スキー の指導員系の検定における基礎課程は 減点されると挽回が難しい全ての種目を確実に!!


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

指導員系を来シーズン受験するスキー狂は
オフシーズンから なんとなく 落ち着かない
感じがしているともいますが、

そんなにソワソワしないでも大丈夫です。

シーズンが入る前には
来シーズンの道具の準備や、クラブ登録などを
行って期限までに検定に関して申し込みを行えば・・
がんばるのはスキーシーズンに入ってからで
大丈夫です。。

・・ということで。。

指導員系の滑りについて自論を展開してみます。。





指導員系の資格

指導員系の資格ですが。。
SAJでは指導員系の資格は
準指導員 と 正指導員となります。

準指導員は級別テスト1級を取得していれば
受験することができます。

検定会はSAJの県連が主催して実施されます。

20年近く前では岐阜県も60人以上の受験者が
いましたが最近は20人程度の受験になっていると
思います。

それでも 東京都連 や 大阪府連 など人口の多い
都道府県の検定は今も多くの受験者がいると思います。

正指導員(指導員)の受験には準指導員の取得が
必要となります。

正指導員はSAJ全日本の主催で検定会が開催され
全国数カ所で検定会が同じ日に開催されます。

検定会で実施する実技種目について
展開します。




実技種目

実技種目には基礎と実践とがあります。

基礎は低速系、実践は比較的高速系の
種目となります。

今回の投稿では基礎課程について展開します。

以下に項目を示します。

・基礎課程

①プルークボーゲン

②滑走プルークからの基礎パラレルターンへの展開

③基礎パラレルターン 小回り

④横滑りの展開

以上を展開します。




基礎課程

①プルークボーゲン

プルークボーゲンですが。。
低速系の代表的な種目ですね。

初めてスキーを履いた時にやる滑り方ですが。。
その人に指導をする前提で見本の滑りを
するのがこの種目です。

改めて基本をきちんとおさえて滑るには、
身体の各部位の動きを理解しながら滑る必要がある。

プルークスタンスで ぱーっと 滑り降りれしまうだけだと・・
恐らくは減点となってしまうと思います。

プルークボーゲンは発展の度合いに応じて
ずれの多いものから滑走性の良いものまであります。

現在の検定種目には
滑走プルークからの基礎パラレルターンへの展開
があるので、、
おそらくは凄く滑走性の良いプルークボーゲン
を検定で求められることはないともいますが、
ある程度の滑走性を表現することになると思います。

実際の検定では検定員が想定しているレベルがある
と思うので、
養成講習会などでブロック技術員の指導を間違いなく
聞き取ること、、どうしてもわからなければ確認が
必要だと思います。





②滑走プルークからの基礎パラレルターンへの展開

滑走プルークからの・・・ですが。

滑走のプルークから滑り出して、、、6ターン程度の間で
徐々にパラレルスタンスとなり展開されていく種目です。

イメージ的には滑走プルークでプルークスタンスが
残っている状態で滑り出して、徐々に内脚の膝が
返り出して、、両方の膝が同じ方向を向くようになり、
パラレルスタンスとなる。

一種目で

・プルークスタンス

・膝が同じ方向(両方の板が同じ傾きでエッジを捉えだす)

・パラレルスタンス

と3種目 あってもいいところを
これを一種目にまとめられいます。。

このため、発展の過程をスムーズに切り替えていく
必要があります。

発展していくのは頭でわかっているけど、
練習しないとぐ ちゃぐちゃ になります。

スムーズにと思って前半を丁寧にやっていると
距離が足らなくなって やっつけで滑ってしまったり、

後半の発展の仕方が急激に発展してしまうので
全体の滑走距離と発展の度合いをしっかり練習
する必要があります。







③基礎パラレルターン 小回り

基礎パラレルターン 小回り
ですが。。。

指導員系を受験する場合には級別テスト1級を
取得している必要があるため、級別テスト1級
以上の滑りができると思います。

小回り・・ということで自分の実力の最高・・
全開で滑ると。。。減点となってしまうと思います。

基礎パラレルターン 小回り
では級別テスト2級レベル程度を対象とした
受講者に見せるお手本の滑りをする必要があると
思います。

級別テスト2級レベルの小回りであれば、
山回りでずれを多く使って、板の横方向の
要素を若干多めに使った滑りだと思います。

この要求レベルに対して洗練されたキレッキレの
小回りをすると要求されたレベルと違うということで
減点となると思います。。

要求のレベルを養成講習会で確認して
求められたレベルの滑りをしてください。





④横滑りの展開

横滑りの展開ですが。。

これも横滑りのターンの大きさを
変えていく種目で、
3種目分を1種目にしている感じです。

最初は大きなリズムの横滑りから最後は小回りのような
小さい横滑りに展開していきます。

谷脚にしっかりのり、雪面の雪を押しずらしていきます。

板の縦方向の要素を多く使いすぎると横滑りではなく、
斜滑降になってしまうので斜面下方向に滑る意識が
必要だと思います。

上体の向きは進む方向、この状態の向きと並行して
肩のライン、ストック、骨盤も向いているのが
いいと思います。

滑り出したら常にパラレルスタンスを維持して、
方向転換の時にターンをしてしまうと、
そのまま斜滑降ともとらわれてしまうので、
方向転換と考えてすぐに横滑りを開始するのが
いいと思います。

横滑りから横滑りはスムーズに流れていくように、
方向転換の部分は基本的に採点には含まれないと
思いますが、パラレルスタンスを維持したまま
スムーズに行うのがよいと思います。

この種目もしっかり練習をしていないと
思ったようなターン数、大きさが演技できない
と思います。

練習してください。







まとめ

基礎課程の種目は低速系の
種目です。

派手さがないので練習や普段滑るのも
敬遠されがちの種目だと思います。

このため、指導員系を受けるぞ!!

となったときに・・

級別テスト1級となるまでの過程でできる
種目ですが。。。
完成度の高い滑りをできる人は少ないと思います。

先にも記載したように
級別テスト1級を取得していれば
合格点の滑りを実現できる能力をもって
いると思われますが、
一つ一つの動きを理解して
滑りという形にしないと合格は難しいのかも
しれません。

低速系であり身体の動き、板を操作している状況など
検定員をごまかすことはできません。

でも上手く滑るためのコツやテクニックはあるので
やっていくうちに、、練習していくうちに
このへんは身についてくると思います。

基礎過程の合計点が既定の点数以上あれば
合格となりますが、
一つの種目が苦手で減点となると
挽回は難しいため全ての種目を網羅して
全て合格点がとれるように練習が必要です。

例えば級別テスト1級の小回りで
クラウンプライズ保有者が滑れば相当な
加点となると思いますが、

指導員系の検定では滑るレベルが
要求されているので、
滑走性の高いプルークボーゲンで
要求された滑りをすれば合格点となると思います。
キレッキレのプルークボーゲンでは逆に減点となる
場合もあります。

加点のプルークボーゲンの滑りは想像できない。。
(デモのプルークボーゲンを実際に見るとあーこれが
加点のプルークボーゲンだ・・ なんて思ってしまいますが。。。)

となると一種目減点となると補填ができない
ので・・やばい。。ということになると思います。

基礎課程は確実に全て合格点を獲得してください。
そのためには、、理解と練習が必要だと思います。

スキーの準指導員の受験は早く決断して前倒しでの準備がよい 来シーズン合格して講師になろう!!

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