指導員系の受験種目 加点を狙って滑ること


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

指導員系の受験を控えているスキー狂のみなさん
指導員系。。。

まず準指導員を受験するのであれば
級別テスト1級を取得している必要があります。

正指導員(指導員)であれば準指導員を取得して
いる必要があります。

受験時にそれ以外の技術系のテクニカルプライズ、
クラウンプライズの資格を保有している
受験者もいると思います。

技術系の資格を保有している受験者は
指導員系の検定会で滑りの不安は少ない
感じではないでしょうか。。。

滑りに自信のない受験者が結構不安なのは
実技種目の実践過程が不安ではないでしょうか。

以下に展開します。




実践課程

指導員系の実技種目には
基礎課程と実践課程があります。

基礎課程は
①プルークボーゲン

②滑走プルークからの基礎パラレルターンへの展開

③基礎パラレルターン 小回り

④横滑りの展開

実践課程は
①シュテムターン

②パラレルターン 大回り

③パラレルターン 小回り 不整地

④総合滑降

の8種目あります。

基礎課程は比較的低速系の種目が多く
実践課程は高速系の種目が多いと思います。

以下に実践課程について項目を示します。

①シュテムターン

②パラレルターン 大回り

③パラレルターン 小回り 不整地

④総合滑降

以上を展開します。







①シュテムターン

シュテムターンですが。。
実践種目の中で比較的 基礎課程の
雰囲気を持っている種目となります。

級別テスト2級のシュテムターンは
谷回りをプルークボーゲンで山回りのターンMAX
あたりで内脚を引き寄せてパラレルスタンスとして
横滑りで滑ることで合格点を取得できました。

シュテムターンはプルークスタンスから
パラレルスタンスに導くための過程であり
級別テスト2級ではシュテムターンの初級レベル
にあたります。

指導員系の検定ではこれに比べて
発展形のシュテムターンが検定種目となっています。

谷回りで山側の脚を開き出して、
プルークスタンスとなり迎え角を作ります。
その後 続けて間を空けず谷脚(内脚)を引き寄せて
ストックを付いてからターンを開始します。

級別テスト2級の山回りに脚を引き寄せるのに比べると
指導員系は谷回りでプルークスタンスから
パラレルスタンスとなります。

脚の開きだし、引き寄せは
基本的にはリフトして行うのが
メリハリがありよいと思いますが・・・

リフトかリフトしないかは指導員養成講習会
の時にブロック技術員にしっかり確認してください。

ストックは確実に必要です。

谷回りで内脚を引き寄せてからの山回りですが
落差やずれがどの程度設けるのがよいかについても
養成講習会で確認してください。

谷回りで脚を開き出した時に
後傾にならないように。この時は左右均等に
板に乗るように!!!

脚の引き寄せはスムーズに、そしてリズミカルに
ストックをついてターンに入る。
トン(脚を開く) トン(内脚引き寄せ) トン(ストックをつく)
からのターン開始!!

ターンに入ったならしっかり外脚に荷重して
ターンをする。

細かい小回りのリズムでもしっかりできるように
練習しておく必要があります。

開いて寄せて、ストックついてターン。。
体に染み込ませる。




②パラレルターン 大回り

大回りですが。
自分の持てる力を全て使って
問題ない種目です。

レベル的な上限はないと思います。

プライズテストの大回りと同様の滑り
で問題ないと思います。

実力のある人はこの種目で加点もあると思います。

多くの受験者がカービングターンで
滑ってきます。

低速と違いいつもどうり気持ちよく滑れば
減点にはならないと思います。

板を操作し しっかり荷重して滑り降りてくることが
できれば問題ないと思います。







③パラレルターン 小回り 不整地

パラレルターン 小回り 不整地ですが。。
不整地 小回り ですね。。

苦手な受験者はこの種目が心配で心配で
という感じだと思いますが、

級別テスト1級レベル程度で滑り降りてくる
ことができれば減点にはならないと思います。

途中止まってしまったり、
板を操作できず、ターンにならないで
真っ直ぐ降りてきてしまうであるとか、
コブ斜面であればラインを外してしまうとか・・

滑り降りるということができれば
減点にはならないと思います。

深く、落差がある難しい
コブは準備されないと思います。

ある程度のコブが滑れれば大丈夫です。




④総合滑降

総合滑降ですが。
この種目も大回りと同様に。。

もてる実力の全てを出し切っても
問題ない種目だと思います。

総合滑降は数種目の滑りを使ってリズム変化を
見せながらハイスピードで滑る種目です。

スピード不足とならないように
どうやって種目を構成するか考えて
滑り降りてくる必要があります。

検定員が斜面下で見ているので
スタートしてすぐに小回りとなると
スピードも上がらないし、動きが細かいので
見栄えがしません。

スタートは直滑降か大回りでスタートして
その後スピードを維持する構成で
中回りを入れてから小回りを数ターン入れ
中回りでゴールするとか。。。

検定バーンを大きく使うために
ギルランデを入れるのもいいかもしれません。

ゴールで止まりそうになってしまうと
やばいです。。減点の可能性もあります。

滑り出してから構成を考えるのではなく
予め構成を考えておくのがよいと思います。







まとめ

実技の基礎課程は
低速であり滑走する技術レベルの要求レベルもあるので
加点は出にくい種目だと思います。

実践課程はレベルの上限がないので
滑れる人にとっては加点が取れる
種目だと思います。

テクニカルプライズやクラウンプライズの
保有者であれば、
実践課程はシュテムターンをみっちり練習すれば
あとはいつもどうり滑れば合格できると思います。

滑りに不安がある受験者は早い段階で
低速系を固めて、後は高速系を練習するとか、
早く身に付けて合格のレベルに持っていけるものを
先に取り組むのがいいと思います。

レベル的に不安がある受験者は
一種目減点が全体に影響する可能性が大きいので
苦手な種目を置いてきぼりにすると
挽回できなくなるので練習も計画的に進めてください。

級別テスト1級を合格できるレベルがあれば
指導員系は合格できると思います。
あとは滑りの内容を理解して表現するだけです。。
・・自論ですが。。

スキー の指導員系の検定における基礎課程は 減点されると挽回が難しい全ての種目を確実に!!

スキーの上達には滑りを理解するのがよい プライズテストの合格には指導員系の受験で滑りの理解を深める

スキーの級別テスト(バッジテスト)・プライズテスト・指導員系検定 受験シーズン到来 検定は計画的に受検する

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