高鷲スノーパーク 2025年 第2回テクニカル・クラウンプライズについて展開
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スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
各地のスキー場で検定会が開催され
多くのスキー狂がチャレンジしていることと思います。
高鷲スノーパークでもプライズテストとしては
2024-2025シーズンで2回目・・
クラウンプライズに関しては今シーズン1回目
の検定会を実施しました。
実施した内容を展開します。
2024ー2025シーズン2回目の検定会
2024ー2025シーズン2回目のプライズ検定会ですが、、
2月15日に事前講習、16日に検定会を実施しました。
実施した検定会に関して以下に項目を示します。
1.検定コース
2.攻略
3.合格に向けて
以上の項目を展開します。
1.検定コース
検定コースですが、
2月のトップシーズンは高鷲スノーパークは
全面滑走可能であり、
1回目の検定会と同様にエキサイティングBコースの
上部で全ての種目を実施しました。
2月15日 に事前講習を実施です。
不整地小回り用のコブは2月15日の朝に
ネトロンを打ちコブの作成を開始しました。
コブのピッチはネトロンを打った間隔では4.5m。
落差、横への振り幅はセンターから
板1本分左右に振りました。
コブの設置は下から見てコース左側の端に
上部からは10m程度下げたところからスタートで
コブは150m程度の全長です。
事前講習は天気は晴れていて、
比較的雪質は固く、、、
コブ斜面も雪質が固かったため
事前講習では若干溝ができた程度でした。。
コブ斜面はいつもであれば深くなりすぎるので、、、
事前講習終了後に受験者の有志とスクールスタッフ
により最終リフトに乗車いただき
翌日の検定会に向けてコブの整備を実施しました。
2月16日の検定会当日は、、、
圧雪後に若干の積雪があり、
少し硬いバーンの上に雪が載っている状態でした。。。
このため、、、
検定会開始前に、受験者全員にインスぺも兼ねて
テクニカル受験者には不整地コブを
クラウン受験者には整地を滑ってもらいました。
整地は雪が緩むことはないが、若干雪だまりができる程度
の状態でした。
不整地のコブは下1/3が若干雪質が固かったようです。。
検定会は午前中に全ての種目を終えて、、
午後からコースを滑ると雪が緩み
整地も荒れている感じになっていました。。。
午後から検定会であったら
結構斜面状況が厳しい状況となっていたので、、、
午前中で検定会が完了して良かった・・という感じです。。。
2.攻略
攻略ですが。。。。
大回り と 総合滑降に関しては
スタートから数ターンで合否の差も出ていたと思います。
大回り は5ターンから6ターンでゴールが妥当でしたが、
6ターンよりもターンしていると刻みすぎている
ようにも感じました。
・・ターン数が多くなる原因の
スタートから数ターンでスピードの出すぎを予防するために
横方向を中心に落差が少ないターンになってしまうと
後半でのスピード不足も感じられました。。
谷回りからスピード調整によるターン弧の調整が
できないと全体を最適なスピードで
ターンすることが難しかったと感じます。。
小回りでも・・大回り系と同様に
ターン数が多すぎて刻みすぎる感じでの滑走となった
受験者は下から見ると
なかなか滑り降りてこないようにも感じ・・
減点となっていたと思います。
若干の雪だまりなどもあり、、
山回り中心で制動をしているターンというか、、
止める要素が大きいターンとなった場合、、
板が詰まったり、、、板のかえりにより弾んでしまうことで、
山回りから山回りとなったり、、
そのまま暴走的な滑走となってしまった受験者は
減点になっていたと思います。
谷回りでの制動や、、山回りで止めるエッジングではなく、、
返りをもらわないような操作が必要だったと感じます。
不整地小回りは緩く柔らかい雪質ではなかったものの
深くはなかったので、、、
コブの裏を若干削りながら、コブの山を吸収して
滑ることで合格点は獲得できていたと思います。
ですが、、滑走スピードや・・若干でも板をフォールラインに
向けて滑ることが必要だったと思います。
3.合格に向けて
合格に向けて・・ですが。。
テクニカルプライズではスピードへの対応力が必要で、、
クラウンプライズではテクニカルプライズの合格レベル
にプラスして安定感が必要だと思います。
このため、、テクニカルプライズでは
基本的に斜面下方向に滑らないような、、
滑って行ってしまわないような操作は、
止める操作に近いので減点になっていたと思います。
止める操作やフォールライン下方向に落ちていかない操作は、、
直ぐに回旋して山回りに移行したり、、、
フォールラインに向けて板を横向きに滑ってしまうようなずれを
使ってしまうと、、、
ゴールに向けて、フォールラインに向けての滑走性も
感じられなくなるため。。。
板を常にトップ方向に進ませて、、、
板の横方向の要素を含ませて制動、、スピード調整を
するなどがターン弧を描きながら滑ることができると思う。
制動の仕方・・ずらしの活用が
ハイスピードを維持しながらの操作にあっていると思う。
ずれの調整はずらさなければいけないということではない、、
余裕がなければずらす・・ということ・・
今回の検定はトップシーズンの滑る雪だが、、
若干モサがあるような雪の場合は余裕の度合いによって
ずらしていくのがよいと思う。。。
雪質が変われば操作も変わる。
同じ操作でどの雪も滑れると思っていると
そこが落とし穴だと思う。
1日で検定を行う場合、
午前中に事前講習、午後から検定会の場合は。。
午前の固い雪質が、、午後も同じとは限らない。
滑り出しで判断して滑りを調整する必要があると思う。
検定会では受験者の人数が多いときは斜面も荒れるし、
時間もかかる、、
同じ斜面は2度は滑れない。
滑りながら滑りを調整が必要だと思う。
まとめ
最近、、プライズやテクニカルに関わるネタを
多く取り上げている。
事前講習や検定員を担当すると、、、
テクニカル受験では合格に向けて困っている
スキー狂が多いと感じる。
級別テスト1級の合格でも困っている人は多いとは思うが、、
単純に今シーズンは級別テストは1度も担当していないので
自然とプライズのネタが多くなってしまう。。
最近にも投稿したが、、、
プライズの合格に向けてはやはり、、基本の見直しかな。。
・・というのも基本の欠落による減点が多いから。
内倒・・ローテーション。。これは特に苦手な側のターンで
スムーズにターンができないことから、
やってしまう補填動作。
左右の苦手をできる限りなくせば、、
補填動作はなくなると思う。
左右の苦手とは苦手側が正しい身体の使い方ができていなかったり、
それにより外足に正しく乗れていないことが要因だと思う。
左右不均等・・。。。
基本を学んでやっているつもりでも、、、
自分の意志とは別にできていないことがある。
わかっているができていない。。
これも基本の欠落。
苦手な側はわかっていても
修正し直すためにはかなりしつこく取り組まないと
直らない。
ゆっくりだと意識もできるが、、
ハイスピードだと無意識でダメな癖が出てしまうこともある。
こういう左右不均等のような基本は、、
直せれば、、全ての種目の底上げとなる。
合格に向けて一度低速で基本を確認してみては
いかがでしょうか。。。
あっ・・・肝心な結果ですが。。
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