モンデウス飛騨位山スキー場で開催された 岐阜・大垣地区 スキークラブ大会のジャッジを担当


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん

1月20日に岐阜・大垣地区のスキークラブ大会の
ジャッジを担当いたしましたので自論を展開します。




岐阜・大垣地区のスキークラブ大会

岐阜・大垣地区のスキークラブ大会ですが、
岐垣ブロックスキー大会と呼ばれています。

会場はモンデウス飛騨位山スキー場です。

大会の内容は

・GS

・技術

で競われます。
技術は大回り・小回り・総合滑降
で構成されています。

競技ごとに個人で競い
順位によってポイントを獲得して
所属しているクラブに加算されます。
このポイントで競うクラブ対抗戦です。

この大会の技術の部での
ジャッジを担当しました。




技術種目のジャッジ

技術種目のジャッジについて
種目は大回り・小回り・総合滑降がありますが、
小回り と 総合滑降のジャッジを担当しました。
ジャッジは3審のオープンジャッジで行われます。

以下の種目のジャッジについて以下に示します。

1.小回り

2.総合滑降

以上の内容で展開します。




1.小回り

小回りですが、
自分も滑ってみましたが
斜面は中級斜面といった感じでした。

雪質は少しひっかかる雪で固くはなく
フラットなバーンでした。

ずらしていくとスピードが遅くなる
ためあまりずらすことを意識しないで滑るのが
良いと感じました。

女性や60歳を超える年齢の選手もいる大会ですが
点数は同じ基準で付けられました。

得点を高くつけた選手は
板をしっかり操作して回し、スピードを落とさないで
安定したすべりの選手に高得点をつけました。

失敗事例を以下に示します。
回すことに意識のある選手は止めるエッジングとなり
スピードも落ちてしまっていました。

スピードを落とさないように意識していた選手では
後傾になってしまい、どんどん加速している。

また、板を左右に傾けるだけでしっかり板を操作できず
ターンの左右の幅が狭く縦長のターンとなり暴走に
近い選手は減点しました。

制動を意識しすぎてずれを多く使用しすぎる
選手はスピード不足となり減点しました。




2.総合滑降

総合滑降ですが。

こちらも自分で滑ってみました。
斜面は中急斜面です。

途中で大きな起伏と片斜面であるため滑るコースと
スピードを落とさないように全体をどのような構成を
するかがポイントであると思いました。

すぐにターンに入ってしまうとスピードが乗らないために
スタート後はクローチングでスタートして
大回りでスピードにのって、斜面全体を使いながら
小回りのリズム変化を入れながら、中回りでゴールするのが
ベストであると感じました。

高得点を付けた選手は
基本的にスピードが落ちずにゴールできること。

そしてターン一つ一つの精度が高く、
安定性が高い。そして大回りから小回りや中回りへの
切り替えがスムーズにつなげることができていたときに
高得点をつけました。

減点をした選手の失敗事例ですが、

スピードが不足していた選手です。
総合滑降のコースは長めにとってあり、
いつまでたっても降りてこないな。。なんて感じたときは
減点しました。

スピードが出ていない理由はずらしすぎ、ターン回数が多すぎる
場合です。

ターンがしっかりできていない選手も減点しました。

小回りと同じように板を左右に振ってしっかりターンを構成できていない
ターンで滑ってきた場合は減点しました。

また、後傾による暴走や大回りだけで滑ってきた選手も減点しました。




まとめ

検定のジャッジとちがい技術戦のジャッジは
また一味違う。。
お祭り的な感じもするが厳正に。。。

検定と違い人数の多かったのでどんどん
選手が滑ってくる。
これに対してオープンジャッジ。。
即決で修正もできない。
たまにはこんなジャッジの担当も楽しい。

ちょっと厳しいジャッジだったかな?
なんてのもあったが。。修正はできない。

同じクラブの選手が滑ってくると高得点を付けたいが、、
できないもどかしさ。。
スパッと高い点を付けれる滑りをしてくれていれば。。

2時間近く雪がちらつく雪上に立っていたので
寒かったな。。。

ジャッジするより滑ってみたかったな。。
どんくらいの点が出たんだろ。。

あまり経験できないので楽しめました。。。

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