検定受験する小中学生の減点には特徴がある 克服して合格して欲しい
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
昨シーズンの高鷲スノーパーク SAJスキースクール
で沢山の小学生から中学生に受講や検定を受けていただきました。
小さいころからスキーの上達に取り組んでいる受講者や
レース経験のある受講者など上手な受講者
も多くいました。
級別テストなどの受験では合格する受講者もいましたが、
残念ながら不合格となる受講者も少なくありません
でした。
小学生、中学生の検定受験について自論を展開します。
小中学生の検定受験
小中学生の検定受験ですが。。
検定員を担当すると、どうしても受験いただいた
資格のレベルに達していないと不合格としなければ
なりません。
一般の受験者にももちろん不合格を伝えるのは
凄く嫌なのですが、
特に小中学生に不合格を伝えるのは超・・嫌です。。
だからと言ってレベルに達してない受験者も
全員合格とするわけにはいかないのですが。。。
不合格となっている小中学生の受験者に
なんとなく傾向があると感じたので以下に
項目を示します。
1.後傾
2.プルークスタンス
3.不整地
4.理解度
以上を展開いたします。
1.後傾
後傾ですが。。
小学生、中学生の検定受験で減点する際に多い
のが後傾だと思います。
小さいころにスキーを始めると
筋力で制動させるより
プルークスタンスで脚を突っ張って
滑る子が多いと思います。
よくゲレンデでプルークスタンスで真っ直ぐ
滑っていく子たちはこの形だと思います。
怖くないのかな。。って思います。
小さいころは関節も柔らかく、
体重も軽いことからこのような滑りでも。。
スキーを楽しめると思います。
大きくなり体重も増えて、
検定の合格を目指すとなるとこのポジションは
修正が必要です。
後傾になっていると体重が重くなった分
重力の影響を大きく受けるためどんどん加速
してしまいます。
更に後傾だと板の操作が満足にできないし、
正しく荷重ができません。
まずは、、ブーツを正しく履けてますか?
用具を正しく使わないとスキーをできる限り楽で
楽しみやすく作ってある道具を使いこなせなくなります。
バックルが緩い状態で滑っていませんか。。
ストックは長すぎませんか。。
滑るときにブーツの後ろに寄り掛かって
滑ってませんか。
ブーツは前か後ろかでは前側がずっと触った
状態です。
これは完璧に自論ですが。。。
ジュニアテスト1級以上。。。級別テスト2級以上は
リアエントリーのブーツではなくフロントバックルの
ブーツの方がしっかり足首の前傾を作れて
上達に繋がると思います。。。
まずはここから確認してみてください。
2.プルークスタンス
プルークスタンスですが。。
ジュニアテストや級別テストの上の方の
2級とか1級とかになると
スピードも早くなってきます。
プルークスタンスのままでは
このスピードに耐えるのは難しくなってきます。
ターン始動の時やターン終盤で大人でも
Y脚や踏み替えなどによりプルークっぽいスタンスも
でることがありますが、、、
この程度は度合いにもよりますが
級別テストで減点にならない場合もあると思います。
(他の動きがしっかりできていたら)
ずっとプルークは減点となると思います。
ターン始動の時に内脚の膝が返り
外脚の膝と内脚の膝が同じ方向を向く状態
が必要だと思います。
プルークの場合両方の膝が内側を向いている
状態です。。。
3.不整地
不整地ですが。
苦手な小中学生は多い感じがします。
不整地は級別テスト1級で
不整地 小回り が検定では初めての
不整地となりますが、、
まず、、プルークボーゲンのような
スタンスで滑ってきては減点となってしまいます。
先の項の後傾であったりすると
暴走してしまうし、
非圧雪の斜面が検定バーンであると
板を操作することができないのでターンすることが
できずに真っ直ぐ降りてきてしまいます。
不整地 コブを滑るには板の正しい位置にのり、
ずらすことで制動しないとコブを滑り降りてくることは
できないと思います。
級別テスト1級受験の前から遊び半分で
コブを滑っているといいのかもしれないですね。
級別テスト1級では不整地が苦手な人が多いと
思います。
他の種目で加点が出ればいいのかもしれませんが、
更に上の資格を目指すなら不整地・・コブは
絶対にどこかで克服しなければなりません。
4.理解度
理解度ですが。。
テニスや卓球などボールがドライブ回転なのか
カットの回転なのかによってラケットの
角度をかえて打ち返すと思います。
この回転の場合ラケットはこの向き!
・・ということを理解していれば
回転に応じて返球もできるようになります。
これを理解できないと
いつまでもラケットの向きが変わらない
返球となってしまいます。
本来であればカット回転は球の回転が
下から手前上となっているので、
そのままラケットをあてると球は下に
落ちてしまうので、ラケットの面の角度を
若干上を向けて振ることで返球ができる。。
まで分かるといいのですが。。
まずはそこまで理解しないでもいいと思います。
スキーでは板をこうやって動かせば
上手く雪面をずらせる。
このずれを使うことでスピードコントロールして
滑る。。
最低限これを理解できれば級別テストは
合格できると思います。
まとめ
小学生、中学生を確実に上達に導くための
プログラムが組めるといいのですが。。
スキースクールとしてもこのあたりは
課題なのかな。。と感じます。
最後の理解できないくらい小さい小学生の場合も
それなら、どうやって理解させる?
理解しないでも滑れればいいので、
理解しないで滑れるようにするにはどうする?
なんてことも考えてしまいます。
検定の合格発表で小中学生たちの悔しい寂しい
表情を見ないようにするためにも、、、
私にも子供がいるので親としても子供の不合格は
寂しいしフォローも大変ですよね。。
なんか必勝法を考えないとな。。と思います。
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