スクール 4月6日の特別レッスン 小回り&コブレッスン コブの基本はスキーの基本でもある 


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

2019年4月6日に高鷲スノーパーク SAJスキースクールに
おいて特別レッスンの小回り&コブ レッスンが実施されました。

このレッスンで初級コーズを担当させていただきました。
実施したレッスンについて展開します。




小回り&コブ レッスン

小回り&コブ レッスンですが。。
高鷲スノーパーク SAJスキースクールで実施する
通常のレッスンとは別に。。

お客様のご要望から実施しているコブに特化した特別レッスンです。
一般のレッスンでは全体の基本技術のレベルアップの
過程でコブに入ることもありますが、
このレッスンは最終的にコブに入って滑れるようになることが
目的のレッスンです。

今回の受講者は全体で13名の受講をいただきました。

しっかり、ばっちり 受講生への対応を考慮して
13人に対して講師4人で対応しました。

クラス分けは実際のコブや整地で小回りを確認して
講師の判断によりクラス分けを行う場合もありますが、
今回は初級コース と 発展コースについて自己申告制で
クラス分けを行いました。

以下にクラス分けの内容を示します。

1.初級コース

2.発展コース

以下に展開します。







1.初級コース

初級コースですが。。
コブが苦手なスキー狂は多く、、
コブを滑れるようになりたい。。コブに一人で入れるようになりたい。
というような場合や。。

検定でコブだけがどうしても。。
というような場合の受講者を対象としています。

また、コブを滑るための基本はスキーの基本でもあり
基本からみっちり、ばっちり ストーリーだてて進めていきました。

コブレッスンですが。。コブに入る前段階として
整地で基本を半日かけて繰り返し、、繰り返し・・行い
コブを滑るための下準備を行い。。

整地の基本を生かして最終的にコブに入ります。

リピーターも多い特別講習となっています。




2.発展コース

発展コースですが。。
コブは滑れる。。が。。もっと上手に滑りたい。。
プライズテストでの不整地小回りでの合格点を目指すなど。。

コブは若干でも滑れるがもっと。。もっと
ハイレベルな滑りを習得したいスキー狂を対象とした
特別レッスンとなっています。

こちらも、、初級コースに比べて割合は少ないですが。。
基本を整地で確認してからコブでのバリエーショントレーニングや
実際にコブでの発展形の滑り方をがっつりレッスンします。

レッスン内容

今回の小回り&コブ レッスンは
私を含む講師2名体制でレッスンを進めました。

レッスンの内容を以下に示します。







1.動きの基本

動きの基本ですが。。
プルークボーゲンの外脚が板に力をかけるための
基本となる。。
プルークボーゲンの外脚は横滑りの谷脚となる。。

プルークボーゲンから横滑りに展開して
脚の使い方を徹底的に繰り返しレッスンしました。

脚の使い方だけでなく、上体や骨盤の使い方
なぜ、、その動きをするのかをストーリー性を
持たせて展開しました。

2.ずらすこと

ずらすこと ですが。。
スキーで滑るときにスキーは
谷に向かって板を向けるとどんどん滑っていくので
滑らないようにどうやって止めるか。。をひたすら
行っているイメージかもしれませんが。。

止まらずスピードを制御するためには
ずれを使う必要があります。

ずれにより適度な制動ができるようになります。

まずは ずれの前に エッジをかける。。外すという
ことを理解します。。

どうやったらエッジがかかるの?
どうやったらエッジを外した状態を作れるの?

改めて考えると説明は難しいですよね。

この方法を知っていれば滑っている最中でも
この原理に従って動くことで上手く操作ができると思います。

エッジを外した状態でスキーの面が斜面と平行
で斜面を滑り降りる状態でもずれといえるともいます。

また、止まらない程度にエッジをかけていけば
これも制動だと思います。

また、ずらすとは板の横方向に対してだけではなくて
板の縦方向の要素を多く使っていくと
もっとスキーで滑るときの制動の幅が広がります。

実はプルークボーゲンには制動の要素がぎっちり
詰まっているのです。

レッスンではプルークボーゲンから制動の感覚を
磨いてもらいました。







3.短距離ターン

短距離ターンですが。。
通常ターンをするとなれば、、
スキーのエッジを使って回転して
その後でずらしてく感じだと思いますが、、、
これだと3m以上の滑走距離を必要としてしまいます。。

コブ斜面でターンする。。板の方向を変えることを
考えると3mも費やしていてはコブに合わせて
ターンすることができません。

コブに合わせてターンをするには
スキーの板のトップとテールをブーツを中心にして
回転させるピポットターンを活用します。

ピポットターンを行うためには
まずはエッジを外して板をフラットの状態として
トップとテールを同時に回転させる必要があります。

改めてエッジの外し方、ピポットターンを
上手に行うためにパーツに分けた練習も行い
ました。




4.ボーゲン小回り

ボーゲン小回りですが。。
プルークボーゲンは先の項でも記載したように
制動の要素がぎっちり詰まったターンです。。

この要素を活用して小回りに展開しました。

プルークボーゲンの外脚でスキーに対しての
力のかけ方、、板の動かし方の根幹を知り、
この外脚の制動の要素を活用し、
外脚の軌道は変えずに内脚を寄せてパラレルスタンスとします。

プルークボーゲンをパラレルスタンスで行うと
小回りとなります。

言葉で書くと簡単ですが。
実際にプルークスタンスの簡単操作が・・・
パラレルスタンスになった途端。。かなり難しくなります。

この滑り方は小回りの発展形でもあり
洗練していくとテクニカルでも通用する
滑り方です。

谷回りで制動を行うのでいろんな斜面で
しっかり制御して滑ることができるようになります。

繰り返し練習しました。







5.二つの滑り方

二つの滑り方ですが。

コブを滑るために一番最初に覚える滑り方は
ツートン とか ずるどん とか呼ばれる
滑り方です。
これはコブの裏を ずるずる とずらして
制動していく滑り方です。
ラインコブのようなコブだとコブのピッチが
短くて、コブの裏が少ししかないと、
ピッチが細かすぎて板をコブの裏に板を回す
ことができない場合があります。

この場合はコブの溝の外を滑るバンクを
滑るほうが滑り易いと思います。

レッスンでは
ツートン・ずるどん と バンク
の二つの滑り方をレッスンしました。

これでどんなコブも滑ることができるようになります。




6.コブ滑走

コブ滑走ですが。
コブが滑れないというスキー狂には
コブのどこをどうやって滑るかがわからないという
人も多くいます。

これまでのレッスンでどうやってという手段を
練習したので、、
実際のコブで ツートン・ずるどん と バンク
の滑り方でコブのどの位置を通ってどこを削って、ずらして
滑るかを説明し。。

今回は講師が二人いたので。。。説明後すぐに
そのコースを実際にお手本が滑るような形で
確認してもらいました。

まずは1、2個のコブを滑ることから始めて
徐々に距離を伸ばしました。
滑り方は各自の滑り易い滑り方で滑ってもらいました。







まとめ

小回り&コブ レッスンは毎回大勢の
受講者が受講いただいています。
午前2時間、午後2時間の1日のレッスンです。

受講者本人に成果があったか確認すると
効果があったとの評価もいただけているので
ほっとします。。

実際に滑りを観てもレッスン直後より
滑れていることが確認できます。

今回は講習の前と後でビフォア・アフタの
動画も取得しています。

今後できればこの画像もアップしたいとも考えています。

リフトに乗りながら常連さんや受講者と話をしていると、
コブに特化した今回の特別講習の合宿版でみっちり
行うレッスンや整地小回りに特化した特別講習の
リクエストもいただいているので今後スクールに企画提案を
進めてみます。

自分もそうでしたが、、小回り系が苦手なスキーヤーは
多いですよね。。。

検定を見ていても大回りが上手な人は多いです。。

がんばって企画提案をしてみます!!!!!

高鷲スノーパーク SAJスキースクール 「小回り&コブレッスン」特別レッスン 発展クラスを担当

高鷲スノーパーク SAJスキースクール 小回り&コブレッスン コブが苦手な人が滑れるようになる特別レッスン

コブだけでなく小回りも! 高鷲スノーパーク SAJスキースクール2019もやりますコブ特別講習

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