検定の合格には派手な滑りはいらない地味でよい・・


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

検定会の合格に向けて取り組みを進めていることと思います。

あっという間にスキーシーズンも後半になってしまいました。
毎シーズン思うのですが、
12月ごろに始まったな・・なんて思って、
正月休みを過ぎるとアッというまにトップシーズンの
2月となり、、、気が付くと雪が緩み後半になっている感じ。

指導員系の検定もほぼ終了し、、
残っている検定会となれば・・みなさんが合格を目指している
級別テストとプライズテストですね、、
ここからが検定会受験のトップシーズンになると思います。

検定会の合格に向けて以下に展開します。




検定会の合格に向けて

検定会の合格に向けてですが、、、

シーズン初めから合格に向けて取り組んでいることと思います。

既に検定会を受験して見事合格したスキー狂もいれば、、
惜しくも・・というスキー狂もいると思います。

検定会の合格に向けて・・
まずは検定員が何を見て採点しているかを知れば
合格に向けた取り組みの方向が見えてくるともいます。

以下に項目を示します。

1.検定員の視点

2.脚の使い方

3.身体の向き

以上の項目を展開します。




1.検定員の視点

検定員の視点ですが、、、

検定会の合格に向けて取り組んでいると思いますが、
闇雲に上達してやる!!
と取り組むよりも効率的な方法は何かを語ってみます。

目標とする検定会の合格に向けての取り組みということで
検定会でどのような滑りをすればよいか
前走の滑りなどで滑りのイメージはあると思います。

その目標とする滑りを判断している
検定員が何を見て合否を判断しているかは
考えたことがありますか?

大雑把に言えば、合格の滑りか、不合格の滑りか??
にはなるのですが、、、

一概に全ての検定員がそうであるとは言い切れない
と思いますが、
自論ではありますが、、、採点方法の例として
展開します。

例えば、、
級別テスト1級ですが、、

級別テスト1級の合格点は70点です。

SAJでは、
検定会での合格点を
級別テスト2級 65点
級別テスト1級 70点
テクニカル   75点
クラウン    80点
と設定されています。。

この点数に対して合格の要素をゼロから積み上げて
チェックして合格点かどうかを確認する・・というような
ことを検定員はやっては いないと思います。
ゼロからの加点法ではなく、、、

合格の滑りの基準があり、、
その滑りとの差で採点していると思ます。

検定会の受験は何を受験するかによって
その受験するレベルとの差を採点していると思います。

受験者がテクニカルレベルの滑りをするスキー狂であれば、、
級別テスト2級を受験すれば加点となり、
級別テスト1級を受験しても加点となると思います。

これを、、級別テスト2級~クラウンまで
ごちゃ混ぜで採点となれば、、、
採点の方法は変わってくると思います。
(こまかい自論を展開すると検定員の誤差のレベルに
深く入っていくので・・後は省略・・)

合格の滑りからの差で採点するということは、
合格の滑りからのマイナスされるポイントが無ければ、
合格となります。

そこで、、マイナスとされるポイントですが、、

SAJが設定している級別テストやプライズテストは
基礎スキーのレベルを確認するものであり、
言い換えれば・・
楽にカッコよく、様々な雪の斜面を滑ることができるかを
確認していると思います。

楽にカッコよく・・がスキーの基礎・基本の滑りだと思います。

スキーの基礎、、基本の滑りは、
身体の動きや外力、用具の特性などを考慮して
安全に負担が少なく、そして効率よく滑ることができる
操作、運動だと思います。

この一番効率の良い滑り方である、、基礎・基本を活用して
レベル毎に設定されている、斜面やスピードに対応して滑れているかを
確認するのが検定会であると思います。

言い換えれば、レベル毎に基礎・基本の滑りができているかの
確認といってもよいと思います。

採点するときのマイナスされるポイント、、減点は。。
基礎・基本ができていない時・・
できていない時は大概、、、別の動きで基礎、基本を補填して
滑ってくるので、、そういった動きが確認できた場合に
減点として採点していると思う。。。

よくある例では、、
内倒・ローテーション、それによるシェーレン、、
過度な踏み替え、過度な抜重、後傾・・・など。。

・・と考えると、、、
滑り出しからゴールまで減点の症状が見えなければ合格となる。。

そして、、派手なことをやらないでも、、
アグレッシブに滑らないでも、、
地味に基本に忠実に、、丁寧に滑ることで
減点されずに合格点から減点されず、、
合格すると思う。。

合格には何かをやらなければならない・・より
基本以外に余計なことはやらない・・と考えてもよいと思う。




2.脚の使い方

脚の使い方ですが、、、

根本的な脚の使い方ですが、、、
既に、、級別テストを合格している上級スキーヤー
であれば、、何をいまさら・・と思ってしまいがち、、
ですが、、、実は根本の脚の使い方を考えたことが
ありますか???

まずは。。。一応自論ですということで・・

脚の関節は、、足首、膝、股関節ですが、、
一番動かしやすい方向として足首、膝は
左右、回転もするが、、
真っすぐに立って、、つま先を前として
そのまま垂直に沈み込みしゃがんでいく方向。。

足首であれば、膝が足首に近づく方向、、
膝であればお尻が踵に近づく方向の
ひとつの方向。。。に曲げるのが安全に効率がよいと思う。。

予備動作などで他の方向への動きも全くしないわけでないが、
主な動きとして考えてほしい。

そして、、もう一つの関節である。。
股関節は、、曲げる、開く、、回転すると凄く
多方向に動く関節であり、、、
この股関節を多用するのがよいと思う。

足首、膝を曲げて、、股関節により
膝を内方向に回転させる。。
そして、、身体の左右外側に脚を開けば、、
プルークボーゲンのスタンスとなり、、、
この状態から、、、さらに膝を内方向に股関節により
回転させていけば、、テールが開きエッジは強くなる。。

フォールラインを向き、
両脚同じように股関節を捻り
テールが開いた状態を作ればプルークファーレンとなる。
この時、お尻が落ちてしまうとブレーキングなので
身体は板のセンターを意識がよいと思う。

身体が板のセンターの状態で股関節を捻り込むと
エッジもたち、スキーのセンターに荷重された
状態となる。

このプルークファーレンを片足だけやれば、、
プルークボーゲン。。

そして、、プルークボーゲンの外足に内足を引き寄せて
パラレルスタンとなれば、、シュテムターン。。

さらに、、プルークボーゲンの外足に常に
パラレルスタンスとなればベーシックパラレルとなる。。

脚の動かし方、、主には股関節の捻りを中心に動かしていくだけで
パラレルターンまでの全ての滑りができると思う。




3.身体の向き

身体の向きですが。。。

こちらも、、一応自論で展開です。。

身体の向きですが、、、

一番効率よく力を発揮するのは
身体が正面を向いているときだと思います。

スキーではどのような方向に対して
力を発揮しなくてはならないのか・・なのですが、、

スキーがずれていくには
雪面をスキーで押していく必要があります、、

雪面をスキーで押していく方向は、、
どのような方向に押していくか・・・

進行方向に向けて、、、スキーを押していくと思う。。

進行方向を積み重ねていくとターン弧になると思う。

まず。。身体の向きは、、どのように作られるかだが、、

進行方向を基準に考え、、
進行方向に対してスピードを調整するために
先の項で展開したように、、股関節を捻り込み
ずれを調整する。

股関節を捻り込むときに、、
大きな意識として、、というかイメージだが、、
股関節をだけを意識すると
大きく2つの塊に分けられる。

右足の股関節を意識するなら、
股関節より先の右足(太もも・膝・足首)。。

それと、、それ以外の
上体、左足。。。

進行方向を向いたまま、右股関節を捻り込むと
上体は進行方向。。
股関節が捻り込まれ右足だけプルークスタンスとなり
ずれが発生する。

この状態で雪面に圧をかけ続けると
板の特性で勝手に曲がるというか、ターンする。

他の動きを何もしないでも
進行方向に対して身体を向けて、股関節を捻り込めば
勝手に曲がっていく。。
余計な動きはいらない。

スキーでずれるときは外向しろ・・というが、、
基本は進行方向に身体を向け、、ターンするための迎え角をつくるため、
ずれを調整するために股関節を捻れば。。
外向する。。

ずれるためには外向しろ!!ではなく、
外向してしまう・・だとおもう。
必要以上の外向から先に動いてしまうと
進む方向と体の向きの不一致が発生してしまう。。

スキーの基本は単純。。
進行方向に身体を向けて、
スキーのずれを股関節を捻り込んで調整する。

この書き方はまずいな。。。

雪面の雪を削る、、押していくために
股関節を捻り板の横方向の要素を進行方向に
構成し、雪面を押していく足場ができた状態に
耐えるように上体を進行方向に向けて対抗していく。。

書き直したのは、、
身体が先ではなく、、足元が先。。
足元に合わせて身体を体勢を調整する。。




まとめ

効率よく検定会に合格するには、、
検定員の採点方法を理解して、
採点の減点となる余計な動きを
行わないように、
基本を見直すことで、、
アグレッシブに滑ることなく、
体力に筋力を過剰に使うことなく
地味に滑ることで合格点は獲得できると思う。。

というか、、減点されず合格できると思う。

スキーの基本の動きは脚の使い方、
身体向きを意識することで滑りは大きく変わると思う。

もう一つ大きな要素があるとしたら
イメージだと思う。

基本の動きをどうやったタイミングで
どのように使っていくか。。

なぜ、、そういった動きが必要かを
理解、イメージすると
身体も動きやすくなると思う。

基本は全ての滑りの根幹なので
短時間に滑りのレベルが上がる可能性もある。

検定シーズンの今、、再確認してみては
いかがでしょうか。。。

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