高鷲スノーパーク 2025年 第一回テクニカルプライズについて展開


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

2月に入り。。検定会シーズンに突入という感じですね。。
指導員系の受験を控えているみなさんは。。
近く検定会前の最後の養成講習会の受講があり、、
検定会に向けて滑りを整えて、、理論をバリバリやっている
時期でしょうか。。

級別テストやプライズテストも各スキー場で
計画されて・・受験するみなさんも
受験を計画されていることと思います。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールでも
ほぼ毎週に級別テストが開催され。

毎週合格者が出ている状況です。。

先日の2月2日には今シーズン第1回目の
テクニカルプライズテストが開催されました。

開催されたプライズテストに関して
自論を展開します。




第一回目のテクニカルプライズテスト

第一回目のテクニカルプライズテストですが。。
2月2日に1日で事前講習と検定会を実施しました。

受験者は23人です。。

近隣のスキー場でもプライズテストが実施されていることと
思います。。

以下に項目を示します。

1.検定バーン

2.検定会

3.合否

以上の項目を展開します。




1.検定バーン

検定バーンですが。

高鷲スノーパークでは雪がしっかりある時期には。。

エキサイティングBコースを使用します。

このコースを使用するときには全ての種目を
このコースで実施します。

このコースで検定会を実施するときのイメージとして
朝一番は綺麗に圧雪されて
気持ちよく大回りもできるゲレンデなのですが、、

少し時間がたつと雪が緩んで、、雪面が荒れて
滑っていると板が雪に板が埋まり、、
雪がたまっているところでは板が引っかかるような、、
ゲレンデの状況を想像するのですが、、

今回実施のテクニカルプライズテストでは、、
若干・・雪面が荒れることはあったものの、
雪は緩むことなく、
一日中最高の雪面状況で滑れたのではないかと思います。

不整地ですが、、、

以前には斜面を見上げて右側にコブ斜面を設定することが
多かったのですが。。。

このゲレンデは見上げて左側が上がっている
片斜面になっているので、、、
滑るときに見上げて左側まで大きくターンを
することは少なく。。。
比較的、、見上げて右寄りに滑ることが多いため、、
コースを広く使えるように。。。

片斜面の高低差の上側となる
見上げて左側にコブ斜面を設定して、、
見上げて右側を広く整地として使う設定としました。

不整地のコブはゲレンデの一番上の
通路から一段下に降りたところから作成し
コブ斜面は150m程度の距離です。

コブは検定会の前日に
検定会用に1レーン作成です。

コブはメジャーを使って
落差4.5m、幅を3.5m程度で、、
比較的コブの裏側を削って滑れる
プライズテスト用に作成しました。

前日にネトロンを立てて、、
翌日まで一般の人も含めて滑ってもらい、、
コブを成長させました。。

検定会及び事前講習では
雪質もよく、、天気も良く、、
実力を出しやすい環境だったと思います。。




2.検定会

検定会です。。。

1日で事前講習と検定会を実施したので、
検定会は午後からのスタートでした。。

検定種目を検定した順番は

小回り→大回り→不整地小回り→総合滑降

の順番での実施でした。

検定会の開始前に
インスペクションを兼ねたコース整備を
受験者に行っていただきました。。。

整地か不整地のどちらかのコース整備
でしたが、、、受験者に多数決をとり、、
不整地の整備を実施し検定開始しました。。

全ての種目のスタート位置は
コースを1段落としたところからスタートで同じ高さからの
スタートでした。

ゴールについては
小回り・大回り・不整地小回りは
スタートから150m程度下ったコース2/3程度
下ったあたり。。

総合滑降はそこから更に30m程度
下った程度の位置に設定しました。。。

検定会の採点はいつものようにオープンジャッジでの開催です。

天気も良く、、雪質も良好だったと思います。

不整地のコブも事前講習で滑った状態より
コース整備を行ったことで滑りやすいコブになっていた
ときいています。。。




3.合否

合否・・ですが。。

2月2日のテクニカルプライズテストの合格者ですが。。
受験者 23人
合格者  3人
でした。

事前講習から検定会までに一日で実施する検定会でした。

検定会では様々な受験者がいます。

事前講習はエキサイティングBのコース下。
種目ごとのゴールに講師が立ち、
受講者は滑ってはコーチングを受ける張り付き
で実施しました。

事前講習では検定会で合格点を出せるような滑りとなるように
コーチングを行ないました。

事前講習でコーチングをすると
次に滑ってきたときに修正してくる受験者、
凄く意識はしているが修正できない受験者
様々でした。。

検定会直前に大幅な修正は難しいと思いますが、、
検定会直前にして修正点をコーチングするのも
心苦しいですが、、問題ないとも言えなので・・
修正点をコーチングしました。。

検定会本番で事前講習での指摘された点を修正してきた
受験者もいれば・・
直前の事前では時間が足りなかった受験者もいました。

自論ですが、、、

級別テストからのプライズテストの合格を考えると、
級別テストでは山回りでの制動で合格点を獲得できると
思いますが、、
プライズテストだと谷回りからターン全体を構成する
必要があると思っています。。。
それと・・・ずれ・・をどのように使うかが重要だと思います。。

板を基本トップ方向に走らせて、
綺麗なターン弧を描きながら推進させる。。

これが山回り中心で板の横方向の要素を多く使うような
ずれを使ってしまうと。。
求められているような滑りができないと思います。

合格点が獲得できなかった受験者で多かったのが、
山回りだけでの制動、、、
フォールライン方向に滑走し続ける、、ことを阻害する
山回りでの制動や急激な回旋操作が多かったように
感じます。

それ以外にはローテーションも多かったように感じます。

早く板を回して・・山回りでフォールラインへの落下、、
滑走を防ぎたい・・そのためにローテーションや
回旋・・踏み替えのような感じの滑りです。。。

ターンのプロセスである
谷回り→山回り→切替え
このなかで、切替え が無くなり その結果 谷回りも
無くなるような焦った感じが多い。

意識的にフォールラインに落ちてはいけない、
ずり落ちてはいけないイメージから、、、

イメージを変えるとすれば
フォールラインに向けて落ち続ける。。
滑り続ける意識として、、
落ちてもよい、、ずれていけばよいと意識を変えて、、

山まりで止める操作をしないで、、
しっかり切替えを通過するだけでも
滑りは大きく変わると思う。

こういった意識、操作に変えると
楽に合格点レベルの滑りができるように
なると思う。。。

ひとつひとつ丁寧に操作していけば
余裕が出ると思う。




まとめ

テクニカルプライズテストは見ているだけでも
楽しい。ハイレベルな滑りは見ていても楽しい。

技術選手権も見ていても楽しいが、、、
テクニカルプライズは 自分に近いレベルなので、
そういう意味でも楽しい。

技術選手権もプライズテストも、、、級別テストも
基本的なポジションが悪いと全てが上手くいかない。。

SAJではセンターポジションとして
スキーの操作する上での正しい乗り位置として
表現しているが、、、

今シーズンのSAJからの展開は。。。
センターポジションはスピード、斜度、ターンのプロセスなど
で同じポジションを保つことではなく
様々な状況の変化、動きにおいて適正なポジションは変わってくる
都度変化する適正なポジションをセンターポジションとして定義している。

外足への荷重、スピードへの対応。。
そもそも適正な位置に載っていないと板の操作さえできないと思う。

レベルが高くなるほど基本的なポジションや動作が
滑りに与える影響が大きくなると思う。

級別テストでもプライズテストでも
不合格となる原因は基本的な部分の欠落が
ほとんどなので。。。

プライズといえど高速で滑りまくっていれば
合格するというわけではないので。。。

プライドを捨てて基本の部分から
滑りを見直してみると、
あっさり上のレベルに行ける場合もあると思う。

高鷲スノーパーク SAJスキースクール
で開催されるプライズテストは・・
次回は
2月14日 事前講習、
2月15日 検定会
でテクニカルとクラウンの検定会となります。

次回も天気が良いといいのだが・・。

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