スキーの プライズテストの大回りの合格点を獲得するには・・ あれか・・
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
気が付くと朝、夕は涼しくなり
夜も過ごしやすくなってきました。
暑い、、暑い夏の間は
雪の上を滑るなんてことも想像できなかったのですが、
最近はスキーシーズンに備えてユーチューブなど
動画を見る気分にもなってきました。
高鷲スノーパークで実施された検定会の様子
なども動画としてあがっていたりするので、、
そんなのも確認してみたりして、、
プライズテストの様子を見ていると
検定を担当していた動画などもあり
その時を思い出す感じです。。。
プライズテストの検定会では
なんとなく、、、小回りよりは大回りの方が
合格点を獲得できている受験者が多い感じです。。
加点で合格できるとよいのですが、、
堅実に合格するには
一つの種目も落とすことができない感じですよね。。
大回りは合格点獲得率は高いと思いますが、、、
改めて大回りについて自論を添加しています。
大回り
大回りですが、、、
高鷲スノーパークでのプライズテストの
ゲレンデの状況、雪質を思いだすと、、
凄く滑りやすい、、なんて状況は
あまりなかったように感じます。
できる限り良い環境を提供するように
ゲレンデの雪が薄くない場合以外は
圧雪をかけてもらうのですが、、、
滑りだすころには荒れていたりします。
できる限り大回り系は検定の最初の方に
もってきて、できる限り荒れていない状況で
滑ってはもらえるように配慮はするのですが、、
受験者の人数も多くなると荒れてしまったり・・・
こんな状況での大回りで合格点を
獲得するために気を配ること、、滑り方に関して
自論を展開します。。
1.暴走禁止
2.谷回り
以上の項目を展開します。
1.暴走禁止
暴走禁止ですが。。。
どの種目も暴走すると減点になりますが、、
大回り系で暴走するとかなり危険です。。
総合滑降や大回りは小回りに比べて
滑走スピードも速くなると思います。
検定員をやっていて、、、
最後のターンに受験者がこちらに向かって
来た時に思わず逃げてしまうような
滑りの場合は減点になっていると思います。
思わず逃げてしまうのは
制御できていないように見えた時です。。
制御できていないイコール暴走と考えていいと思います。
プライズテストの大回りは基本的には
フルカービングでよいと思いますが、
急斜面や雪質の状況によっては
ずらしてコントロールすることもありだと思います。
ですが、、基本的に高いスピードの次元を
維持する必要があるのでずらしすぎに注意する。
あまりにもずれていることが見えると減点になると思います。
大回りで外力を得るためには
内径角をつくってエッジングしますが、、、
内径角を作ることを優先に動いてしまうと
ミスにつながります。。。
足元の雪と会話しながら
適正な内径角やエッジングしていかないと
雪質によっては外足がもぐってしまい
バランスを崩したり転倒につながる場合もあります。
暴走しないでハイスピードを維持し、、もちろん転倒しない!!
2.谷回り
谷回り・・ですが。
大回りでもターンMAXは山回りとなりますが、
山回りばかり意識してしまうと
暴走の恐れもあると思う。
受験者での減点の多くは
山回りの比率がすごく多いことからの
暴走や減速によるものだと思う。
ターンの横方向を活用して制動することもあるが、
カービングで山回りの比率が多いと
横方向に移動していって
切り替えて、、向きを変えて また横方向に・・
というようになってしまう。
フルカービングで滑ると
雪質がよくない場合には暴走になってしまう場合もある。
雪質が悪いとなかなか山回りで圧をとらえることができず
フォールラインに向かって滑る期間が長くなり加速、、
山回りで最初は加速後にこれらの圧を受け止めることができても、
徐々に対応できず暴走の領域に。。
こうなると山回りですぐにコースの端がやってきて
慌ててターンして、また山回りなんてことにもなる。
逆に減速要素が多い場合は
山回りで板をずらしすぎて減速してしまうと減点になると思う。
山回りでずらすと雪煙も多くたち すごく目立つ。
どのように滑るか???なのですが、
まず、山回りから次のターンに移行する際に
切替えをいれること。ここでいったん前のターンのエッジングを
リセットして板をフラットな状態をつくる。
この時には身体は斜面と垂直になると思う。
身体は落下を止めることなく
フォールライン方向に落ちていくと
身体は板よりも斜面の下になると思う。
身体が板より下になると、、、谷回り・・でエッジが
かかりだしていると思う。
イメージ的には山回りでは斜面の下側にあった板が、
切替えで身体の下を通り、
今まで右にあった板が左に、、、
左にあった場合は右に抜けていく感じ。。
エッジがきき始めたら、頑張ってそこに圧をかける必要はない。
乗っているだけで、勝手にターンは始まり
山回りに移行していく。
頑張ってトップを押さえて
回らないようにしても回ってくる。
切替を越えて、身体が板より下になり
板に乗っている・・これで谷回りとなる。
この期間を作るだけで山回りの負担が
軽くなる。
さらに制動するのであればこの谷回りの
期間でずれをつかうとスピード調整ができる。
谷回りで結構ずらしても
雪煙がたたないのでターン全体の切れのイメージは
そのままだと思う。
谷回りは板より身体が斜面の下なので
なんか怖い感じもするが、、、
ターンが安定し制御できるようになるので
安定する。
山回りだけで滑った時のように
コース横方向への高速の移動となったり
雪面との大きな力のやり取りがなくなるので
逆に怖くない。。
板より身体が斜面より下。。を意識して
山回りから斜面下方向に身体を投げ出してしまうと、、
谷回りで足元が軽くなってしまう。
前のターンの山回りの勢いを止めず、、
切替えを通過して、勢いのまま谷回りに移行するのがよいと思う。
プライズテストの合否の要は谷回りかもしれない。
まとめ
プライズテストでの合格点の滑りは
スピードの次元が高いことが求められるが、
いくらスピードが速くても制御できていなければ
合格点は獲得できない。
プライズテストは最高速度を競うものではなく、
基礎スキーの技術レベルを確認するもの。
スキーの基本の操作を正しく表現できているか、
その結果高速で滑ることができるか。。
様々な斜面状況をそれぞれの種目で
制御して滑り降りてくることができるか。
というもの。。。
スキーのターンのプロセスは
谷回り→山回り→切替え
で構成されている。
それぞれのプロセスには
プロセスとして存在する理由があり
役目がある。
このプロセスを忠実に再現して滑ることが
必要だと思う。
先の項で自論を展開した
谷回りは 大回り だけに有効ではないと思う。
大回りで活用できるようになれば
小回りでも同じ視点で活用できると思う。
ターンは谷回りで調整するのがよいと思う。
余裕がなければ谷回りをずらす。。そしてそのまま山回りもずらす。
余裕があれば谷回りをずらして、山回りは切る。。
もっと余裕があれば谷回りも、山回りもずらさないで切っていけばいい。。
プライズテストの合格を目指すなら
谷回り と ずれを どう使うかを極めろ!!!
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