スキー テクニカル検定 高鷲スノーパーク で2月4日に実施の検定 合格5人!! 


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
今シーズンも気が付けばトップシーズンに突入している。
検定会を追いかけていくなら多くは3月までとなるので・・
となれば・・あと・・2ヶ月程度となる。

高鷲スノーパーク でも級別テストも数回開催され、
2月4日 には今シーズン初めてのテクニカルプライズが開催されました。

実施した検定会について自論を展開します。




2月4日の検定会

2月4日の検定会・・についてですが。。

イメージ的なものですが、、、
高鷲スノーパーク のプライズテストは
雨やガスによる中で検定会や事前講習が実施されることが
多いので・・今回の検定会は・・晴れて天気がいいなぁ。。
という感じでした。
天気は最高だったと思います。

実施した検定会について以下に項目を示します。

1.検定コース

2.各種目について

3.結果

以上の項目で展開します。




1.検定コース

検定コースですが・・・
近年プライズテストを行う場合は
検定コースの優先度として
エキサイティングBコースとしています。

1種目ごとにリフトに乗ることとなりますが、
チャンピオンクワッドを活用できるので
リフトの待ち時間もそんなにかからず、
コースは貸し切りでクローズできませんが
比較的に一般のお客様が入らないコースなので
検定会を実施するのに最適なコースだと思います。

斜度は30度あるので
ハイクラスな滑りの実力を確認するには
申し分ないコースです。

2月4日 の検定会は1日で午前に事前講習を実施し、
午後から検定会というような結構タイトなスケジュールで
進める検定会でした。。。

午前の事前講習は8:00~12:00までで
4種目を実施です。。




事前講習は受験者も多いことからコースの下に講師が張り付いて
受験者の滑りにコーチングする形です。

事前講習はコースの状態が荒れていない状況での滑走と
時間がかかるために一番最初に受験者1人に1本のみの滑走です。

エキサイティングBコースで全ての種目を実施する
構成としているためコースを下から見上げて左側に
不整地を2レーン程度設け、残りの右側で整地種目を実施しました。

従来は不整地をコースを見上げて右側に作ることが
多かったのですが、、、
このコースは左側が上がっている片斜面になっており
左側を整地で滑る設定にすると滑走できるスペースが
狭く感じるために、
整地種目・・高速の種目で不整地の侵入を防ぐためにも
整地を広く確保というか・・滑れるエリアの広い右側を
整地としてコースを見上げて左側に不整地を作りました。

不整地は左側だと斜度が急になりますが、、、
スタート位置を下げるなど調整して実施という考えです。。

不整地は前の週に準備したものを活用しました。
前日の2日の最終リフト後にスクールスタッフ全員
エキサイティングBコースに集合し不整地の整備を実施して
翌日3日のテクニカルプライズの準備を行いましたが・・・




固い・・とても固いので表面を削る程度しか
整備できませんでしたが・・やれることはやったという感じです。。

検定コースは2日夜~3日朝にコースを見上げて左側の
不整地を残して非圧雪状態だったゲレンデを
圧雪し最高の検定バーンをスキー場に準備してもらいました。。
・・・最初の一本目は身体がほぐれていないけど気持ちよく滑れたと思います。。

当日は午前中は晴れ、、午後からは曇りでした。
検定バーンは雪質が緩むことなく最高の雪質で滑ることができたと思います。
・・・不整地のコブは昼には少し緩みましたが、、、
検定で滑るころには また固くなり・・難易度も上がったので
コース一番上から3~4段程度 落としてスタートです。

検定の各種目では
総合滑降は一番上から一段落としたところからスタートで
ゴールはチャレンジコースの合流手前まで・・

大回り・小回りはスタートが同じで
ゴールはチャレンジコース合流までの1/3程度上まで。。

不整地小回りは、、一番上から3~4段・・1/3程度下して
中腹位まで・・という感じです。。

整地は滑り易かったと思いますが、
不整地は固く難易度が高かったと思います。。




2.各種目について

各種目についてですが。。。。

先の項にも記載しましたが、、
整地種目は雪質も良く比較的滑り易かったと思います。
不整地小回りは事前講習から完全に雪が緩むことなく
一日中固い状態で難易度が高かったと思います。

以下に各種目の感想を記載します。。。




①大回り

大回りですが。。

コース幅が狭かったのでターン数はあまり気にしない
感じでの採点でした。。。

大きくずれてしまったり、後傾やローテーション、内倒が
見られる場合は減点になっていたと思います。

制動できず、オーバースピード
と感じられた場合も減点になっていたと思います。

斜度もあり。。フォールライン方向への落差が
大きくなるとスピードオーバーになってしまったと思います。

イメージ的には受験者全体的に大回りは得意に感じました。




②小回り

小回りですが・・

この種目が大きく合否に関係したと感じています。

まずは、、フォールラインに真っすぐに
板を振り出すような滑りで山回り中心の
滑りとなってしまうと滑り出しからどんどん加速して
暴走に近い滑りとなっていたと思います。

合否の差が出たのは谷回りの捉えがあるか・・
ないかによって板の動きが大きく変わっていたと思います。

谷回りからある程度の荷重と制動ができていると
ターン弧も奇麗に丸くなり・・安定した滑りになっていたと思います。

どうしても小回りとなると ちょこちょこ 板を回して
しまいがちですが、しっかり雪面を捉え落差を設けながら
一つ一つ丁寧に滑っていた受験者に合格点が付けられていたと思います。




③総合滑降

総合滑降ですが・・

テクニカルプライズなので・・

減速要素が強いと減点・・・
受験者の技術以上のスピードが出てしまっていると
減点になっていたと思います。

種目的に全て大回りで滑ってしまうのではなく、
中回りや小回りも入れながら
高速で滑ることができる・・ターン弧も操れるという
ところを見せることは必要ですが・・
途中・・小回りを入れるときに・・ターン弧を小さくする
というように板を振ってしまったり・・ずれの要素が大きいと
見せ場が逆に減点になってしまったり・・
大回りまでよかったものが残念な滑りも少なくなかったと思います。

細かい滑り方は抜きにして
見ていて安心感のない滑り・・
ゴール地点でこちらに向かってきたときに
避けてしまうような滑りは減点になっていたと思います。




④不整地 小回り

不整地 小回り ですが・・・

今回の検定は雪質的に難易度が高かったと思います。

ですが・・雪質を加味して
スタートを落として、ゴールを上げるなど行い。。

更には脚を揃えて滑り切れていれば
ほぼ合格となっていたと思います。

今回の検定では滑走性というよりは
滑りきるかの技術・・・
検定であまり使いたくないのですが、、
・・根性も必要だったと思います。

一つのミスがコースアウトや
転倒に繋がっていたと思います。

受験者によっては・・ゴール手前まで
無難に合格の滑りをしていたものが
直前で転倒・・
悔いの残る滑りとなった受験者も何人か
いたと思います。

思わず検定員側も「おしい・・」と・・
このような受験者は合格点を獲得する
実力はあったと思います。




3.結果

結果ですが・・・

受験者35人
合格者 5人

でした。。。。
合格した受験者おめでとうございます。

不整地 小回りの合格点が
感覚としていつもよりも多く出ていた感じでしたので
もっと多くの受験者が合格となっているような
イメージでしたが・・結果は5人。。。

毎回感じるのですが・・
過酷な検定会だと思います。。

この日は事前講習と検定会を1日で実施の検定会でした。。

通常の検定会よりスタートの早い
8:00スタート からの 4時間の12時まで
の事前講習・・

13:00~ 検定スタート
合格証配布が15:30~でしたので
検定会は15:00ごろに終わっていたと思います。




検定受験は普通に滑っているより
疲れますよね・・・

気持ちを・・入れて。。一本に集中するのと
緊張もあるのでしょうか。。

斜面で待っているのも疲れる原因かもしれいないですね。。
猛烈に疲れたと思います。。。

まずは受験いただいたみなさんお疲れさまでした。

まとめ

オープンジャッジでの採点でした。。

徐々に運営も慣れてきた感じです。。

受験者がゴール・・停止後に
移動始めるときには集計した点数が
ボードに表示できていると思います。

受験者によっては思わず・・ガッツポーズ!!

ギャラリーや滑り終わった受験者も
合格点がでると拍手やストックを鳴らしたり。。

オープンジャッジは発表も雪上で行うため
検定会の終了も早い。。
その時間を活用し今回も簑島校長による
総評も兼ねたワンポイントレッスンでした。。

予約で受験者の受け入れを調整していたようですが・・
円滑に進むようになったことが確認できたため

1日での事前講習と検定会の時には受験者を50人程度
2日間での実施や1日かけて検定会だけの実施の場合には
100人程度は対応できそうです。。。




今回も事前講習も講師を受け持ったのですが、、
前回の検定からお見かけしたことのあるチャレンジャーも何人か
いました。。。

再チャレンジいただいて上手になっているのを見ると
嬉しくなってきます。。。

ここに来るまでの頑張りが想像できます。

受験者の滑りを見ていて
事前講習と検定会で滑りが変わってしまう受験者は
少なくなかったと思います。

よく分かります。。。検定会ではなんか舞い上がりますよね。。

事前ではフォールラインへの落下を防ぐような滑りが
多かったのが、、、
検定会では逆に暴走方向が多い感じがします。。

検定には魔物が潜んでいる感じでしょうか。

次回はテクニカル・クラウンプライズ
2月17日に事前講習
2月18日に検定会  です。
100人程度は受験可能です。。

雪質も今シーズン一番良い次期かもですね。。

高鷲スノーパークの検定は
雨やガスの中での検定会が多く思い出されます。。
今回のテクニカルはこれを思うと最高の天気でした。

ですが・・次回以降は油断ができないような・・
高鷲スノーパークで受験をご検討の受験者は
念のため事前に雨対策を忘れずに・・

多くのチャレンジャーをお待ちしています!!!

スキー の谷回りは難しいが重要 山回り切替谷回り山回り切替谷回り山回り 勢いを生かしてターンする

スキー の上達の鍵は谷回りにあり 谷回りの滑り方でターン全体が変わる

スキーの 谷回り を物理的にイメージ 加速度を抑えてスピードを上げない

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