高鷲スノーパーク SAJスキースクール で実施された3月31日の級別テスト1級・2級の反省 細かいことよりしっかり板に乗ることが重要


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

高鷲スノーパーク SAJスキースクールで
3月31日に級別テストの検定会が開催されました。

3月末のシーズンオフに近い検定会の開催であり、
級別テスト1級と2級を合わせて20人以上の受験者に
受験いただきました。

合格者も級別テスト1級と2級合わせて
10人が合格しました。

シーズン中の取り組みの成果が結果として
表れたのではないでしょうか。

検定会ではしっかり板を操作することにより
ターンができていれば
合格点が出ると思いますが、、、

合格点が出なかった滑りの原因について
自論を展開します。







合格点が出なかった原因

今回の検定会はパノラマ上部を使用して
全ての種目を実施しました。

各種目毎にポイントを以下に示します。

級別テスト1級

1.横滑り

2.小回り

3.大回り

4.不整地小回り

級別テスト2級

1.小回り

2.大回り

3.シュテムターン

以上について展開いたします。




級別テスト1級

1.横滑り

横滑りですが。
しっかり谷脚に乗って雪面をずらしていく必要があります。

このため斜滑降で斜面を斜めにすーっと滑ってしまうと
減点となってしまいます。

スタート直後は検定員から遠いこともあり
滑っている方向があまりよく把握できません。

このため、分かり易く演技するのであれば
若干板の横方向。。斜面の下方向に滑るのを強調
する方が検定員にはしっかり横滑りしている
ことが分かり易いと思います。

検定員で検定時にはしっかり横滑りしているのが確認
できない場合は、、最後の4ターン目まで
じっくり確認してから点数を付けるようにしています。

正しい身体の向きや腰の向き、ストックの構えなども
見てはいますが。。一番はしっかり板を踏んで
雪面をずらしていることが重要だと思います。







2.小回り

小回りですが。
基本的に何度も記載しますが・・スキーヤーが
板を操作・荷重してターンをしていることを
重点的に見ています。

このため、若干 板がばらけたり、若干の踏み替えや
ストックの付き方が安定していなくても
合格点が付けられていると思います。

今回の検定会では、後傾により制動操作が
しっかりできずに暴走している場合には減点と
なっていたと思います。

ターン弧においても焦って細かくする必要はなく
しっかり板を操作・荷重してターンして
落ち着いて滑り降りてきていれば合格点は
獲得できると思います。




3.大回り

大回りですが。。
毎度記載しますが。。
受験者の大回り上手い!!カービング要素を使って
滑り降りてくる人が多い。。

検定が検定者の順位で点数を付けるなら
カービングができていないと合格できないような。。感じですが。。
・・カービングで滑らないでも合格点は出ると思います。

どの種目も基本的に着眼点は同じ。。
しっかり板に乗って滑る!!

斜滑降が多くなり斜面下方向になかなか降りてこない
滑りは、ずっと板の山側に身体がいる印象を受け
積極性に欠ける。。

後傾についてはポジションが正しくないため
板の操作が満足にできない。。

板のエッジだけを切り替えて滑ってしまうと
操作して滑っているわけではないので
減点となってしまうと思います。

しっかり板を操作して。。しっかり乗って。。







4.不整地小回り

不整地小回りですが。。
うー。。。基本は同じ・・しっかり板に乗って
操作。。回し込んで滑り降りる。。

3月31日の検定会は不整地はコブでなくて
非圧雪だったため。。
特にしっかり板に乗って
回し込んで滑り降りる。。

非圧雪でも後傾は致命的です。。

板が操作できずに真っ直ぐに滑り降りてしまいます。
こうなると減点です。

足場が悪くターンがしにくい斜面で
しっかりターンをして滑り降りてくるところを
見せる必要があります。

もしコブ斜面を検定会で使ったなら、、
降りてくるではなく。。滑り降りてくる
滑る・・・ところが観えるようなスピード
で降りるのいいと思います。

ツートン・ずるどん の滑り方でも
問題ないと思います。




級別テスト2級

1.小回り

小回りですが。。
級別テスト1級とのレベル差はありますが、
しっかり板に乗って操作して滑る必要があります。

暴走せずにターンをして滑り降りることが
できれば合格点が出ると思います。

後傾により暴走してしまったり、
操作ができずに思うようにターンができないと
減点となると思います。







2.大回り

大回りですが。。
どの種目でも減点となることが多いのは
後傾ですね。。確実に減点です。

何度も記載していますが、、
後傾だと重心が後ろになり板を操作することが
できません。。

その結果、、制動操作を行うことができず
暴走してしまいます。




3.シュテムターン

シュテムターンですが。。
動き、、ができていれば操作もできる。。

というのは重心移動ができていないと
板を寄せたり、開いたりすることができないと
思います。

このため、シュタムターンの根本の動きができていれば
合格点は出ると思います。

谷回りでシュテム。。板を開き出して
外脚に乗りこんで山回りとなり、ゆっくり内脚を
揃えていきます。

板を揃えるのは洗練されていれば、、
どんどん早くなり谷回りで揃えてしまっても
もんだありません。

山回りでのずれの多さや、、ストックが付けているかは
級別テスト2級ではできればいいが、、できていなくても
減点にはならないと思います。







まとめ

級別テスト1級 と 2級
やはり級別テストの最高峰だけあって
厳しい部分はあるのかもしれませんが。。。

落ち着いて焦ることなく
一つ一つの動きを、、操作を行い
滑りが表現できれば。
合格となると思います。

1級ではずれるといけないとか、、
完璧にストックが付けていないと合格できない
ということもありません。

後傾、内倒、外向過多などもやり過ぎていなければ
全て不合格ではないと思います。

正しい滑りを操作を知り
基本ができれば合格できると思います。

検定員側の視点で考えるとどのレベルで
合格かもわかるかもしれません。

受験していない時の検定も観ることで勉強になると思います。

今週の4月7日も高鷲スノーパーク SAJスキースクールは
検定会があります。
受験、、見学 お待ちしてます。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールの今シーズン最終の級別テスト(1級・2級)の検定バーン予想

高鷲スノーパーク SAJスキースクールで実施された検定会 級別テスト1級・2級 シーズン終盤・・沢山の合格者が。。。。

スキーの級別テスト1級・2級 の検定員が観ているポイント 難しく考えないで

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