スキー の検定会合格の近道には基本の見直しが良い
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
私の投稿ではスキーの上達の近道というか
検定会での合格の近道は基本、基礎を見直すことで
底上げができると自論を展開することが多いと思います。
今シーズンもテクニカルプライズやクラウンプライズの
検定員を担当することもあり、
改めて実感しています。
重複した内容となるかもしれませんが、
改めて感じたことを以下に展開します。
検定会で必要な基本
検定会で必要な基本ですが・・
基本ができていないと、その部分が検定員に
そのまま評価され合格点を獲得できないと思います。
検定会で必要な基本について自論を展開します。
1.基本とは
2.スキーの基本
3.プルークボーゲン
以上の項目にて展開します。
1.基本とは
基本とは何か、、ですが。
他のスポーツであれば
素振りをしたり、キャッチボールやシュート練習など
そのスポーツの根本となる動きについてだが、、
他のスポーツの場合・・球技や格闘技も
多くは勝ち負けのスポーツで
基本が整っていないと勝つことはできないのだろうが、
最悪・・
基本が整っていなくても
勝てば好し・・勝てば楽しい。。ということにもなるかもしれない。
また、、チームプレイであれば
ある部分において基本ができていなくても、
別のある部分において基本ができ素晴らしい結果を出せれば
試合で使ってもらえるかもしれない。
バッティングが苦手でも投げることに長けていればピッチャーで・・
なんて・・簡単にはいかないだろうがあるかもしれない・・
スキーは他のスポーツとちがい、、
そもそも滑ることが楽しいスポーツなので
レースやモーグル、技術選手権であれば勝ち負けとなるが、
そもそものスタートが勝ち負けでないことが多いと思う。
小さいころからレースをしているのであれば、
基本を学ぶか培われていると思う。。
だが、、多くの検定会での合格を目指すスキー狂は
スキーを初めたその日から検定会での合格を目指すという人は
いないと思う。
小さいころから家族でスキーや学生の頃から、、就職してから
仲間とスキーに行って楽しく滑る。。がスタートで、、
滑っているうちにスピードも出せて、大回りや小回りも
できるようになり、、急斜面も滑れるようになる。。
上手くなったのであれば、、、上手くなったことを誰かに認められたい。
証拠や認定が欲しい。。または上手くなっていくための目標が欲しいとか・・
こんな感じで検定会にチャレンジ・・が多いと思う。。。
このため、、楽しく滑ることが第一で、、いろいろな斜面を滑れるように
なってからの検定会なので、、
検定会をチャレンジするときに基本がばっちり整っている
スキー狂は少ないと思う。。。
この状態で長い間滑っているので、、
基本に忠実でなく長い間滑っているので、、、
基本以外で滑る癖も結構染みついていると感じる。。
自論ですが・・・
2.スキーの基本
スキーの基本ですが、、、
検定会的に言えば
SAJが推奨する滑り方ということとなるが、
自論では・・雪の様々な斜面をスキー板で楽に滑る方法の根幹と思っている。
基本通りに滑ることができていなくても
様々な雪の斜面をスピードを出したり、、
滑り降りていくことはできると思う。。
だけど、、、一番効率よく、体力を使わないで
安全に滑り降りてくる術、、、
滑るためのスキーヤーの動きは
スキーの板の特性を引き出すような効率の良い
滑り方、、体の動かし方が基本であると思う。
さらに、、スキーの板の特性も理解して身体を動かしていけば
効率よく滑っていくことができると思う。。
スキーの板は若干なりともエッジがたった状態で
荷重してやると、、
真っすぐ進むことはなく、、
板は撓み内側に入ってこようとする。。
内側に入ってくることを利用してターンする。
さらにイメージしておくことは、、
スキーはずれを活用して
ターン弧やスピードを調整する。
ずれ で板の進行を俊敏に操ることはできないので、
スキーヤーが今動いたことに対して、
スキーは徐々にその結果をだしてくる。
車のようにハンドルを切ればサクッと曲がるわけでなく、
船のように舵を切って徐々に曲がっていく感じ。
スキーにターンをさせるために荷重をかけると
すぐにターンするわけでなく、、、
荷重し続けることで次の瞬間に曲がり始める。
このため、曲がりたいから、、すぐにターンしたいから
スキーヤーが頑張ってしまうと
スムーズなターンはできないと思う。
スキーでターンするためのプロセスは
谷回り→山回り→切り替え
谷回りで板を荷重して曲がり始める状態にセットして
そこに荷重するとターンを開始する。
谷回りで荷重し続けると、そのまま山回りに移行する。。
山回り では徐々に荷重を弱めていき
前のターンのエッジをリセットするための 切り替え
からの谷回り。。。
スキーがターンするための
基本がわかっていれば、、イメージできていれば
上達の近道だと思う。
3.プルークボーゲン
プルークボーゲンだが、、、
スキーの基本がぎっちり詰まった滑りだと思う。
プルークボーゲンの外脚は
基本的には足首、膝は真っすぐの方向に曲げる。
板を三角にテールを開くのは股関節を内側に捻り込むことで
作り出す。
これにより自然にエッジングもできている。
基本的にプルークボーゲンは
三角に開いた板の真ん中の方向に進むのではなく、
外脚の横方向の要素方向に向かって進ませる。。
この時に上体の向きは進行方向。。
上体を進行方向に向かせるのは外脚の股関節の捻りで
作り出す。
板の横方向の要素に向かって進むので
横方向の要素の分だけ制動がかかる。
横方向はターンに対しての迎え角にもなっているので
ここに荷重して行くと、勝手に板はターンをしてくれる。
このプルークボーゲンの外脚に対しての
操作はシュテムも横滑りも同じ操作。。
さらに、、小回りや大回りも根幹は同じ操作。
プルークボーゲンは初心者、初級者が
スキーを初めて滑るための安全に導入滑るための滑りであり、
基本が詰まっているから一番最初に取り組む滑りであるが、、
この滑りをそこまで重要な滑りであると
理解して上達している人は少ないと思う。
早くプルークボーゲンを脱出してパラレルスタンスで
颯爽と滑りたいと思ってしまう。
でも・・上達した今 改めてプルークボーゲンを
確実に習得してほしい。
操作の意味も理解して・・
まとめ
上達し目の前に検定会の合格が目標となれば
ハイスピードな種目の練習をひたすら
してしまうが、、
習字で言えば、、とめ、はね、はらい
展覧会に出す文字を必死に練習しても、、
基本がしっかりできていないと評価を得られる
作品にはならないと思う。。
もしかして、、とめ、、はね、、はらい
の前に、、筆の特性、、筆の持ち方から
見直す必要があるかもしれない。。。
スキーも種目の前に
基本が整っていないのでは??と考えて取り組んでもいいかもしれない。
基本は全ての滑りの根幹であり、
滑りの源流が間違っていると
全ての滑りで正しく滑ることはできないと思う。
基本は初心がやるものと思いがちだが、、、
その基本を初心者の時に ちゃんと・・ しっかり・・ ばっちり
やらないで滑る楽しさを追いかけてしまって
ある程度のスピードで色々な斜面を滑れてしまっているので、、
今・・・ちゃんと・・しっかり・・ばっちり
基本を整えるがよいと思う。。
検定会は勝ち負けではなく、、
この基本の部分が正しく使われて
滑れているかを確認しているので、、
基本を整えるのが検定会合格の近道だと思います。。
自論ですが・・。
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