スキー の級別テスト1級・2級 不合格の要因と対策
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
寒くなってきましたなぁ。。。
オープンしたスキー場もあり初滑りしたスキー狂も
いるのでは・・と思います。
各所で初冠雪の声も聞こえてきています。
冬支度を始めないと・・という感じですが。。
高鷲スノーパーク SAJスキースクールでも
オープンに向けて着々と準備が進められています。
・・というかスキースクールがオープンの前に
特別レッスンなどの告知が公開されるので
予約は開始になることと思います。
シーズン中に1回しか開催しない
特別レッスンが多いので早期に予約で埋まってしまう
ことが想定されます。。。
特に級別テスト1級やテクニカルプライズ受験対策関係は
人気があるのでできるかぎり早く予約することをお勧めします。
・・・寒い・・スキー場オープン・・検定受験・・
スキーシーズンが始まるのだなという感じです。。。
スキーシーズンが始まると検定会の合格を
目指しているスキー狂は合格に向けて
取り組みを開始することと思いますが・・・
級別テストで不合格・・あの結果は何とも言えない
辛さがあります。。。
不合格となっている受験者の要因について
展開してみます。。。
不合格の要因
不合格の要因ですが。。。
級別テストの合格は
級別テスト2級であれば
3種目の合計が195点以上で各種目の平均が65点以上。。
級別テスト1級であれば
4種目の合計が280点以上各種目の平均が70点以上
獲得できれば合格となります。。
全ての種目で合格点を獲得できなくても
別の種目で加点となり合格点以上となれば
合格となります。
この採点はどのように採点されるのか?ですが。。
検定員3人による平均が点数となります。
1人の検定員ではなく、、
それぞれの検定員の見る目も若干違うことから
3審によりジャッジされます。
1人の検定員が沢山加点を出せば
他の二人が減点していても合格点の場合もありますが、、
3人が合格点を出せば合格であり、、、
誰が見ても合格の滑りができるように
取り組むのがよいと思います。。
不合格はこの3人の内誰か1人でも減点となれば
不合格の可能性があります。。。
この不合格の採点となるのはどのような場合が
多いのか。。。以下に項目を示します。
1.級別テスト2級
2.級別テスト1級
3.合格に向けて
以上の項目にて自論を展開します。
1.級別テスト2級
級別テスト2級ですが。。。
昨シーズンは高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
例年であれば級別テスト1級の受験者が10人程度、級別テスト2級の
受験者が数人だったのが、、、
受験者が逆で1級が数人、2級が10人程度ということが
多かったように感じています。
合格者は10人程度の受験で3人程度が多いと思います。
級別テストは比較法や順位を付けるものではなく
認定的な絶対評価なので受験者全員でも合格を出せます。。
ですが、、数名の合格者のパターンが多いと思います。
不合格となる要因として従来多かったのが
シュテムターンの減点によるものでしたが、、、
数年前から高鷲スノーパークでは
事前講習で念入りにシュテムターンを説明しているので
シュテムターンの合格点の獲得率は上がっていると思います。
大回り、小回りが合格点で
シュテムターンが不合格の時は
シュテムターンの滑り方が分からなかった
のが要因で・・・
滑る実力があるのに減点となったと考え、、
事前講習を行った講師の説明が不足していることも
要因の一つと考え、、、
事前講習で検定バーンでの種目を早々に終えて
できる限りシュテムターンに時間をかけています。
シュテムターンは事前講習で合格点まで
引き上げられる可能性があり
できる限り合格者を増やす取り組みを行っています。
このため、、、近年高鷲スノーパークでは
シュテムターンの合格点の獲得率は凄く良い状況です。。。
・・となれば大回り、小回りで減点になっていることとなりますが、、
板に乗る位置が悪い。。。
後傾が多いように感じます。。
後傾となれば・・正しい操作ができなくなります。
正しい操作ができないと奇麗なターン弧で滑ることが
できないばかりか、
暴走・・スピードの制御ができないこととなります。
最近のスキーの板は板を傾けるだけで、、、
曲がっていくことができますが
級別テストでは板の特性だけで結果を出すのではなく。。
板の特性を生かした操作をすることで
ターンをすることが求められると思います。
まずはしっかりスキーヤーの意思でターンをすること。。
ほぼ真っすぐで左右に身体を傾けるだけの
小回りでは暴走してしまいます。。。
山回りを斜滑降で滑ると
ゴールまでなかなか到達できません。
遅すぎる・・制御できていない
と感じる滑りは減点されていると思います。
級別テスト2級では・・
しっかり、バッチリ、確実にできていなくても
合格点は出ると思いますが、
ある程度の操作は求められます。。
2.級別テスト1級
級別テスト1級ですが。。
イメージ的には
速すぎる(暴走して)・・遅すぎる・・
奇麗なターン弧が描けてない
ときに減点されていると思います。
大回り系は級別テスト2級の要因と
同じように。。
山回りを斜滑降で降りてくると
ターン数も多くなり
なかなかゴールまで降りてこない
感じになってしまう。。。
中にはカービングで滑ってきて
加点となる受験者も少なくありません。
比較的、、大回りより小回りでの
減点が多いようなイメージです。。。
小回りでは。。
大回りよりもリズムも早く、、
比較的 ゴールに向かって真っすぐ滑ってくる
イメージですが。。。
このイメージが小回りを難しくしている
ようにも感じます。
ターンを小さくのイメージから
板を傾ける角付けだけのターンで
暴走してきたり、、、
スタート直後は山回りで板を横に向けて
フォールライン方向に真っすぐ滑っていくような
ワイパーのような滑り、、、
滑り続けるとゴール前には暴走してしまうような滑り。。
滑っていると後傾となり板を操作できなくなって
暴走してしまう滑り。。。
これらが多いように感じます。。
小回り系で・・もう一つ種目がありましたね、、
不整地小回り・・
検定員が想定したラインを
ゴールまで滑り降りてくることができれば
合格となるのですが、、、
滑り降りてくることができない・・
途中で止まってしまったり、
ラインを外れたり。。。暴走したり。。
そもそも不整地を滑走しない受験者もいたり。。
ずるどん でもよいので、
滑りを完璧に止めないで、、ゴールまで制御して滑り降りて
こないと減点になると思います。
3.合格に向けて
合格に向けてですが。。。
イメージ的に、、
スキーヤーが制御して奇麗なターン弧を描くことが
できればよいと思います。
小回りであると、、、小さく速くという
ことが求められていると思っているようですが。。。
逆に考えると中回りでない程度のターン弧であれば
小回り・・そんな感じのイメージであれば、、
ある程度横のスペースも使えると思います。
大回りでは横方向の移動ばかり、、
気にしている・・山回りに偏ると、、、直ぐに
コースの端がとなり慌ててターンとなります。
ターンは継続しゴール方向に進んでいくので
止める・・横方向のイメージではなく
進んでいく縦方向のイメージを持ってみるのもよいと思います。
全体的にあまりずれたらダメ・・斜面下方向に落ちていったらダメ・・
と思っているかもしれませんが、、、
ずれても、斜面下方向にどんどん滑って行っても
問題ないと思います。
ずれ・・も板の横方向だけ使うと
減点になりますが、、、縦方向を含みながらずらすと
奇麗なターン弧を描きながら、、
斜面下方向に滑ることができると思います。
ずれてもいい。。斜面下方向に滑り続けてもいい。。と・・
イメージして滑ると滑っている本人は
ダラダラで楽に感じるかもしれませんが、、、
本来・・楽に奇麗に・・レベルによっては速く・・
滑っていく動きを確認しているので、、
かなり楽に滑っても合格点を獲得することはできると思います。
イメージを変えることで
滑りは変わるかもしれません。。。
まとめ
先の項のようにレッスンでも
上級者は楽に滑っても
カッコよく・・上手に見えるよ・・
という感じでレッスンを組み立てて、、、
ずれの概念、ずらし方、、小回りへの展開。。。
のようなレッスンを行ったりします。。。
受講者の現状のレベル確認のため・・
ビフォーアフターを確認するために
レッスン開始直後に小回りで滑ってもらい
動画を撮る場合もありますが、、、
多くの受講者が検定モードが切り替わって
滑るのですが、、、
細かい・・・焦りも感じる。。
そしてレッスン中に細かくターンする必要はないよ。。
大きくターンしても小回りに見えるでしょ・・・
のように・・レッスンを進めていき、、
受講者もゆったり確実に操作した
ずれで制御できた奇麗なターン弧の小回りに
なっていくのですが。。。
最後に検定会のつもりで・・動画を撮ります!!
となると。。
一気に戻ってしまう受験者も少なくない。
細かく滑らないと。。合格できないという
イメージはなかなか取り払えない感じ。。
合格の滑りができる受験者でも
イメージ、、や合格するための滑りとは??
を間違った理解をしているために
不合格はもったいない。
まず・・合格のための滑りとは・・・を
明確にしてから取り組んでいくとよいかもしれない。。
さぁ・・・シーズン始まりますよ。。
楽しみですね。
今週は人気ブログランキングでチャレンジしてみたいので・・・
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