スクール で開催された級別テスト1級の不合格の原因


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト 1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

高鷲スノーパーク SAJスキースクールで級別テストの
検定が開催されました。

開催された級別テスト 1級のポイントについて
自論を展開します。







級別テスト 1級の検定

級別テスト 1級の検定ですが、
級別テスト(バッジテスト)の中で最高峰の
資格です。

初めてスキーを行ってから上達し最初に受験するのは
級別テスト 3級 か検定会方式で開催される 2級
となります。

その後、多くのスキー狂が 獲得を目標としている
難易度の高い 資格です。

この級別テスト 1級 を獲得すると
準指導員・テクニカルプライズ・県パトロール
などの専門性の高い資格を受験することができるようになります。

級別テスト1級は更に上の資格を取得するためにベースとなる
資格であり、

このためある程度滑りに対して厳しく
評価される資格になっているものと思われます。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールで
2019年3月3日に開催された検定会を観て
検定種目の修正点を示します。

1.小回り

2.大回り

3.横滑り

4.不整地小回り

以上の内容を展開します。




1.小回り

小回りですが、、
検定バーンは
チャンピオンリフト上のダイナランドで実施されました。

雪質は若干重いが、ずらすことはできる状況でした。

スキーの板を操作して制動してスピードコントロールを
しながら滑り降りてくることができれば
合格だと思います。

減点となっていたのは、
スキーの板の横の要素を多く使い若干後ろ目のポジションで
止めるエッジングにより滑り降りてきた受験者が
多かったように感じます。

雪質は重かったのですが柔らかかったため
板を横向きに使ってしまうと板がたわんで
圧が溜まります。

その後の切り替えで上に抜けてしまうと
溜まった圧が一気に解放され弾んでしまいます。

すると次のターンMAXまで制動ができなくなり、
また山回りで板の横方向の要素を多く使って
さらに強いエッジングとなり、
前回のターンより多くの圧が溜まってしまい
これを繰り返すと最終的には破綻。。暴走してしまいます。

このようなターンを行っていると
スタートからの前半は止めながらターンをして滑走してきますが、
後半はターンができなくなり真っ直ぐに
滑り降りてきてしまいます。
暴走です。。

また、板の操作ができていない滑りでは
エッジを切り替えて滑ってしまう
滑り方です。

回し込むことができず、
ずらす操作をしないで板を傾けて
ターンをして滑り降りてきてしまうと
制動することができないため
スタートからゴールまで等速で滑ることができずに
どんどん加速してしまいます。

板を操作した制動が必要です。







2.大回り

大回りですが。。。
検定はチャレンジコースの中腹で行いました。

全体的にレベルの高さを感じました。

ほとんどの受験者がカービング的に
滑ってきていました。

板を操作することでエッジングして
カービングを行う。。。

ですが、、、ターンをする時に先に
上体を振り込んでしまう受験者もいました。

また、小回りと同様に
先の記載のように上体を振り込んで
板が斜めに傾斜することでエッジを
かませてそのままこのエッジに乗っているだけの
ターンはエッジに乗っているだけであり、
もっと板に対して圧をかけるための
体勢づくりや膝を使うなどにより
ターン全体でスキーヤーが動くことで滑りが
構成されている・・・
スキーヤーの動きが見える必要があります。

板に乗ってエッジを切り替えているだけでは
合格点は難しいと思います。




3.横滑り

横滑りですが、
検定はチャレンジコースの上部で行いました。

しっかり外脚にのって雪面を押しずらす
動きができるといいのですが、

エッジをたてに行く動きが大きかったり、
腰が外れていたり、
一番減点となったのは
斜滑降をしてしまった受験者だと思います。

形だけではなく
横滑りとは何かを理解して滑るのが
合格に近づくと思います。




4.不整地小回り

不整地小回りですが、
検定はチャレンジコースの中腹から下部で行いました。

スタート直後には浅いコブが数個あり
そこを越えると非圧雪のバーンとなります。

コブが少ししかないバーンですが、
コブでターンをするのに慣れている
受験者やずれが上手く使えない受験者は
苦労したと思います。

スタートからのコブが真っ直ぐラインとなっており
滑れる受験者はそのまま真っ直ぐゴールまで
制動して滑ってきました。

苦手は受験者はコブのラインが終わると
比較的整地されているラインに移動して滑っていました。

コブが無い非圧雪は難しいですが
しっかりずらすことができれば
滑ることができると思います。

もっとも多かった減点となる滑りは
コブのラインを越えた後から真っ直ぐ
滑ってしまう受験者です。

検定ではコブを滑ると決まっているわけではない
ので普段から非圧雪のゲレンデも
滑っておいた方がよいと思います。




まとめ

雪質は固くなく、
柔らかすぎず。。。
凄く荒れているわけでもなかったので
斜面的にはよいコンディションだったと思います。

全体の印象では
大回りは凄くレベルが高かったと思います。

小回り系の種目がやはり
ネックになっている感じがします。

今回は15人程度の受験者で合格者は 1名でした。

合格者は一週間前の合宿での1級合格のための特別レッスンを
受講いただいております。
ご両親と離れ一人で宿泊合宿にがんばって参加した結果が合格に繋がったのかな。。

今シーズンは雪が少なく
検定がいつまで行えるか。。
という感じです。

迷っている受験者は早めの受験をお勧めします。

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