう。

合格者は合格までの取り組みの努力と達成を称える
ことも必要と考えるため発表では
合格者中心になってしまう。。

自分も何度も経験したが、、、
不合格した時のあのもどかしさ。。悔しさ、悲しさ。。
なんともいえない。。
人のせいにしたいが自分の実力不足が原因。

合格発表はちょっと辛い思いも。。感じる。

検定員は
検定会では合格点に満たない滑りであれば
その点数を付けなければならない。

その時になんで合格点を付けることができなかったのかを
メモ書きでジャッジペーパーに残すようにしている。

不合格の悔しい結果となった場合には
すぐにに頭を切り替えることができる状況ではないと思うが。。

次に検定を受けて合格するために
必ず検定員に不合格となった原因を確認し
アドバイス・説明を聞きに行ってほしい。

納得のいかない部分もあるのかもしれないが
合格するためには必要だと思う。

検定会は順位が高い人が合格という訳ではないので
合格のレベルを満たしていれば、、、
全員合格とすることもできる。

全員合格の合格発表なら発表も辛くないな。。

級別テスト2級の事前講習を受け持って、
少しの時間でのレッスンでシュテムターンを
合格するレベルに引き上げることができた。。

板の操作方法や身体の使い方からシュテムターンに
仕上げていったが、

級別テストに限らずプライズテストでも
基本をおいてきぼりにしている受験者は少なくないと思う。
今から思い返すと。。今もかもしれないが。。
自分もそういう部分有ると思う。

さーっと速いスピードで大きなターンや小さいターンができるように
なると級別テストの受験を開始する受験者も少なくないと思う。
基本ができていないまま、練習を積み重ねるより
もう一度基本に立ち返り発展させる方が近道な場合も
あると思う。

検定や目標とする資格の合格に向けて
悩んでいる、困っているスキー狂は
改めて基本ができているかを確認するのも
一つの方法だと思う。。。

できていればひたすら応用編を取り組めばいいので。。

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