準指導員とテクニカルプライズのどちらを先にとるのがいい? どちらの資格の取得もそれぞれに影響する
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スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(バッジテスト 1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
資格の取得、合格に向けて取り組んでいると思われますが、
資格を取得する順番をどちらを先に目標とするか考えたことはありますか?
具体的には技術系のテクニカルプライズと指導系の準指導員
について1級を取得したらどちらの資格を受験することもできますが
どちらを目標にするか。。について自論を展開します。
どの資格を目標とするか
テクニカルプライズと準指導員についてどちらの資格の
取得を目標にするか以下に項目を記載します。
1.準指導員を先に取得
2.テクニカルプライズを先に取得
3.両方同時に取得
以上の項目を展開します。
1.準指導員を先に取得
準指導員の資格を先に取得することを目標とする
について、
指導系の資格の取得には
・理解すること
・人に伝えること
についてを習得する必要があります。
・理解すること
滑りを構成されている動きの根拠を理解する必要があります。
滑りだけでなく、スキーに関しての知識を広く必要とします。
・人に伝えること
理解することも、人に伝えるためにということもいえますが、
言葉で伝えるだけでなく、見本を見せる必要もあり
理解し実演できる。そしてその内容を説明し伝えることができる。
そして、伝えるために技術的なレベル向上のプロセスを
理解する必要があります。
自分が理解するだけでなく、人に伝えるためには
ワンランク上の理解が必要と考えます。
・資格を取得したなら
準指導員の資格を先に取得したなら
スキーの滑りについての理解が高まり、
理解したうえで実演できるため、
スキーを上達するための取り組み方が
変わると思います。
2.テクニカルプライズを先に取得
テクニカルプライズを先に取得するについて、
テクニカルプライズ取得には以下のような滑りの向上が
必要です。
・技術
・対応力
以上について級別テスト1級に比べ高いレベルが求められます。
・技術
技術について、
級別テスト1級に比べて高い次元のスピードが求められます。
このためには、スピードを落とさないで滑る技術
やスピードを出して安定して滑る技術が必要となります。
そのためには、板を確実に操作するための
体の体勢づくりやスキーヤーが使う力のかけ方
を身に着ける必要があります。
・対応力
対応力について、
検定時のゲレンデの雪面状況、斜度変化に
対応し安定した滑りができる必要があります。
滑り降りてくるだけでなく、
的確な板の操作を行い高い次元のスピードで
滑る必要があります。
・資格を取得したなら
テクニカルプライズの資格を取得したなら
高い技術と対応力を認められることとなります。
指導員系の実践系の滑りでは
テクニカルプライズの実力を発揮することが
できると思います。
滑りの技術としては高いレベルをもっているので
自信をもって準指導員の資格に向かえると思います。
3.両方同時に取得
両方同時に取得について、
両方の取得を目標に取り組むこともできると思います。
準指導員の検定は年に1回しかありません。
シーズンインから養成講習会などの学科や実技講習を
受けて2月末~3月の検定となります。
検定では学科もあるのでシーズン中には学科の勉強も
必要です。
検定種目は、
基礎種目で
・プルークボーゲン
・横滑り
・小回り
・滑走プルークからの展開
実践種目で
・シュテムターン
・大回り
・不整地 小回り
・総合滑降
です。
テクニカルプライズは
・小回り
・大回り
・不整地 小回り
・総合滑降
となります。
種目を見ると、
大回り、不整地 小回り、総合滑降
は準指導員もテクニカルも両方同じ滑りで
いいと思います。
小回り は準指導員ではづれを多く使う基礎小回り
でテクニカルは発展形の小回りのため滑りが大きく違います。
テクニカルの4種目の内、3種目は準指導員と同じなので
準指導員の検定に合わせて練習しレベルを上げる取り組みを
行えばよいと考えます。
このため、目標としてひとつのシーズン中に
準指導員の検定終了まではそちらを優先に取り組み、
終了後テクニカルを受験する形で両方を目指すことは
可能と考えます。
まとめ
テクニカルプライズの合格に向けた取り組みで
高い技術を習得し、
準指導員の資格合格に向けて
滑りや動きを理解することで、自分の取り組み
にも取り入れることが可能になります。
テクニカルプライズを取得して準指導員に向かうには
テクニカルの技術レベルが高いことから
何年か時間を掛けてしまう恐れがあります。
取得すれば準指導員の検定種目の半分程度は
余裕で合格もできるかもしれません。しれません・・。
準指導員の資格を取得すれば
滑りへの理解度が深まり、テクニカル受験に向けた
取り組み方も変わり短期間で合格につながるかもしれません。
それぞれの資格合格への取り組みが別の道の資格取得へも
影響していくと思われます。
お奨めの進め方
自論ですが、、、、
準指導員の資格受験を行いながら
テクニカルを狙うことがお奨めです。
どちらかといえば準指導員の資格の方が
取得はし易いのですが検定には1シーズン通して
の対応が必要で時間とお金を必要とします。
ですが先に取得は準指導員を申込み取り組みを
行い進め、合格後テクニカル取得に向けて進めるのが
最短で進められると考えます。
準指導員合格後にスキースクールに所属しながら
テクニカル取得に向けて取り組むことも可能です。
あまり多くはないですが、
同じシーズンに準指導員を受験しながらテクニカルを
受験して、準指導員が不合格となりテクニカルが合格した
少数派もいます。この場合は基礎系の動きがしっかりできていない
ことも想定されます。
次のシーズンに準指導員を確実に合格するように取り組みを続けてください。
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