級別テスト(1級・2級)・プライズテスト(テクニカル・クラウン)受験 シーズン終盤での受験のポイント


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

3月になりスキーシーズンも終盤戦のような
感じになってきています。

検定を受検するスキー狂は成果を出す時期になってきました。

シーズン中に練習・取り組みを進めここまできました
これからの時期の検定受験に取り組む、受験時のポイントを
展開します。





3月からの検定受験について

3月からの検定受験についてですが、
検定会は今シーズンは例年に比べて雪がかなり早く
なくなっているので前倒しでの検定の実施や
中止となるスキースクールが多いのではないでしょうか。

例年のように最終の3月末~4月に入ってから
と考えているスキー狂は早い受検がいいと思います。

この時期の検定受験やポイントについて以下に示します。

1.雪質

2.事前講習

3.疲れ

4.その他

以上の内容を展開します。




1.雪質

雪質ですが。。。
検定会が開催されるのは
1月~3月に開催されるのが多いと思います。
雪の状況も関係するので1月~2月に実施される
スキー場・スキースクールが多いのではないでしょうか。

これはそのまま雪の状況が要因となりますが、、
2月~3月初ごろまでの受験であると
温度も低いため午前は雪質が固くて、午後から少し緩む。。
または午後もあまり変わらず固いという
雪質が多いと思います。

また、1日で事前講習も行われるプライズテストでは
午前から午後にかけて2単位4時間の事前講習の後に
検定会が実施されるため、
一度緩んだ雪がまた固くなるという場合もあります。

検定会で若干雪質が緩むと滑りやすくなる場合もありますが、
固くなるのは板が走りすぎてしまう場合もあります。

特に不整地小回り でのコブの固さがすべりに影響するのでは
ないかと思います。

しかし、3月中旬以降のこれからは
朝は夜に冷えてクラストして前日の状態がそのまま固まっていたり
する場合もあります。

圧雪されていれば朝一はこの時期でも大回りで気持ちよく
ターンができると思います。

このシーズンは温度が上がることで
雪が徐々に緩んできます。

緩み方によっては
シャビシャビやザクザクになり重い雪となることもあります。

雪質が固くなるのもつらいですが、、
緩みすぎるのもつらいです。

雪が緩むと先ほどとは逆に不整地小回りは滑り易くなります。
ですが。。。。掘れやすくなるため多くの受験者がいると
事前講習や検定時にコブの形が変わり・・深く、うけてしまうような
コブの形状となることも想定されます。

受験時には深くなっていること、形状が変わっていることも
想定しながら滑る必要があります。

また、整地種目は大回りであれば
雪が緩み斜面が荒れると山回りから抜け出せなくなって
しまったり、
カービングで滑ると足をとられる可能性もあるため
配慮して滑る必要があります。

小回りでは雪が重くずらせなくなることも想定されます。

このときに板が真っ直ぐ走り過ぎないように
しっかり板を回しこみながら減速しないように!!

特に板を横向きに止める要素を多く使ってしまうと
むちゃくちゃ詰まった滑りとなり、雪面への圧も大きくなり
板の返りも多くなり破綻しないようになるべく縦方向の
要素を多く使って滑る必要があります。

横滑りの難易度は上がると思います。
雪が重く綺麗に板がずらせないので斜滑降にならないように
しっかりずらす必要があると思います。







2.事前講習

事前講習ですが。。。

事前講習は級別テストであれば2時間1単位。
通常は検定会の前の午前中に実施されます。

プライズテストのテクニカル・クラウンであれば
2時間2単位の受講が必要となるため
1日目に事前講習、2日目に検定会というような
スケジュールのものもあれば、
事前講習も検定会も1日で全て行ってしまう
ものもあります。

更に。。事前講習がなく検定会だけ実施される
プライズテストもあります。

この場合は別の日程の事前講習を受講しておくか、
または別のスキー場・スキースクールで受講しておく
必要があります。

事前講習も通常は講師が受験者を連れてレッスン形式で
検定バーンを滑ったりしますが、
受験者が多い場合は斜面に講師が張り付いて
受講生がこの斜面を決められた種目で滑り降りて
指導、アドバイスを受けるパターンもあります。

受験者が20人を超えると時間に制限もあり
検定バーンに張り付く事前講習のパターンが多くなると思います。
この張り付きの場合は最初に講師が行うか、、、
受験者と一緒に何度も
前走者のようなお手本の滑りをする講師を滑らせることもあります。

事前講習は受講後に修了証が手渡されます。
この修了証が受験時に必要となります。

同時に申し込んでいる受験者は特に必要ありません。。。

受験で不合格となった場合には。。

事前講習はシーズンを通して1回受講すればいいので、
受験する資格の事前講習を1回受講すれば、、
再受験時にはこの修了証で事前講習を
受講しないこともできます。

同じスキー場・スクールでシーズン中に再トライするのであれば
もしかしたら受講しないで体力温存、費用削減で。。
検定会を受験するというのもありだと思います。




3.疲れ

疲れ。。。
ですが。。。

早いスキー狂では11月からスキーシーズンに突入して、
4ヶ月以上もの間 週末にスキーの取り組みを行い。。

取り組みも 遠方からスキー場に行き朝から夕までみっちり
滑って。。土日も泊まりで取り組んでいる受験者もいると思います。

土日以外はゆっくり休養ということであれば
いいのですが、、、日常は仕事をして休日に取り組みをしている
スキー狂が多いのではないかと思います。

こうなると。。溜まってますよね。。。疲れ。。

受験をすると思っていると精神的にも追い込まれた感があって
そういう意味では更に精神も体もゆっくり休めている時間は
少ないと思います。

先の事前講習もできるだけ体力を温存。。疲れないように
する手段の一つだと思います。

次の日が受験だからと。。。

前日に検定コースを猛烈に滑りまくるだとか。。

滑りを変えていきながら検定のときの調整なども必要だと思いますが、、
前日に劇的に上達はそうそうはないと思うので、、、
前日は翌日の検定会に備えることも受験テクニックだと思います。

検定当日の検定会ではできる限り
疲れないように体力を温存できるように
工夫してください。

テクニカルとクラウンとを同時に検定となると
20人を越える受験者での検定会は普通だと思います。

検定会で自分の滑る順番まで
板を履いて斜面に立っていると
これだけでかなり疲れます。

自分の滑走順まで時間があれば
斜度がないところで板を外して
リラックスしているなど余計なところで
体力を使わないようにしてください。。
水分補給なども。。行ってみてください。

自分は疲れていないと思っても
体は結構疲れていると思います。。
余計な体力を使わない工夫も必要だと思います。







4.その他

その他ですが。
3月ともなれば雪質はトップシーズンと違います。

WAXが合っていないと滑らない場合があるため
雪質に合わせてしっかり板のメンテナンスも
行って検定を受検してください。

スキーは滑らないとなにもできないので。。
ちゃんと雪面を滑っていくようにWAXも気にしてみてください。

それと。。
服装です。。ゲレンデの朝一は寒くても
午後の検定時には猛烈に温度が上がることもあります。
ゲレンデの温度もチェックして服装を考えてください。
沢山きていると動きにくい ですしね。。。




まとめ

検定会での採点は
検定会で滑った滑りの1本で採点されます。

このためこの1本をどうやって最高の1本と
することができるか。。

そのためにシーズンをかけて取り組みを行ってきている
思います。

検定会では当然スキーの技術的なものは必要となりますが、
技術的なもの以外での準備も関わってくると思います。

滑る技術を持ちながら滑り方を間違えると・・・
トップシーズンの雪のように春の雪を滑ることはできません。

技術的には到達していても
検定会の1本の滑走で滑れなくては
合格点を獲得することはできません。

損をしないように検定会に向けて
滑り以外のことも考えてみてください。。

最後に。。。検定会では
春の雪で重くなり、、トップシーズンに比べて
ずらしにくく、、つまりやすく。。。
重たいので急激なエッジングですぐに止まることもできません。

また、、、板がばらけやすく転倒のリスクも増しているともいます。

気合を入れて一本を全力で滑ることとなるともいますが、
絶対に無理をしないように!!!

怪我をしてしまったらなにもなりません。
検定会で無理だけはしないでください!!!

スキー狂のみなさんの合格を願っています。
*Gakuro*

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