道具7割 腕3割 と聞くが、、ブーツやスキーが合っていないと上達の弊害となる
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん
スキーは道具を使用して雪の斜面を滑るスポーツです。
道具を如何に上手に使いこなすか。。
自分に合った道具を選ぶか。。
道具を正しく使うかによって上達の度合いも
変わると思います。
スキーの道具について自論を展開します。
スキー用具について
スキーの用具についてですが。。
スキー狂のみなさんは用具がレンタルということは
ないと思いますが。。。
自分に合った用具を使えてますか?
用具の性能を生かすために正しく使えてますか?
また、自分の能力を道具によって疎外されてませんか。
良く聞くのが・・・スキーは
「道具7割 腕3割」なんて。。
真面目にとらえると
どんなに上手でも道具の選択が間違っていると
本来の滑りはできない。。
藁にもすがる思いでスキーの上達に取り組んでいる
自分のような場合は、
自分の滑るレベルを道具によって7割も助けてもらえる
と考えてしまいます。。
自分が上達しなくても道具を気にすることによって
上達してしまう。。なんて。。
こんなうまい話はないですよね。。
以下に用具に関してのポイントを記載します。
1.ブーツ
ブーツですが。。
まずは履き方から。。
バックルの締め方で滑りは変わると思います。
ブーツを履くときはブーツに足を入れて
踵に隙間を空けないようにします。
そして、、つま先寄りの第1バックルから
締めていきます。
足首より下の第1バックルと第2バックルは
緩いと足首を左右に傾けた時にブーツがついて
こなくなるため、、痛くならない程度にしっかり
締める必要があります。。
次に第3バックルと第4バックルですが
結構この二つのバックルを緩く締めている人がいます。
足首の前傾をつけていきブーツに力を加える
ときに第3バックルと第4バックルが緩いと
力をロスなく伝達することができません。
この二つのバックルも痛くならない程度にしっかり
締める必要があります。
最後にパワーバンドですが。。。
これもゆるーく締めている人もいますが。。
第3バックルと第4バックルと同様に余裕がでない
ようにしっかり締めてください。
スキーで滑走する際に足首をしっかりロックして
滑ることで後傾とならず、操作することができるようになります。
折角足首をロックして前傾角を保てても
ブーツが緩いとロスをしてしまうので、、
正しくブーツを履きましょう。
また、人の脚は人それぞれ違います。
足首から足が出ている角度がO脚やY脚
のように違うのに対して、
ブーツの初期設定は全て同じ設定なっているので
使用する人に合わせてブーツのカントを調整することで
ブーツに対して真っ直ぐ膝が入るようになります。
カントが合っていないと左右の脚でエッジのかかり具合
に差が出てしまいます。。
膝の出る方向も変わってしまうため。。
板の乗り位置も左右で差が出てしまいます。
これは購入時にショップで調整
してもらえると思います。
自分でも調整できますが、、詳しい人に見てもらいながらの
調整がよいと思います。
また、ブーツはブーツ毎に足首の前傾角が異なります。
足首がしっかりロックができず、、、前傾角が保てない
ひとはブーツの付属品に脹脛に取り付けることで前傾角を
強くするものもあると思います。
使う人に合わせて調整して使ってください。。
調整することで滑りが変わることが多分にあります。
2.スキー板
スキー板ですが。。
スキーの板はいろいろな種類があります。。
まずは自分の身体にあったスキーの板を履いているか。
例として小回り系であれば
男性であれば 165cm 程度
女性であれば 160cm 程度
を履いていることが多いのではないでしょうか。
後は身長、体重により変わってくると思います。
必要以上に短い板を履いてしまうと高速の安定性が悪くなると思います。
また、中回り や 大回り 用の板もあります。
板の種類によって滑り方も若干変える必要があります。
板に対象スキーヤーのレベル設定もあり
板の硬さが違ったりします。
同じ板でも硬さが違う板が設定されている場合もあります。
また、板にプレートを取り付けることで全く違う
板になります。
取り付けるプレートにも硬さの設定がありレベルに応じて
選ぶ必要があります。
上級者になるにつれて対応スピードも速くなり
斜面も急斜面を滑るようになるため、
初級者に比べて大きな力を板で制御します。
このため使う板は固くなります。
レベルに合った板を選定してください。
また、各メーカーでスキーヤーのレベルに合わせて
板が設定されていますが、
メーカー毎に板の特性も違います。
自分に合った板を選定してください。
また、板は手入れの具合によっても
大分変わります。
WAXをかけることで快適に滑るようになります。
雪質にあったWAXを塗ってください。
さらに板のエッジなど定期的にチューンナップ
に出すことを勧めます。
エッジが丸くなると硬い斜面でエッジが効かなくなります。
エッジがキンキンにたっていれば良いか。。
となると立ちすぎていても板が雪面に引っ掛かり過ぎて
自由に板が操作できなくなります。
チューンナップは定期的に。。
3.ストック
ストックですが。。
以前はアルミ素材のポールが多く使用されていましたが、
最近はカーボン素材のポールが多く使用されています。
私もアルミ素材のものからカーボン素材のものに替えた時には
ストックを持っていないのではないかというほど、、
軽さに衝撃でした。
軽くて振り易いので。。
更新の時に検討してみてください。。
ストックでの注意点は長さです。
長すぎる人もいるので。。この場合は適正な長さに
カットや調整して使うのがいいともいます。
長すぎると身体が浮いてしまう弊害が出ることがあります。
一概に好みや、身体の動かし方、滑り方、身体の部位のサイズに
よってもかわると思いますが。。
身長から50~55cm程度差し引いた長さではないでしょうか。
私は158cmですが。。104cmのストックを使っています。
最適な長さのストックを使用してレベルアップしてください。
まとめ
道具7割 腕3割。。
自分のスキーレベルが上がらないでも
道具を変えるだけでレベルが上がることもあります。
それは道具に助けられたという場合もありますが、
逆に今まで道具に自分のレベルを下げる方向で
引っ張られている可能性もあります。
道具7割ですが。。
高い道具・・良い道具・・人気のある道具
を使えば上手くなるということではないですよ。。
自分に合った道具ですよ・・・
道具によって滑りは変わります。
自分の実力を最大限に発揮できる道具に
出会えると最高ですよね。。
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