高鷲スノーパーク 2025年 第4回テクニカル・クラウンプライズについて展開


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

検定会の合格に向けて取り組みを進めていることと思います。

雪質が少しグサって春雪になってくると
検定会シーズンというような雰囲気にも感じます。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールでも
3月16日 に2024-205シーズン4回目の
プライズテスト(テクニカル・クラウン)が開催されました。

検定会の様子を展開します。




第4回テクニカルプライズテスト

第4回プライズテスト(テクニカル・クラウン)ですが、
3月15日に事前講習で16日に検定会を実施しました。

回を重ねるごとに受験者の人数も多くなり
検定会シーズンであることを感じさせます。

検定会の様子を以下の項目で展開します。

1.検定バーン

2.検定会

3.合格に向けて

以上の項目を展開します。




1.検定バーン

検定バーンですが。。

今シーズンは雪がしっかりあるので、
検定バーンの心配は少なく。。。

今回もエキサイティングB上部で実施することができました。

事前講習は検定会の前日のに実施し、
検定会は翌日の16日に実施しました。

事前講習ではコースの上から見て右側に
モーグルのジャンプ台、左には不整地小回り用の
コブが設置されていたため、

ゲレンデは少し狭く圧迫感がある状況での
実施でした。

事前講習開始直後は表面は柔らかく、
奥に固い感じで若干滑りにくい感じでしたが、
徐々に全体的に固まり滑りやすくなったと思います。

事前講習での整地種目は総合滑降・大回り・小回り
ともに全て同じゴール位置で実施です。

総合滑降的には少し短かったと思います。

今回の事前講習のコーチングも
講師が斜面下に張り付きで実施しました。

講習は午前に2時間、午後に2時間を実施しました。

事前講習の最初には
検定員が減点とするポイントである
後傾・ローテーション・板を振り出す滑り・山回りで止める滑り
など・・講師による悪い滑りのデモ滑走を実施し、、

さらに・・翌日の検定会で前走を予定している
全日本選手の黒木玲名さん の全力の滑りを
エキシビション的に見てから・・

総合滑降を受講者がゼッケン順に各1本滑り、、
大回りを午前中。
小回り・不整地小回りを午後に実施しました。

事前講習では黒木玲名さんはデモ滑走後に
そのままコーチングも実施してもらいました。

翌日の16日の検定会当日は雨・・・・

高鷲スノーパークで実施するプライズの検定会は
雨や雪・・ガスによる視界不良の天候に実施することが
多く・・またか・・という感じ。

雨は幸いにも強く降ることはなく実施できました。

検定バーンは前日に上から見て右側にモーグルの
ジャンプ台がありましたが、
この部分も整地して上から左側の不整地小回りで使用する
コブ以外は全て圧雪斜面となり、
広くゲレンデを使うことができました。

雪質は柔らかく板が潜る風に見えたのですが、
比較的滑りやすい雪質だったようです。

コブも雪質は柔らかく滑りやすかったようです。。

トップシーズンに比べて雪が若干重いため
雪が引っかかり転倒してしまう受験者も何人かいました。

検定会は大回り→小回り→不整地小回り→総合滑降
の順番で実施しました。





2.検定会

検定会ですが、、

テクニカル 36名
クラウン  36名

の大勢の受験者に受験いただきました。

9時スタートで終了は12時を越えていたと思います。
受験者が多いと盛り上がりますが・・
滑走待ちの時間が長くなり申し訳ない感じですが、、
今回は強く雨が降らなくて良かったという感じです。。

大回りが一番最初の種目でした。

検定員を担当させていただきましたが、
この段階では大勢の受験者に合格点が付いて
今日は合格者が多く出そうな・・という感じでしたが、

次の種目の小回りでは合否の差が出た感じでした。

トップシーズンに比べて雪が重くて滑りにくい
雪質で外足に確実に載っていくことができないと
暴走したり・・まともに滑れていなかったと思います。

次の不整地小回りは滑りやすい状況であったので、
滑り降りてくだけでは合格点は獲得できなかったと思います。
若干でもフォールラインに板を向けて滑走性を上げる
滑りが必要だったと思います。

最後の・・総合滑降ですが、、

スタート直後に後半のスピードオーバーを
予防するために、、
落差がなく巻いて滑ったり、
小回りスタートは合格点が出ていなかったと思います。

受験者の中では、、、リズム変化で

小回りを入れることで、、減速や雑な操作となり
合格点が獲得できていない受験者もあり、、、
中回りにとどめておけば合格となっていた
受験者も数人いた感じです。。。




3.合格に向けて

合格に向けて・・ですが。。

当日の検定会終了後のワンポイントレッスンでも
展開した内容となりますが、、、

減点となっているのはスキーの基本の操作を
逸脱する動きがみられた場合だと思います。

基本の操作ができていないためにそれを補填する動き、、
できていないための結果の滑り・・。

ローテーション・内倒・後傾・シェーレン
板を振るだけの滑り・・

プライズテストはスピードの次元が高く、
そのためにずれが少なく滑らなければ・・という
イメージがあると思う。。

確かにスピードの次元は高いものが必要だが、、
ずれに関して言えば、、
ずれを上手に活用しスピードとターン弧を調整
できる受験者が合格できたと思う。

ずれが少ない切る滑りはスピードの次元が上がり
ずれて滑るより難しいと思いがちだが、、
ある部分を見ればずれの方が難しい。。

切る滑りはエッジが立った状態だと思うが、
足場がありこれに荷重・・載って滑ると思う。

ずれは足場が無く、ずれ動いていく中で
板に荷重していく必要があり、
常にその時々のセンターポジション・・正しいポジション
にいる必要があり、、荷重できる体勢・・操作が
必要になると思う。。。

この時に基本の操作、、動きができていないと
上手にずれを活用することができないと思う。。

さらに、、プライズの急斜面をずれないで滑ることは
凄く難しいので、、切れだけの滑り、、操作では
合格点を獲得するのは難しいと思う。




まとめ

16日の検定会の結果だが、、、

先に記載したように大回りの段階では
多くの合格者が出る予感がしたが、

小回り で合否の差が出た感じだ。。

小回りが苦手な受験者は多いと感じる。

テクニカル 36人受験 2名合格
クラウン  36人受験 1名合格

厳しい結果となってしまった。

自分もプライズの合格に向けて取り組んでいた
ときに・・

あと1点かと思ったら、、全部マイナス1点になったり
合格に数年かかった。。

足りない点数が受験のたびに変わり、、
マイナス1点でも、、2点でも、、3点でも
不合格ということ。。と思うようしました。。

どうみても、誰がみても合格の滑りが
できれば、、よいと考えて取り組みました。。

合格するためには、、
少なからず検定員が違うと観点が変わる
ことは絶対あると思う。。
観点が変わったからといっても、、
誰もが合格点をつける滑りはあると思う。

この領域に行けばいい。と思って取り組みました。

簡単に行けばいいと言っても・・と思うだろうが、、

課題を明確に・・何を修正すればいいかを
見極めて取り組むことが必要だと思う。

ちょっとした修正、取り組みで
大幅に滑りが向上することはあると思う。

検定会では自分が失敗したと思ったら
検定員にはそこは見えると思う。。

まずは自分が合格できると思う滑りができるように、
検定会は確率ではないので、何度も受験すれば
合格するということはない。

取り組み方によっては、即効性のあるものもある。。

事前講習でのコーチングで滑りが変わる
受験者は少なくない。。

まずは、、課題を明確にして修正。。
なにも対策しないと同じ結果になってしまうと思う。。

高鷲スノーパークでは今回の3月16日が
シーズン最後のプライズの検定会として実施しましたが、
追加開催を希望する声も多く・・そして雪もあり、
検定バーンを確保できることから、、、

追加での プライズ検定会の開催が決定しました。

3月29日 事前講習
3月30日 検定会

チャレンジャーを待っています。。
そして、多くの合格者が出ることを願っています。

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