滑りを理解することで 滑りを言葉で表現する!


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

スキーの滑りを表現するとき
どのように表現しますか?
漠然とした問いかけですが・・・

表現する言葉について自論を展開します。




滑りの表現

スキーで滑っているのを観て
上手い・・・とか ちょっとな・・
という大まかな表現もありますが。。

これだと
「美味しい」などの食レポのようになってしまいます。

もう少し表現できると
理解度も上がると思います。

スキーの滑りの表現の一例を以下に示します。

1.ずれ

2.切れ

3.抜け

4.詰まり

以上を展開します。




1.ずれ

ずれ ですが。。。
「あの小回りずれずれじゃん」
「もっとずらして制動する」
「コブはずれを上手に活用する」
「後半ずれ過ぎ」
「前半からもっとずらしていく」
など。。。スキーの滑りを表現するときに
ずれ という言葉をよく聞きます。

ずれのイメージですが。。
板のトップ方向ではない横方向の要素に対して
板が進んで行く状態と思っています。

スキーの上達の過程では
プルークファーレンやプルークボーゲンなど
進行方向に対して板の向きを変えて滑ることで
ずれを伴いながら制動して滑ることから
はじめます。

上達し洗練してくるとパラレルスタンとなり
カービングでターンができるようになり
ずれが少ない滑りもできるようになります。

ずれはずれる気がないけどずれてしまう場合と
故意にずれを活用する場合があると思います。

ずれたくないけどずれる場合は
カービングを習得する過程で板に対して内傾しながら
角付けして荷重していくことで
カービングができますが、、過剰に回旋してしまうと
ずれたくないけどずれてしまいます。

また、、山回りで板の横方向に板に圧をかつづけると
そのまま斜面下方向に板が横向きのままずれ進んで
しまいます。

ずれたくないけどずれるのは・・なんとなく良くない
操作の結果に起こっていると思います

故意にずれを活用する場合は、
スピード調整をするための制動のために
活用することが多いと思います。
先のプルークボーゲンにしても故意にずれを
活用している滑りだと思います。

ずれは自身で制御して使うことで
効果があり滑りの質を上げるものだと思います。




2.切れ

切れ・・キレ・・ですが。。

切れあがる とか
キレがある!
など使うと思います。

ずれ を使って考えると
ずれの無い滑りと考えてもよいと思います。

滑りにキレがあるとなれば
洗練され機敏にターンができている
ととらえることもできるし、
カービングでは ずれが少ない滑りだと
思います。

どちらもよい滑りの表現だと思います。

キレのある滑りがしたいなぁ。。




3.抜け

抜け・・ですが。

圧が抜けているとか・・使うと思います。

「ターンからの抜けが素晴らしい!」は
「貫け」の方だと思います。

間が抜けているなどとも使うと思います。

抜けている・・やるべきことをやっていない状態と・・
考えてもいいかもしれません。

圧が抜けているとなれば
しっかり板に圧をかけられる体勢を
構成し板をたわませるようなパワーラインを
構築して効率よく体重を板に乗せて行く
ことができていないとか、

切り替えの時であれば
自分で脚を曲げて板を引き寄せて
圧をかけることができていない状況だと思います。

抜け。。抜けているは
良くない滑りを表す表現だと思います。




4.詰まり

詰まりですが。。

板が詰まって失速するなど
本来想定している軌道や
動きではなく引っ掛かってしまうというか。。
減速してしまうというか、、当たってしまうというか、、
説明になってないが 詰まってしまうだな。。

ターンする中でスムーズに進んで
いくところが、外的な影響により
板の進行を止めてしまっている感じでしょうか。

例えば、
春のグサグサの雪で山回りで
板の横方向の要素を多く使ってターンすると
雪が重いため想定したずれで滑ることができずに
板が止まりそうになる。
こんな経験ありませんか?

詰まりは板の使い方、操作で回避ができる
と思います。




まとめ

滑りを表現するときの言葉を展開してみましたが、
良い滑り、洗練されている滑りを表現する
言葉もあれば、

改善することでもっと洗練された滑りができる
ような、あまり良くない表現もあると思います。

言葉を理解することで
自分の滑りのイメージや目指す滑りに展開も
できるかもしれません。

動きが洗練され上達したなら、、、
滑っているスキーヤーの滑りを見て
言葉で表現してみてください。。。

自分で滑り、動きを理解していれば
他人が滑っているのを観てできているか、
できていないかもわかると思います。

でも。。他人の評価はほどほどに・・謙虚に。。

他人が上手くても、そうでなくても
自分の上達にあまり関係ないので
そこで、、、毒を吐いてマイナスイメージに
ならないように。。。

付き合う関係にもよりますが。。
良い方だけ伝えるのもいいかもですね。。。
自論です・・。

まずは自分自身が他人から良い言葉で滑りを
表現されるように洗練させたいですね・・・。

スキー の板を踏むって聞く人によって受け取り方が違う スキーも言葉も難しい

スキー上達への取り組み方 わからないや形だけでは滑れない 自分の言葉に落とし込もう

スキー の上達には精神的な面も関係する 取り組みも受験も進めることで上達に向かう

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