級別テストの検定会における検定員の規定が改訂 級別テスト1級の合格率がアップする


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

まだまだ暑いのですが、
少し涼しい瞬間があるとスキーシーズンが近づいてきている
ように感じます。

スキーシーズンが近づいてくるとなれば
どうやって滑るか、、
検定会の合格に向けて・・なんて考えだしてしまうと思います。

私の最近の投稿で気になっているのが、、
級別テストの検定会について
検定員についての規定の改定についてです。。

気になっているので・・
今回も自論を展開してみます。。

検定員についての規定の改定

検定員についての規定の改定についてですが、
級別テスト1級・2級の検定会における検定員は
従来3名で採点していましたが、
2名で検定会ができるというように改定されました。

改めてこの改定について自論を展開します。

1.改定内容

2.合否について

3.検定員側

以上の項目で展開します。




1.改定内容

改定内容ですが・・

級別テスト1級と2級の検定会というか、、すべての検定会において
3名の検定員により採点して、3名の検定員の評価の平均値の四捨五入が
それぞれの種目の取得ポイントとしていました。

級別テスト1級・2級の検定会では 2名 の検定員が評価した平均値の
四捨五入がそれぞれの種目の取得ポイントとしても実施できるようになりました。

以下が全日本スキー連盟 の規定からの抜粋となります。

b評価方法
検定員の評価の平均値(小数点第1位を四捨五入)を当該種目の取得ポイントとする。

級別テストの検定会に対応できる検定員は従来であれば、
3名の検定員の内 1名が主任検定員としてB級検定員以上を保有し
あとの2名がC級検定員以上 を保有している必要がありました。

今回の改定では、従来と同じ形でも検定はできますが、

2名で実施する場合には 2名ともB級検定員以上を保有している必要があります。
主任検定員は従来と同様にB級検定員以上を保有している必要がありますが、
検定員の1名として主任検定員が兼務してもよいが、、
兼務しないでも別に1名 としてもよい感じです。
主任検定員のところだけでいえば、、
兼務しなければ、検定員3名で行う場合は1名 関わる人が増えることとなります。

今回の改定において
従来の検定会と合否の差が出る可能性を
考えると・・・




対応する検定員の保有している検定員資格のレベルや
主任検定員の兼務に関わる部分より、、、

検定員2名での四捨五入が種目の取得ポイントとなる
部分が大いに関係するのではないかと思います。

2.合否について

合否についてですが、、

検定員の採点はどのようなプロセスで行っているかを
考えてみます。

検定会は100点満点として滑走してくる各種目の
受験者の滑りを採点するのですが、
検定会を受験する場合は受験する
級別テスト1級を受験や 級別テスト2級を受験など
受験するレベル毎に検定会では受験、滑走し
検定員は採点します。

これが、、、級別テスト1級 と 級別テスト2級の
受験者がこちゃ混ぜになって
100点満点として受験者の滑りを採点するのであれば
ある程度絶対値での採点となると思います。

今は受験の種目も級別テスト1級からプライズまで同じ種目なので
ごちゃ混ぜで滑ってくる受験者の滑りを採点するとなれば
60点台~80点台と採点の幅は広くなると思います。。
・・級別テスト1級とプライズでは斜面設定が違うので現実には
あり得ないと思いますが・・・

よく採点される点数は合格点に対して ±2点 程度が比較的多い
と思いますが、、、
級別テスト2級と級別テスト1級がごちゃ混ぜで滑ってきた
受験者の採点となれば、、
級別テスト2級の合格点 65点 の±2点で 63点~67点
級別テスト1級の合格点 70点 の±2点で 68点~72点
主には63点~72点の間での採点になるのではと想定します。
こうなると、検定員ごとの採点もかなりばらけるのではないか
と想定し検定員が3名でも2名でもあまり合否は変わらないように
感じます。。。
**種目が違うのであり得ないことですが****

実際の検定では先のように
受験するレベル毎の級別テスト1級の受験者、
級別テスト2級の受験者 と明確に分けて受験者に
滑走してもらうので、、
検定員の採点は受験するレベルの合否を追いかける
採点になると思います。

合否に関係する点数とは合格点か不合格点か・・
級別テスト1級であれば合格点の 70点 か 69点
が重要で合否の境目となります。

検定員が一番採点する点数は合格か不合格かが
重要であり、絶対値での採点というよりは
合格点からの減点法での採点となっている場合が多いと思う。

このため、採点としては級別テスト1級であれば
合格の70点 と 69点 が採点されることが多いように感じる。

3名で検定する場合は

69・69・69:不合格
69・69・70:不合格
69・70・69:不合格
69・70・70:合格
70・69・69:不合格
70・69・70:合格
70・70・69:合格
70・70・70:合格

採点されることの多い69点と70点の
パターンは以上のようになる。

2名で検定する場合は
69・69:不合格
69・70:合格
70・69:合格
70・70:合格

以上のようになる。

検定会の採点は確率的なものではないが
一番採点されることの多い採点で
構成されると3名での検定会であれば50%
2人での検定会では75%となる。

70点と69点の採点されることが多いというのは
先にも語ったように合格か不合格かが重要なので
これらの採点が多くなる。。

改めて個人的な感覚の自論です・・・・

厳密に絶対値で採点すると
68点の滑りでも69点と採点していることはあると思うし、
逆に71点の滑りでも70点で採点してしまっていることは
あると思う。




・・となると69点や70点を採点する滑走レベルの幅は
若干は広いと想定する。

2名での検定会の場合
2点減点の1名が68点でもう1名が70点の場合は
不合格となってしまうが、
68点のレベルの滑りを69点で採点されていたら
1名が69点でもう1名が70点の場合は合格となる。。

明らかに合格の滑り、不合格の滑りであれば
採点結果に影響しないと思うが、

ぎりぎり合格のレベル で採点に悩む場合の
69点か70点か悩む採点や
まったく合格に届いていないレベルではなくて・・
でも不合格のレベルの 68点か69点かの採点に悩む場合
は69点と採点されていれば1名が合格点の70点を採点すれば
合格となる。

自論だが・・・2名での検定は従来と同じように
採点された場合は合格し易くなると思う!!!

改めてしつこいようだが・・自論です。




3.検定員側

検定員側ですが。。。

検定員は検定会で受験者の滑りを確認して滑りに対して
評価をするのだが、

技術選手権の採点の場合はなんとなく
採点の幅の中で絶対値で採点されていると思う。

最高100点満点の中に頭の中に設けている
採点の幅の中で一番上手と感じたものは
採点する幅の最高値を採点すると思う。

級別テストの場合にも100点満点で滑りに対して
採点するのだが、
重きをおいているのは合格か不合格かだと思う。

むちゃくちゃ上手な滑りで滑走した滑りには
明らかに合格となれば、、、
絶対値での採点に近い感じもする。
級別テスト1級の検定会で80点前後の点数を出したことも
何度かある。。

でも・・明らかに不合格の滑りについては

あまりこの辺は深く触れないようにするが・・・

なんとなく級別テスト2級の合格点の65点を
最低に採点されると思う。。。

級別テスト1級の受験者と考えると
級別テスト2級はもっていて、合否の判断が重要
となれば、、、

やはり・・従来であれば
69点か70点を採点することが多いと感じる。

明らかに不合格と考えても69点。

でも・・2名で採点する場合は1名が明らかに
不合格と考えても、もう1名が合格と思えば
合格となる。。

このため、、、検定員側も採点する場合には
従来のように合否が重要なのは変わりないと思うが、
明らかに不合格と感じたなら
68点 を付けるべきだと考える。

2名での検定会はスクール側でも協議されると想定する。。




まとめ

検定会の合格発表を想定してみると

先に語ったように不合格と想定し68点の採点が多くなると
考えた場合

従来の場合は合格発表で種目ごとにみると
69点の -1点 が多く
1種目だけ落とした場合は合格までにあと1点なんて
ことは少なくなかったが、、

従来の採点結果の感覚で検定結果を確認すると
種目ごとに不合格が69点ではなく68点が多く
採点されると、、、
合格までには程遠いようにも感じる。。

検定員からすると
気持ちでは多くの受験者に合格してほしい
と思って採点している。

特に事前講習や通常のレッスンで教えたことのある
受講者が受験されたときには合格してもらいたい気持ちが多く
なると思う。

でも、、合格させようとか合格者を出さないように
というような操作は全くなく、

受験者の滑りを淡々と採点し
その結果が合否の結果につながる。

厳正・公平なる判定!!!




検定会の規定が改定され
従来の検定会の感覚で採点すると合否に影響が出るとなれば
何か検討も必要だと思う。

従来の形で受験した多くの受験者にも失礼がないように
検討しなければならないと感じる。

もし、級別テスト1級の合格が簡単になり
合格のレベルが下がっても、、

さらに上のレベルの指導員系やプライズは
従来のままなので、、ぎりぎり級別テスト1級を合格
した受験者は次のステップまでの合格のレベルの幅が
広くなり苦労することとなる。

なので・・高鷲スノーパーク スキースクールでも
従来のレベルを維持するように
検定員が採点するための特性を理解して
検討をしていくと思います。

決して合格しづらくしようという考えからではなく、
合格のレベルを適正にということです。。

しかし・・2名での検定は
検定員1名にかかる責任が重くなりますね・・・

いずれにしても受験されるスキー狂は
誰が、、どの検定員が見ても合格の滑りが
できればあまり関係ない話なので・・

合格に向けて取り組みを進めて検定を受験してください。
高鷲スノーパークでの受験も大歓迎です。

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