スキー の谷回りは難しいが重要 山回り切替谷回り山回り切替谷回り山回り 勢いを生かしてターンする


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

7月・・暑い。。熱い。
暑すぎて溶けてしまいそうだ。

温度的な感覚からは寒いということが
想像できない感じ。。

スキーの動画も毎日のように見るが
寒い冬に滑っている画像であることも
想像しにくい季節。。




 

だが・・・上手くなりたい気持ちは
継続して滑りの感覚を思い出している感じ。

こんなに暑いのに4,5カ月で雪は降ってくれるのかな。
不安になる。

雪が降らなくなったら何するかなとも
考えてしまう。

スキーの動画を見ていて
やはり谷回りは重要だなと感じる。

谷回りについて自論を展開してみます。




谷回り

谷回り・・ですが。。

谷回りは滑りの中で重要だと思う。。
山回りも、切替も重要だが
谷回りが滑りの質を左右するように思える。

谷回りに関して以下の項目で展開します。

1.重要性

2.難しさ

3.左右

以上の項目を展開します。




1.重要性

重要性ですが、

ターンの構成、、プロセスを考えてみます。

谷回り→山回り→切替

となります。
何か一つでもプロセスが欠けるとターンは
成立しないと思います。

谷回りが重要なことを理解しているスキー狂も
多いと思いますが・・

谷回りよりも山回りの方が重要と考えている
スキー狂も多いと思います。




まぁ。。すべて重要なのですが、、

谷回りが殆どなくて
山回り中心でターンを構成してしまうと
ターンするための力のやり取りを
山回りで行うこととなります。

大回りのカービングで
ターン中の仕事を山回りで行ってしまうと
山回りで大きな力を必要とし、
大きな力を長時間かけることも考えられ
横方向への移動が大きくなることも想定されます。

小回りでターン中の仕事の殆どを
山回りで処理してしまう例として
ワイパー的な山回りで板をフォールラインに向かって
横方向に向けてしまうような制動要素が強い
滑り方になると思います。
フォールラインに向かって板を横向きに
ずらす、、急激に止めるを繰り返すことで
スピードが上がっていき、制動するにも大きな力が
必要になると思います。
どんどん加速して最後は暴走に至ると思います。




上手に山回りだけでずれを多く
ターンの落差を多くとるなどすることで
一概に全て暴走するという訳ではありませんが、、
谷回りから山回り そして切替のプロセスは
ターンを行う上で欠かせないプロセスだと思います。

スキーの滑走技術が進化する中で
谷回りが不要であれば、とっくに山回り主体の滑りが
主流になっていることと思います。

谷回り。。。やはり重要だと思います。




 

2.難しさ

難しさ。。ですが。。

谷回り・・山回りより難しいですよね。

谷回りはなぜ難しいか・・と考えたことありますか。

私も級別テストの合格を目指していたころから
谷回りが重要で谷回りをしっかり設けて滑ること!!
と言われ続けてきました。

難しい点の自論ですが。。。
パラレルスタンスでの谷回りについてです。。。

ターンするときに少なからず
自分の足元から板が外側にでて
エッジがたっていると思います。




斜面で板を横向きにして立っているときでは
斜面に対して傾くことで・・重力に対して
真っすぐ立って、斜面に対して斜めに立つこととなります。

位置的な関係から言うと
斜面の下側に板、斜面の上側に上体となります。

山回りも同じで斜面を滑るときに
板は斜面の下、上体は斜面の上となります。
エッジもしっかり掛かるし、足場も保ちやすい。
何かあっても足を動かすことでリカバリーができる。。
そんな安心感がある。。




この状態に比べると谷回りは
板より上体の方が下に無いとエッジがたたないと思います。

板より上体が下。。。これが難しい。

板より上体が下の状態で止まってその状態を継続することも
難しい・・どころかできないと思う。

プルークスタンスであればゆっくりでもできるが
パラレルスタンスとなると一気に難しくなる。

谷回りでバランスをとろうと山回りと同じように
曲げ荷重などはできるわけもなく、、
延ばし荷重をすれば倒れてしまいそうになる。

谷回り をしっかり入れるためには・・
考えれば考えるほど分からなくなる。

谷回りは難しい。。。




3.左右

左右ですが。。。

谷回りは難しい・・
難しく考えるともっと難しいと思う

谷回りでエッジをたてようとした場合
斜面に対して板が上で上体は下。。。

立っていることさえできない。

そして怖い。。山回りのように板に対して
上体が上であれば斜面、、地面に手が届きそうな感じだが、、、
谷回りでは、、、斜面の下方向に対して
しっかり立てないだけでなく、、足場もしっかりしていない中で
上体から斜面、、地面も遠い・・怖い。。。
そのまま倒れてしまったらと思うと・・怖い。




自己流の練習で上体を切替後に
斜面の谷側に上体を投げ出したりもした。
身体は遅れることはないが、、、
足元のグリップは感じられない・・
何か違うことは分かる。

ターン弧をもう一度思い出してみる。

よく考えると
山回りから 切替 谷回りは
真横に移動しているわけではない。

真横に進んでいたなら落差はないので
変なターン弧となる。

落差を多めにとって滑ると・・
右脚が外脚で左方向に曲がっていくターンの
山回りから 切替 谷回りの場合は

山回りで右脚外脚で斜面下方向に対して
板が上体の右で、上体は左。。。




切替で身体の下に板が戻り

次のターンの
谷回りは板が上体の左側で、、、上体は逆の板より右側。。

上下から左右にイメージを変えると
かなり恐怖感も少なくなる。
そして・・できそうな感じもする。

まずは落差を大きく取り
上体を板の左右に移動させる。

感覚がつかめてきたなら
落差を少なく、深回りにしてみる。

落差を大きく、、浅いターン弧にすると
スピードが速くなるので
まずは緩斜面から取り組んでみるのが安全だと思う。

試してみてください。。。




まとめ

谷回り を意識して滑るときに
ターン弧をイメージして
上下 から 左右にイメージを変えることで
大分イメージ的に楽になると思う。

斜面下側に上体という恐怖感もなく
できそうな気もする。。。

ターンのプロセスは
山回り→切替→谷回り→山回り→切替→谷回り→山回り・・
と続いていくが

山回り・・・・切替・・・・谷回り・・・・山回り・・・・切替・・・
ひとつひとつのプロセスをやり切って次のプロセスに移行するのではなく

山回り切替谷回り山回り切替谷回り山回り切替谷回り山回り
のように、、、文字で書くと何が何だか分からなくなるが・・
プロセスからプロセスに間隔がなくプロセスを移行する。
前のプロセスの勢いを次のプロセスに生かしてターンをする感じだと思う。

山回り切替谷回り

のように、、、
山回りの勢いを止めることなく切替を通過し
谷回りに移行する。
山回りの勢いがあるから谷回りで外力を得られる
助走ができているので板が斜面横方向に動く慣性もあり
外力に耐えるためのエッジングや上体の体勢が形成できると思う。




これがゆっくりだとかなり難易度が上がる。
外力が得にくくなる。

外力・・遠心力に対応した
ターン弧に対しての上体が内側の体勢が
谷回りであれば板より上体が下になると思う。

少しでも谷回りで雪面コンタクトが取れれば
ターン弧を調整するプロセスが増える。
スピードの制動もターン全体に分散され行いやすくなると思う。

見た目も迫ってくる感があり
ターンもダイナミックに見えるようになると思う。

難しいが、、イメージを変えることで
谷回りを意識して滑ってみてください。

スキー の上達の鍵は谷回りにあり 谷回りの滑り方でターン全体が変わる

スキーの 谷回り を物理的にイメージ 加速度を抑えてスピードを上げない

高鷲スノーパーク の谷回り重視で春の雪を攻略する スキーが埋まらないように・詰まらないように 

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