代表的な 癖 を展開 癖は上達の妨げ 検定では減点となる


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて

取り組んでいるスキー狂のみなさん

スキーの 癖 はなにかやっちゃってますか?

癖 について自論を展開します。

スキーの癖

スキーのデモ級の上級者が基本から発展した滑りを

すると個性として評価されますが、、

私たちレベルであると基本に沿っていない形の滑りは 癖 

として修正が必要です。

スキーの 癖 とは。。

この表現自体も自論なのかもしれませんが。。。

癖 とは 気が付かないで無意識に行ってしまう行動 だと思います。

日常生活 における 癖 は

・字の書き方

・顔を触ってしまう

・腕を組む

・盗み癖・・やばいね・・

・他

のような感じだと思います。

治さなければならないものもありますが、

別に害のないものもあります。

今回のスキーにおける 癖 は上達の障害となる

悪いものとして・・自論を展開します。

スキーにおける 癖 はどのようなものか。。

滑る動作において必要とする動作の妨げになるもの

を 癖 と表現していきます。

例えば・・実際の 癖 について以下に示します。

1.ローテーション

2.踏み替え動作

3.後傾

4.内倒

5.外向過多

6.シェーレン

7.前傾過多

以上の項目について展開します。

1.ローテーション

ローテーションですが。

ターンを誘導するための先行動作となります。

故意に行い滑りをサポートする使い方は 弊害はありませんが、

無意識に行ってしまうことが上達の弊害となります。

スキーの操作は足元から動いていきターンを

構成していきますが、

切り替えから次のターンに入るときに

通常の上体の動きより早い段階で、

ターン内側に向けて 過剰に回転させてスキーのターンを誘導する動きです。

 図1.ローテーションのイメージ

図1にローテーションのイメージを示します。

主には上体を過剰に回転させた場合ですが、

肩、腰が回転することも多いと思います。

弊害としては 

ずれを上手く使えなくなることから

片側だけローテーションしているとターン弧に差が出てしまったり、

急斜面やコブが滑れなかったりします。

づれだけでなく、

回ってしまった上体を元に戻す 作業が必要であり、

特にコブではターンしたい箇所で

ターンができずに破綻してしまう可能性もあります。

2.踏み替え動作

踏み替え操作ですが、

ターンする際に次のターンの外脚を踏み出して

ターンしてしまう操作です。

踏み出してシュテムすることで、

ターン開始するための迎え角が既に作られている

ことからターンを行いやすくなります。

上級者が踏み替え操作をするとシュテムターンの

ようにも見えてしまい見栄えの悪さもありますが、

同調操作ができていないことからの 先行動作でもあります。

曲げ切替では踏み替え操作は難しく、

伸ばし切り替えで踏み替え操作を行うこととなります。

このため、高速でこの動きを行ってしまうと

体が遅れて後傾を誘発する可能性もあります。

3.後傾

後傾ですが、、

スキーで滑るためには許されない

ポジションです。

本来は板の中心付近に重心をおいて滑るのが普通 ですが、

ポジションが後ろになっていることを

後傾といいます。

上体が立っていたり、

足首のブロックが不足していたり、

お尻が落ちていたりすることが原因です。

後傾をしているとトップが軽くなりスピードが 出ます。

さらに板の後ろ側に重心があるため操作を

十分に行うことができなくなります。

このため、高速となり操作不能の暴走となることが

想定されます。

4.内倒

内倒ですが、

ローテーションのような先行動作です。

本来は足元からターンを始動するところが、

体をターン内側に傾けることにより

板がエッジングしてターンを行います。

ターンを行うためには板に圧をかけて、

操作をすることでターンしていきますが、

板はエッジが噛むと曲がっていく特性があり、

内倒することでエッジをたてて板の特性に

頼った滑りとなります。

ターンを行う時はターン内側に過剰に入った

上体を元の位置に戻してターンを行います。

このためターンを行うために余分な動きがあり、

細かいターンはできません。

細かくターンを行う小回りでこれを行うと

ターン弧は浅くなり暴走の可能性もあります。

さらに体から板が離れるのでエッジが噛んで

ずらすことができないので、

この点においても暴走を誘発する可能性があります。

5.外向過多

外向過多。。ですが。。

上体がターンの外側を向き過ぎる滑り方です。

ローテーションと同様に過剰にターン外側を向き過ぎて

いるので元の方向に戻す操作が必要です。

進行方向とは違った方向を上体が向いているため、

板に力を上手くかけることができないと思います。

また、斜面の下を向き続けるような感じにもなり

止まって見えるような、

迫力のない滑りとなってしまいます。

6.シェーレン

シェーレンですが、

ターンするときに外側の板がターン外に向かって離れてしまい

板がばらけてしまう状態です。 図2にシェーレンのイメージを示します。

 図2.シェーレンのイメージ

外脚が本来のターン弧から外側に外れていく軌道となるので

雪面に対してしっかり圧をかけていくことができません。

ターンをする時には外脚に乗る比率が高くなりますが、

外脚にしっかり乗っていないためにこの操作は出ていると

思います。

7.前傾過多

前傾過多ですが、

後傾を意識するあまりか、、

本来の正常なポジションより前寄りに

板に乗ってしまっている状態です。

お尻が出ていたり、上体がかぶっていたりすると

前傾過多となる可能性もあります。

前に乗り過ぎると詰まり易く、

雪面変化により板が刺さってしまう可能性もあります。

また、前に重心があるため板のテールが通常より

ずれやすくなります。

コブでこの状態であると、

コブの起伏に対応ができません。

滑 るラインによってはコブに刺さってしまう可能性もあります。

まとめ

癖 について記載してみましたが、

先行動作的なものとそもそも動きを阻害するものとが

あります。

上達の過程においては 癖 は障害となります。

上達を遅くするだけでなく、

検定では 癖 があると減点となると思います。

主だった 癖 はそんなに種類も無いので

検定員は確実に 癖 を確認して点数に反映します。

そもそも 癖 によりまともに滑れないですから。。

癖 を治すためには

スキースクールも活用してみてください。。

高鷲スノーパーク スキースクールは

高鷲スノーパークがオーブン後に開校します。

以下が高鷲スノーパーク SAJスキースクール のホームページです。

http://takasu-spss.whitesnow.jp/entry28.html
 

講習についての不明点はスクールに確認してみてください。。。

癖についての関係のある投稿を以下に示します。 

スキーの 癖 は治さないと上達しない 癖を理解し修正し自覚して しつこく取り組む
スキーのローテーションはずれを使えない 弊害によりコブもまともに滑れない
ウィングヒルズ白鳥スキー場での滑走での反省点 やってしまってるな・・ローテーションと後傾 この時期に修正だ!
スキーは小さな動きの積み重ねでリスクを減らす ローテーションにはリスクがある
スキーの踏み替え操作 原因を確認して検定に向けて修正する ひとつの癖を直すと二つ治る可能性も・・

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