高鷲スノーパーク 2025年 第3回テクニカルについて展開


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

検定会の合格に向けて取り組みを進めていることと思います。

雪質が少しグサって春雪になってくると
検定会シーズンというような雰囲気にも感じます。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールでも
3月2日 に2024-205シーズン3回目の
テクニカルプライズテストが開催されました。

検定会の様子を展開します。




第3回テクニカルプライズテスト

第3回テクニカルプライズテストですが、
3月2日の1日で事前講習と検定会を実施しました。

回を重ねるごとに受験者の人数も多くなり
検定会シーズンであることを感じさせます。

検定会の様子を以下の項目で展開します。

1.検定バーン

2.検定会

3.合格に向けて

以上の項目を展開します。




1.検定バーン

検定バーンですが。。。

今シーズンは雪も豊富にあり、、
3月となり3回目のテクニカルプライズですが、
エキサイティングBを検定バーンとして設定しました。

予定では全面フラットに圧雪状態から
不整地用のコブを設定の予定でしたが、
ゲレンデ共存、共用のためモーグルコースを
残してのエキサイティングBの活用にて、
コース上からの見下ろしで右側にモーグルコース、、
左側に検定会で使用する不整地用のコブを設置しました。

設置は事前講習前にネトロンを張り、
事前講習内でコブの痕跡を作り、講習時に解放しました。

想定より、雪質が緩まないので若干
コブの作成が想定よりも時間がかかってしまいました。
事前講習で受験者に練習も兼ねて滑ることで
検定会用のコブは仕上がった感じです。。

検定バーンは気温が上がり春雪のグサグサに
なることを想定していましたが、
想定に比べて緩むことなく検定会を実施できたと思います。

事前講習の大回りまでは比較的
視界もよかったのですが、
後半にはガスにより視界が悪く、
事前講習の小回り は講習場所を比較的ガスが薄く
視界もよい、エキサイティングB下部で実施しました。
*事前講習のコーチングは講師が斜面下で張り付いて実施。

このため、通常ではリフトを1本乗って
エキサイティングB上部に移動して
不整地小回り か 小回り のどちらかしか
コーチングを受けるために滑ることができなかった
のですが、2か所で実施できたので、
リフト1本で不整地小回り と 小回りの
2本を滑ることができた感じです。
*講師が2か所に張り付いていました。

検定会はエキサイティングBで
全種目を実施しましたが、
コースの左右の端にコブがあるので
若干整地が狭く圧迫感があったと思われます。




2.検定会

検定会ですが。。

検定会の最中も若干、雪は緩んでは来たのですが、
滑走性が大幅に損なわれることなく、
大きく板が埋まることない状態で実施できたと思います。

検定会の最中もガスにより視界が悪く、
検定員はコース下部、ゴールで採点をすると
ゴールの直近しか滑りを確認できなくなるので、
比較的滑りをよく見るために
コース全体の途中で検定して、
無線で採点結果を伝達して、ゴールの採点ボードに
オープンジャッジで表示しました。

検定会の最中にはガスが晴れる場合も
また、逆にガスが濃くなる場合もあり・・
採点ではこういったことまで考慮は難しく
受験者の運というかにより、実力の発揮のされ方も
変わったことも想定されるが・・
検定員は目の前の滑りに対して純粋に採点した感じです。。。




3.合格に向けて

合格に向けて・・
ですが。。。

雪質は悪いというほどの状況ではなかったが、
ずらしにくい・・状況ではあったと思う。

大回り系の種目でゴール停止時には
板を瞬間的にずらしてブレーキングは
抵抗が大きく止まりにくい雪質だったお思う。

このような雪質の場合は
しっかり板を制御・操作、撓ませること、、
ができるポジションで滑らないと
暴走、、オーバースピードになってしまうと思う。

大回り、総合滑降では
コース幅が若干狭いこともあり
スタート開始から横方向への移動が多く
ターン数が多く滑ったり、、、

ポジションが後ろであったりで
外足への荷重がしっかりしていないために
オーバースピードになっていた受験者は
減点になっていたと思います。

合否の差が明確に出たのは小回りだと思う。

ターン数が多く刻みすぎ、
板を左右に振るだけ、、
山回りで板を止めすぎ、
山回りから板の圧を抜きすぎ。。
などによりまともに滑り降りることが
できないと減点になっていたと思います。

不整地 小回りは、、比較的滑りやい雪質であったので、
滑り降りてくるだけでは合格点は獲得できなかった
と思います。
若干なりとも滑走性を上げる操作が必要だったと思います。

合格に向けては、、、
的確なポジション、ずれの活用が
ポイントだったと思います。




まとめ

今回の検定会の結果ですが、
39人受験 にて合格者は3人でした。

多くの者に事前講習でのコーチングや
検定会終了後のワンポイントレッスンでも
伝えた内容ですが。。。

まずは板を正しく操作、荷重できるポジション。。

それと・・板を操作するためイメージを
変えることが必要だと思いました。。

スピードが出てしまうから調整する。。
思ったところでターンをする。

こういったときに、、、
操作してすぐに反応を求めてしまっていると思う。

このような反応の早い結果を求めていくと
板を操作してターンするというより
兎に角、曲がる、、スピードを制御する手段をとってしまうような、
過剰な回旋によりターンは細かくなり、
山回りだけのターンとなってしまい、、
雪からの藩閥も大きく板が弾んで最終的には
破綻し暴走か・・刻みすぎてなかなか
ゴールまで滑走してこない状況となってしまう。。

また、、板を操作し荷重するというより
自分を中心に板を左右に振って滑り、、
板任せのターンもスキーヤーが操作しているわけでないので
斜度が厳しいと最終的にはオーバースピードになってしまう。。

基本的な板の操作として迎え角があるところに
正しいポジションで荷重し、そこに身体の体勢を合わせ込む。
足元から体の順番。。
これにより板の特性で勝手にターンは始まる。

ターンをするためには自分で動く必要があるが、
板の特性を生かすことなく、、
しっかり荷重することなく曲がる、止めるの結果を求めてしまうと
スキー本来の道具を活用したスポーツにはならないと思う。。

小手先の操作ではなく、、
スキースポーツ本来の板の特性を生かすような
ポジション、操作をみなおすことで
楽にハイレベルな滑りができるようになると思う。

高鷲スノーパークでは
3月15,16日にテクニカル、クラウンプライズの
事前、検定会が計画されている。
チャレンジをお待ちしています。

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