アイスクラッシャーでの悪い例 トップシーズンに備えた滑り方 しっかり回し込んで・ずらして・制御して


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん
スキーシーズンに入り岐阜県のウィングヒルズ白鳥スキー場では
アイスクラッシャーによりスキーを楽しむことができます。

当然、トップシーズンに向けて練習しながら楽しむという感じなのですが
アイスクラッシャーの雪は重く、荒れています。

このアイスクラッシャーの雪の中を滑っているスキーヤーの
滑り方について自分の反省も込めて自論を展開します。



アイスクラッシャーで滑る

アイスクラッシャーの雪は
簡単に言えば雪ではなくて氷を砕いた
ものです。。。。

アイス(氷)をクラッシャー(砕く)そのままですね。

固まっていないと天然の雪とは雪質も違います。

少し解けると、重く、雪面は荒れてきます。

先日のスキー場で滑るスキーヤーがどのような滑り方を
していたかなのですが、、、
以下の項目となります。

1.踏み替え

2.ターン弧が浅い

3.ローテーション

4.後傾

以上の項目を展開します。



1.踏み替え

踏み替えですが、、、
滑っているスキーヤーの80%位がこれを
やっている感じでした。。

雪が重く、、、板が回せない。。
最大の原因は雪面からの圧が返ってこないから
前のターンから抜け出せないことが原因であると思います。

踏み替えは悪雪を滑るために有効な滑り方ですが、
癖になってしまっては検定で減点となってしまいます。。
(先日のウィングヒルズで滑っていたスキーヤーが受験者
とはかぎりませんが・・。)

踏み替えを行う時に、
雪面からの圧の返りがないことから
上体を起き上がらせてタイミングをとって
足元の力を抜いて開きだして滑っている人が多く
踏み替えるために別の弊害が出てしまっている感じがします。



2.ターン弧が浅い

ターン弧が浅いについて、
アイスクラッシャーのコースであり
コース幅が狭いため、ほぼ小回りで滑っていくこととなりますが、
雪が重いため板を回し込むことが難しい状況です。

この雪面状況の中で多発していたのが・・・
ターン弧が浅く縦に滑っているスキーヤーが多くいました。

後ろからこういった滑りをしたスキーヤーが滑ってくると
制御できていないため、、ぶつかられないように少し避けたりもしました。

縦に滑り降りてくるのでスピードも速い感じです。

板のエッジにのって板の特性だけで滑っている感じです。
しっかり板に乗り、雪面に圧をかけて制御して滑る必要があると思います。

雪質が変わり軽い雪となればもう少し制御もできるのではないかと
思いますが、
検定を考えた時には昼から滑ることが多く
ゲレンデも荒れて、雪質が重くなることも考えられます。
このような雪でもしっかり板を回せるように!!

この時期にしっかり板に乗って制御することを
覚えた方がよいと思います。



3.ローテーション

ローテーションですが、
雪面状況が悪く、雪質が重いのでやってしまいますよね。。
私もやってしまいました。

板を回していくために、
上体で先行してしまう。。

片側だけローテーションを行ってしまうと
やっている方のターンは ずれが少なく、
やっていない方はしっかりずらせている。

というようにローテーションの左右の見栄えだけでなく
足元の板の軌道にも影響が出てしまうと思います。

回りやすくなるのなら、、取り入れるべき・・・と思ってしまいそうですが、
弊害が出ます。

小回りでは、素早い動きが求められるので
ローテーションで回った体を戻さないといけないのでロスが増えます。

そして、先に記載したようにずらすことができなくなるので
急斜面やコブではスピード制御ができなくなってきます。

シーズンインのゆっくり滑れる 今 意識して直したいですよね。。。

自分も直します。。

4.後傾

後傾。。。ですが。

凄い多かった感じです。

途中でゲレンデに硫安がまかれた後は更に
後傾で滑っているスキーヤーが多かったと感じます。

先の ターン弧が浅い プラス 後傾の
スキーヤーもいるので、、
スピードも速いしかなり危険なゲレンデ状態のときもありました。

アイスクラッシャーの狭いゲレンデでスピードを出されると
危険ですよね。逃げ場がない。。。

滑っている本人だけでなく、他人を巻き込んでしまう可能性もあります。

後傾の人は練習してしっかり板を制御できるポジションで滑れるように
この時期に確実に修正していくことがいいと思います。

アイスクラッシャーのあまり滑走性がよくない状況で・・
さらに緩斜面で後傾となっていては
トップシーズンの滑走性の良い雪で急斜面となると
確実に後傾となると思います。

絶対修正!!!



まとめ

もし当てはまる項目があれば
この時期にしっかり修正することを勧めます。

スキーは滑走性を楽しむスポーツなので
滑らない雪で滑っていくには縦に滑りがちですが、
そこをあえて、しっかり ずらして スピードを制御して
滑ることが練習になり上達につながると思います。

重たい雪質でずらして滑るのって凄く疲れるんですよね。

長い距離を滑ると猛烈に疲れるので、
限界まで滑らないで、、、、疲れる前に余裕を持って停止する
ことを繰り返すことを勧めます。

短い距離をしっかり回し込んで、ずらして、制御して。
本格的なシーズンまでにできることは行っておきたい
感じです。

一瞬の楽しみを求めないで、
検定合格に向けてこの時期は
しっかり回し込んで、ずらして、制御して
上達してください。

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