高鷲スノーパーク での級別テスト1級・2級の合格のレベルを目合わせ
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スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
スキーシーズンもトップシーズンとなり
例年になく雪もふんだんにあり、、
各スキー場でも検定会が開催されています。
高鷲スノーパーク SAJスキースクールでも
級別テストやプライズテストの検定会の
開催が計画されています。
検定会の実施に向けて
スクールに所属する検定員資格を持っている
全ての講師が同じ視点で検定会を実施
できるように、
高鷲スノーパーク SAJスキースクール内
で検定会のクリニックを実施しました。
クリニックの内容を展開します。
検定会に向けたクリニック
検定会に向けたクリニックですが、
指導員研修会の時にクリニックとして、
検定会における新しい種目や
着眼点を2年に一度は受講の義務がありますが、
高鷲スノーパーク SAJスキースクール内でも
毎年実施しています。
以下に展開します。
1.スクール内クリニック
2.検定会プロセス
3.レベル合わせ
以上の項目にて展開します。
1.スクール内クリニック
スクール内クリニックですが、
高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
全ての講師を対象に検定会における検定員
および 級別テストの前走ができるように
目合わせを実施しています。
基本的に自分で滑ることで、
滑ることができることで合格のレベルを把握して
着眼点を各自で確認します。
検定会で前走のレベル合わせを行いながら
採点のレベル合わせを行うのですが、
今回は受験者の気持ちを把握する意味も込めて
講師は新調したゼッケンを全員付けて実施です。
クリニックでは基本的なスキー操作と着眼点、
一番採点がバラけるであろう級別テスト2級の
シュテムターンに関して、
事前講習で受験者へのコーチングを想定して
ひとつひとの動きに分解して細かく着眼点の
目合わせを行いました。
着眼点を講師に展開後には、
級別テスト2級 と 1級の
種目を全員で滑り、他の講師が滑っているときには
滑りを見ながら目合わせを行いました。
各講師は級別テスト2級であれば65点ぴったりの滑り、
級別テスト1級であれば70点ぴったりの滑りとなるように
滑ることで、
合格の滑りを滑って実感、見て確認というように実施。
基本的に自分で滑ることで、どこに注意を払って滑っているかが
着眼点にも相当し、レベルを自覚できるというものです。
講師は全員が級別テスト1級以上のレベルであり、
全力で滑ってしまうと65点、70点以上の滑りとなってしまうので、
合格のために必要な要素技術で滑り、
合格点フラットを目指してデモ滑走しました。
2.検定会プロセス
検定会プロセス。。。ですが。
検定会の実施においては、
採点のレベル合わせだけでなく、
スクール内のどの講師でも
検定会の採点のプロセスや、
検定会の滑走から合格発表までの進行方法を把握し
実施できるように再徹底しました。
高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
オープンジャッジによる検定会を実施しているため、
検定会での採点は会場で短時間に間違いがなく、
受験者には厳正公平な検定会の見える化も
していく必要があると考えて、
改めて検定会で必要なメンバーや役割を確認しました。
オープンジャッジでの実施は
受験者の滑走後に即時に間違いなく表示して、
表示した内容に基づいて合格発表を行う必要があり、
そのための各プロセスにおいて、どのように確認していくかを
念入りに実施しました。
検定会のプロセス、役割などは
マニュアル化していますが、
採点ボードの表示担当であれば、
採点の点数を表示し読み上げることとなっています。
読み上げる意味は
受験者への採点の表示、読み上げも一つの役割ですが、
一番重要な役割は検定員に表示した内容を読み上げることで
表示内容を再確認する意味があります。
検定会のプロセスは問題があれば都度見直しをしていますが、
短時間で間違えなく効率よく検定会を実施するために
少ない工数で何重にも確認を行っているので
一つ一つのプロセスには意味のあるものになっています。
このため、採点を読み上げることが役割ではなくて、
検定員に聞こえるように、聞き取りやすいように
読み上げるのが仕事。。など、、
検定会に関わる講師にプロセスや役割の再確認をしました。
3.レベル合わせ
レベル合わせですが、、、
実際に滑って、滑りを見て目合わせを行ったのですが、
前提となる滑りのレベルについて以下のように
設定しています。
級別テスト2級について、ですが、、、
検定会での各種目の滑走において、
基本的に暴走した場合は減点。。
受験者が暴走しないレベルに制動して
滑り降りてくること。
制動は山回り中心で板の横方向の要素を多く活用して
フォールラインに落ちていっても
外足に荷重されターンができていれば合格。。
スキー操作の基本ができていない場合の
補填となる動作である、、内倒やローテーションは
その動作の大きさや操作を確認して各講師で判断する。
級別テスト1級の場合には、
同様に暴走しないレベルに各受験者が
制御できる範囲に制動しゴールすること。
制動は山回りでターン弧に沿ってずらすことができれば合格。。
スピードの次元を上げるために、
特に大回りでカービングで滑走する受験者もいるが、
大回りでもターン弧に沿って山回りでずらして
滑ってくることで合格。
カービングで滑走することで高いスピード対応能力が
みられれば加点・・・だが、、
スキーヤーが操作している切れのあるターンではなく、
板に乗っているだけ、、傾けるだけで
エッジに乗ってくるような滑りや、
後傾となってしまった場合には減点とする。。
カービングも正しくカービングで滑れれば加点だが、
スキーヤーが操作しない正しくないカービングのような
滑りでは減点となるので、、切れがあれば・・スピードが速ければ
合格というわけではない。
不整地小回りの合格のレベルに関しては、、、
設定された不整地斜面の想定されたラインを
滑り降りてくることができれば合格。。。
降りてくるだけではなく、滑り降りてくることが
できれば合格。
このため、止まってしまったり、
ラインを外してしまったり、あまりにもゆっくりであると
減点となる。
まとめ
検定会の受験者の合否は、、その結果が受験者の
人生に大きくかかわることもあると思っている。
受験したシーズンに合格できるかできないかで、
受験者の次のシーズンの活動も大きく変わると思う。
受験者の1シーズンの過ごし方が変わる。
級別テスト1級を合格すれば凖指導員を受験することができるが、
合格できなければ受験することはできない。
凖指導員は1シーズンに一回であり、
前のシーズンに級別テスト1級を合格することで
次のシーズンに受験することができる。
受験者の1シーズンが大きく変わる。
凖指導員・・指導員の検定会で合格することができれば
スキースクールでスキーを教えることできる。
検定会の合否はスキーの活動から
スキー人生、人生の活動や時間の使い方に
大きな影響を与えることも考えられる。
検定会での採点は決して軽いものではないと
考える。
採点するときに各講師の感覚によって
採点する部分はどうしても発生する。
採点は各講師には自信をもって、それぞれの感覚で
採点することで徹底している。
こういったのが採点時のバラツキにもなるが、
人が人の滑りを見て、判断して採点するので、
機械が採点するのと違う、、
こういったことを考慮して3人の検定員の合計が
採点となる。
検定員の一人が過剰に減点、加点となれば
その一人の採点が合否を決めてしまう。
こういうことは言うまでもなく厳正公平にかける。
故意ではなく、このような採点を付けないように
クリニックでレベル合わせを実施している。
検定会で、、採点について不当性に関して
確認される受験者もいるが、
採点の結果は検定会後に覆ることはない。
自分も級別テストやプライズテストで不合格の
経験は何度もあるが、、、
不合格となると取りかえすことができない
何かむなしく、悔しい思いとなる。。
なんとなく自分以外に不合格の原因があるように
頭の中を整えて自分を楽にしたい気持ちもあるが、、
そんな時は、、、この思いを次の受験につなげるような
気持ちの整理をするのがよいと思う。
ぎりぎり合格しようと思っている自分がいるが、
加点とまではいかないが、
どんな検定員が見ても合格と判断されるレベルはある。
このレベルで合格してやる!!
と考える方が、自分の滑りのレベルも上がる。
結果、合格の際には不合格からの合格への
過程や取り組みが自分にとって凄く有益であったことを
感じることもあると思う。。。
高鷲スノーパーク SAJスキースクールでは
検定会実施に向けた準備は整いました。。。
チャレンジャーをお待ちしています!!!!
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