アイスクラッシャーでのスキーの板の使い方 横から縦に! 止めるから進めるに! エッジから面に!


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん
アイスクラッシャーの雪での滑りについて語りまくってますが、
引き続き悪い事例となりますが。
多かった滑りについて自論を展開します。



アイスクラッシャーで多かった滑り

アイスクラッシャーで多かった滑りですが、

アイスクラッシャーのゲレンデは狭く、斜度が緩い。
そして、雪質は重く不整地のように荒れたゲレンデを
滑ることとなります。

このような状況をトップシーズンのサラサラな雪と
同じように滑ることは難しく、以下のような滑りになります。

1.縦に滑っていく

2.自分で切っ掛け製造

これらの滑りを以下に展開します。

1.縦に滑っていく

縦に滑っていくですが、
アイスクラッシャーの雪は重く、荒れたバーンとなるため
簡単に滑ろうと思えば、
板を回さないで滑ることが簡単で、あまり体力を
使わないで滑り降りてくることができます。

しかし、検定合格を目指すスキー狂のみなさんには
この滑り方はお勧めできません。




板の特性の要素を多く使い、体を傾けるだけで
ターンをすることができてしまいます。

でも・・・ターン弧は縦長で浅い弧となり、
本来であればスピードが出てしまうところが
雪質が重たいことからスピードがあまり出ません。

さらに、、体を左右に傾けるだけで板が曲がってくれるので
後傾の状態でもある程度ターンはできてしまいます。

これを検定でやってしまうと減点対象です。

トップシーズンといえど級別テストの検定会は
午前中に事前講習で午後から検定となります。

・・・ということは昼から暖かくなって
アイスクラッシャーと同じような雪質で急斜面を
滑ることも想定されるため検定を想定して、
しっかり板に乗ってスキーヤーの力で板を制御して
曲がっていく練習をすることが合格につながると
思います。

2.自分で切っ掛け製造

自分で切っ掛け製造ですが、、、
なんかよくわからない感じの表現してますが、、

アイスクラッシャーの雪は重く足場がありません。

重いため板が少しでも雪の中にめり込むと
板を左右にスライドさせにくくなります。

このような雪質の状態で以下のような滑りが
多くみられます。

・板をすぐ回す

・板の横方向を中心

以下に展開します。




板をすぐ回す

板をすぐ回すですが、
コブや目的の曲がるポイントがあって
板を制御して回すのであれば
適正と思いますが、

スピードが出てしまわないように板が
縦になっている期間を少なくするように
少しの谷回りからクルっと板を回して
横向きとして山回りに入ってしまうような
ターンがすぐ回すターンです。

板の横方向を中心

山回りでの板の使い方が
板を横向きの要素を多く使いブレーキング
に近い操作となります。

重たい雪でこの操作をするとつまってしまい
スムーズに滑っていきません。

さらにこの時にエッジをたてると板に圧が溜まり
次の瞬間に弾んでしまう可能性もあります。

アイスクラッシャーの雪では板を踏んで行っても
足場ができないために別の弊害が出てしまっている
に感じます。




別の弊害

別の弊害ですが
板を横方向に使いスピードを落とす操作を行い
同時に足場を確保し切っ掛けを作る予定が、、
アイスクラッシャーの雪質ではなかなか足場が
発生せずターンから抜け出せない状況となります。

こうなってしまうと別の形で切っ掛けを
作り出さなければなりません。

通常ではスピードが出ている状況であれば
上級者は曲げ切り替えで滑るのですが、
外力が得られず、雪面からの反発も得られない状況では
ターンの足場を作るのが難しく
伸ばし切り替え(ストレッチ)で滑るのがきっかけを作り易く
なりますが、この時に弊害が発生しています。

1.上体が浮く

2.踏み替え

以上の項目を展開します。

1.上体が浮く

上体が浮くについては、
脚だけを延ばせばいいところを
上体まで起して重心が浮いてしまう。

この時に更に後傾の弊害も引き起こす可能性
があります。

2.踏み替え

踏み替えですが
踏んでも板の返りが無く、足場もないので
ターンする切っ掛けとして
踏み替えて次のターンに入るための
重心移動と迎え角を作ってしまいがちです。




まとめ

すべては谷回りに関係していると思います。

スピードを制御するために板を横向きに使って、
さらに足場ができず今のターンから抜けられず
次のターンに行くために踏み替える。。

これを谷回りの状態で板の真上に乗りずらし始め
板が回ってくるまで待つ。

板は縦方向に使っていくため
山回りではそのままの勢いで、次の谷回りに向かって
板は進んできます。

板を縦に使うといってもエッジをガッツリ使ってしまうと
アイスクラッシャーの雪では埋まってしまうため、
面を使ってずらしていくのがいいと思います。

目的とするところで曲がりたいときは
谷回りでピポットを使って迎え角の調整をすると
板は縦に進みながら弧を描いていくと思います。

板の使う方向を 横 から 縦 に。
板の進行を 止める から 進める 意識に。
曲がることを 急ぐ から 待つ に。
板の使う部分を エッジ から 面 に。
以上の意識を変えると滑りは大きく変わると思います。

全てアイスクラッシャーと同じ操作でトップシーズン
に通用するわけではありません。

基本的な動きはアイスクラッシャーで習得し
トップシーズンで雪や斜度、スピードに合わせて
滑りを調整することとなります。

できることを今やって合格したいですね。。。
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