シーズン到来近し!! シーズンインはエッジを意識せず面でずれ続ける5つのポイント・・ 


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

スキーのシーズンイン直後では
アイスクラッシャーの雪でゲレンデに雪が道のようになった
ホワイトロードの段階でもスキー場は
オープンしてくれるため早い段階から滑ることができます。
きっと猛烈に費用が掛かっていると思う。

来シーズンもスキー場のオープンの計画が
耳に入ってきており、
早いスキー場では11月初旬から
滑れるようです。

このようなゲレンデで
トップシーズンを想定した練習を
開始するのですが、
幅が狭くて、人口密度も高く、
スキーキャーとボーダーがごちゃごちゃに
混在しているのでボーダーとはターンのリズムも
楽しみ方も違うため
回りの状況を見ながら滑る必要があります。

また、、
アイスクラッシャーの雪なので
朝夕は固いのですが、、
日中は板が埋まりやすく、重たい雪
だとおもいます。

このような状況で
ゆっくりずらす滑りを
行いながらトップシーズンに備える
ことを勧めますが、、、
自論を展開します。




ずれる滑りでシーズンイン

板をずらして滑ることは
カービングで滑るより簡単。。
なんてイメージはありませんか??

ところが、、
アイスクラッシャーの雪で
埋まりやすく、重いので
結構難しい滑りとなります。

以下に項目を示します。

1.谷回りから

2.深回り

3.面

4.同調

5.切り替え

以上の項目を展開します。




1.谷回りから

谷回りから。。。ですが。。
谷回りからずらす・・

スピードやターン弧を制御するためには
谷回りは凄く大切な。。重要なプロセスだと
思います。

谷回りでずらすことができないと
スピードの調整・・制動は全て
山回りに負担がのしかかってきます。

緩斜面であれば山回りで十分制動できますが、
急斜面ともなれば山回りだけでの
制動では限界があります。

谷回りでずらすことで
制動をしっかりできるように。。

ずらすということは板がしっかり
雪面に接雪して雪面と板との間に
抵抗を持たせることができるようにすること。

ずらす・・ということを
改めて考えてみると、板の縦方向以外の
方向に板が滑っていくことだと思います。

だからといって、板の真横方向に滑らせる
という訳でなく、、縦方向に滑りながら
横方向の要素も入れてやることで
滑走性を落とさないでずらすことができると
思います。




2.深回り

深回りですが、、
フォールラインに向かって
板が真っ直ぐ向いていれば直滑降となりますが、
深回りは板が横になるくらい回し込むという
イメージです。

横になるくらいといっても
板の横方向に進めるという訳でなく、
板は常に縦方向に進みながら
板を斜面に対して、、フォールラインに対して
横方向を向けるということです。

一番スピードがでるのはフォールラインに
板を縦向きに滑る 直滑降 となりますが、
斜面に対して真横を向くくらいまで板を
回し込むと斜面の下方向に向かって。。
斜面を下り降りるといったことでは
ゆっくりになります。

下方向への降りるスピードはゆっくりでも、
ターン弧を描いている板の進み具合は
縦方向に進み続けるので
沢山回し込んでも板の推進は少ないという
訳でなく、、板は滑走しつづけます。
斜面下方向には真っ直ぐ降りてないが、
左右に多くの距離を使って
滑走します。

緩斜面では回し込んでも滑走スピードが
落ちすぎないように。。
板の縦方向に進めてみてください。。

縦方向の要素を多く活用すると
アイスクラッシャーの重く、、埋まってしまう
雪でも詰まらずに滑ることができると思います。

板を横方向に向けるくらい回し込むが、
滑走性は保つ!!!




3.面

面。。ですが。。
板の面を使ってというか、、、
逆にエッジを多用しないで
という表現の方がよかったかも
しれないですね。。

最終的にはエッジを使うことに
なりますが、、
最初からエッジを使うこと、、
雪面に噛ませることを考えないで
ずらすのがいいと思います。

基本的なイメージですが。。
斜面のフォールラインに対して
板を真横に向けて、、
立っているだけでもエッジはたっています。
エッジがたっていることで
雪面にエッジが食い込み滑っていかないで
止まって立っていることができます。

これを。。斜面と水平・・平行にスキーの板の面を
合わせ、エッジをたてないようにすると、
板はフォールラインに向かってずれ始めます。

この状態を続けると
ずっと斜面に対してそのまま滑りつづけます。

板の真上に身体がある。

基本的にはこの感覚で斜面下に面に乗りながら
滑り続ける落ち続ける中で
板を操作するイメージで滑ってみてください。

板をずらすときは
エッジをたてるのではなく、
板の縦方向ではなく横方向の要素を
入れる。すると進行方向に対して
板の縦だけのときよりも横の要素が入ることで
抵抗が増えます。
このずれをつかって制動します。

これは谷回りも 山回りも同じです。

面で斜面下方向に落ち続けて
進行方向に対して板の横方向の要素を
入れてトップ方向に滑っていく。

エッジをたてる意識を持たないで
面で滑り板の向いている方向に対して
進行方向が違う状態をつくると、
迎え角もできているし、少なからず
勝手にエッジも使われます。

最初からエッジを使うイメージではなく
面を意識して勝手にエッジがかかってくる
イメージで滑ってみてください。

兎に角、、斜面の下に落ち続ける。
ずれ続ける。滑り続ける。
エッジをつかって斜面下に落ちないように。。
ブレーキングはしないこと。。。




4.同調

同調ですが。

アイスクラッシャーの重く、詰まり易い
雪でパラレルスタンスでずらしながら
深回りする。。。

ゆっくり滑るので簡単そうなのですが。。
同調させるのが結構難しいと思います。

同調しないとずらすことも上手くできない
と思います。

エッジを求めず。。
山回りで谷側の脚のエッジを強めて
最終的に足場を求めるようにエッジングすると
同調は難しいと思います。

左右に板の傾きを均等に・・
そして同時に回旋させる。

同調しないでどちらかの板が回旋しないと
板は重なるか、ばらけます。

左右の板が同じように動かせるように。。

そのためには
内脚を意識、、、膝を意識。。
人によって違うとは思いますが
上手く同調させてください。




5.切り替え

切り替えですが。。
ずらすには。。というか。。
ずらすにも・・切り替えは重要です。

前のターンで掛かっているエッジがそのまま
残っていると
次のターンに入ることができません。

前のターンの山回りのエッジングが
谷脚だけ残っていても、次のターンで
同調して綺麗に板をずらしていくことができません。

一度前のターンをリセットして、、
前のターンからのエッジングをリセットし
フラットな状態をつくり
次のターンに入ることでスムーズに
次のターンでずらしていくことができます。

切り替えがないと
前のターンの外側の脚のインエッジから
次のターンの外脚のインエッジにダイレクトに
乗り換えることとなり
踏み替えとなり同調できない。
また、、エッジからエッジとなると
ずれも活用できない。

斜面に対して垂直に立つ状態の
切り替えで板をフラットにして
両方の板のエッジを開放して次のターンに
入ることで谷回りを活用しやすくなります。

切り替えも重要です。。




まとめ

ずらすためには
エッジを意識するより面を意識する方が
ずらし易いと思う。

基本的に板の真ん中に乗り
面を意識して進行方向に対して
板の方向を変えてやることで
雪面に抵抗が発生し制動できる。

結局は板はトップに真っ直ぐ
進んで行くのではなく、
斜めのまま進んで行く。
進行方向に対して斜めの角度を調整する。

板を進行方向と違う向きに
トップを向けるには
トップとテールを同時に動かすことができる
ピポットのような操作をするのが
やり易い。
そのためにも板の良い位置にのっていないと
トップとテールを同時に動かすことはできない。。
さらに。。。
エッジがかんでいるとピポットできない。

ピポットによる板の向きを変える動き。。回旋を
一気に行うと一気にターンしてしまう。
自分の滑りたいターンに合わせて
回旋させていく。

ゆっくりで。。。ずらして。。
と聞くと簡単でそんなチマチマした
こと・・・
なんて思ってしまいがちだが、
この動きがそのままトップシーズンの
小回りに活用できる。

他のスキー狂がリスクを負って
アイスクラッシャーの狭いゲレンデで
カービングや縦長のターンをしているところを
ゆっくり、、ずらす 地道な滑りをすることで
トップシーズンに上達すると思います。

自論ですが・・・。

シーズンイン直後は特に安全第一。。
回りも慣れていないので。
地道に。。。ゆっくり。。ずらす。

アイスクラッシャーでのスキーの悪い例 トップシーズンに備えた滑り方 しっかり回し込んで・ずらして・制御して

谷回りのずらし 行えないと・・ 谷回りのずらしが行えない

スキーをずらしているけどきれて見える滑り方 ターンのどこでスピード制御する?

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