大回りの板 検定種目の滑走以外で基本的な動きの確認のために活用


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん

スキーの板を何本使ってますか?
先日に高鷲スノーパーク SAJスキースクールに出講した際に
レッスンまでの朝の練習時間で今シーズン初めて大回りの
板を履いたので。。。。自論を展開します。




大回りの板

大回りの板ですが。。。
大回りの板は持ってますか?

一般的に検定の合格を目指している受験者が
使用しているスキーの板は
オールラウンド用か小回り用だと思います。

大回りの板を持っている人は
技術戦や検定で大回りや総合滑降用に所有している受験者・選手か
競技レースで使用するための大回りの板ではないでしょうか。

私の場合はどちらも該当しない。。のです。。。
検定やレッスンでも使いません。。

なにに使うんや。。ってところですが。。

練習用に大回りの板を使っています。

この練習用の大回りの板について
以下に示します。

1.ポジション

2.操作

3.高速性

以上について展開します。




1.ポジション

ポジションですが、、、
ポジション確認、、乗り位置の確認というか
確立というかの練習に使っています。

普段は小回りの板を使用していますが、
小回りの板は165cm R=12程度の板です。
最近の板は板を斜めに、、、体を倒し込むだけで
ターンができてしまいます。
大回りだと回転半径12mで、体を傾けるだけで
十分大回りができてしまいます。

体を傾けるターンは足元からターンを始動できておらず、
板の性能だけでターンできてしまっているため
決してよいターンとは言えません。

良いターンをするためには、
先行動作から始動するターンではなく、
足元から動き出してするターンが良いと思います。

この足元からのターンとするために
大回りの板を活用しています。

私が使用している大回りの板は
178cm R=23m程度の板です。

実践的に使用する大回りにしてはちょっと短いの
かもしれませんが、
これ以上 回転半径が大きくなってしまうと
滑走スピードも上がり、ターンサイズが大きくなって
しまうので、
一般のスキーヤーやボーダーが滑っているゲレンデで
大回りの板を履くことができなくなってしまいます。

ただでさえ、朝一の空いているゲレンデでしか履けない
大回りの板が更に使用できる頻度が少なくなってしまいます。

・・で。。。R=23m程度の板で体を傾けるだけで
滑ってしまうと、
外力が足りなくて内倒し過ぎで転びそうになります。。。

このため、しっかり板に乗ってやる必要があります。




2.操作

操作ですが、、
小回りの板に比べると長さも長いし、
先の項のようにしっかり乗ってスキーヤーの
力で板をたわませてやらないと、
板の性能を使いきって滑ることができません。

この大回りの板で小回りをして
乗り位置や正しい操作を行うことを
練習します。

板が長いのでテールをずらしてしまったり、
ワイパー操作などで小回りをしてしまうと
詰まるばっかりでまともに滑らせることもできないし、
小回りの大きさでターンを行うことができません。

このため、板の中心にのって、
回旋やピポットを上手く使ってやれば
小回りの板と同じような小回りをすることができます。

気を抜くとエッジに乗ってしまい、
ターン弧が大きくなってしまうので、しっかり正確な
位置にのって操作することが必要です。

最近の大回りの板はロッカー構造となっている
ものが多く、センターをしっかり踏むと
トップとテールが少し浮いて板が回しやすい
構造となっているので、以前の大回りの
板に比べて簡単に小回りができます。。

・・・ちゃんとした位置に乗っていれば。。。




3.高速性

高速性ですが、
板が長く、回転半径が大きいので
小回り用の板に比べて高速の安定性があり
高い次元のスピードの練習ができます。

ある程度スピードを出してやらないと
外力も得られないので、、練習するにはある程度の
スピードが必要となります。

まとめ

練習使用の大回りの板は
スキーの操作、乗り位置を練習するのには
最適だと思います。

当然、、大回りの種目で使うのも最適ですが。。

私は種目毎に板を代えるような器用さはないので
もっぱら練習用です。。。

大回りの板はターン弧が大きくなります。

滑るときのターン数が当然少なくなります。

ずらして滑ると全く面白くないし、、
ゲレンデ状況が悪いと怖いです。。
コブにも入れないし。。

はっきり言って履いていて
楽しくないです。。
一日中履くのはモチベーションが持たないですね。。




朝の空いているゲレンデをかっ飛ぶのには最高です。

でも。。。朝一のゲレンデ一本目はしっかりゲレンデ
状況を確認しないとむやみにかっ飛ぶのは危険なので
安全確認してからスピード出してくださいね。。

大回りの板は年に10日も履いていないと思います。
練習用でもあり、、小回りの板に比べて更新サイクルが
長いです。。。

小回りは2年に一度板を更新ですが。。。
大回りは・・・ん?4年か?5年か?覚えてないくらいです。。

大回りの板を履いた後には小回りの板が凄く短く
感じられ、、引っ掛かる感じもします。。

やはり、、検定の種目毎に板を代えるのはできないな。。私は。。。

機会があれば大回りの板ものってみてはいかがでしょうか。。。

プライズテスト合格に向けて取り組んでいるスキー狂の
みなさんには練習になると思います。

・・・・・自論ですが。。

スキーの検定での板の二本使い メリットとリスク あなたは大回り用の板を使いますか

スキー検定のときの板選び。。。 板の種類を理解して選定しよう

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