検定合格シリーズ 「横滑り」 指導系受験者・一級受験者必見! これで合格!重要な4つの項目
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん
検定合格シリーズとして検定種目ごとに数点のポイントについて
自論を展開していきます。
今回は 横滑りを 展開してみます。
横滑りの重要なポイント
以下のポイントで展開します。
1.進む方向
2.スピード
3.上体の向き
4.両腕の構え
重要なポイントというか、
検定員が確認しているポイントとなります。
1.進む方向
進む方向について、横滑りであり板の向いている向きに対して
進む方向が重要です。
板の縦方向に対して同じ方向に向けて進んでしまっては
づれがありません。
づれが発生するためには板の横方向に進む要素が必要になります。
ですが・・・、板の横方向にだけ進んで行ってしまっては、
横滑りにはなりません。
割合でいうと
板の縦方向の割合:板の横方向の割合
として考えると 7:3 程度がよいと思います。
斜度が厳しい斜面での検定となれば 5:5 というところが最大だと思います。
基本的に板の縦方向に進む割合が多くなります。
板の方向で今度は斜面に対して向いている方向となりますが、
斜面のフォールラインに対して垂直の向き(フォールラインに対して板は横向き)
を維持しながらずれていくのが良いと思います。
進行方向に対してトップが上向きになるとブレーキング要素も大きくなります。
トップが下向きとなれば板の縦方向に進む割合が多くなる恐れもあります。
2.スピード
スピードですが、適正なスピードがよいです。
適正なスピードはどんなスピードか・・・。
板の方向にも関係してきます。
板の横方向の要素が大きいとスピードは遅くなります。
板の縦方向の要素が大きいとスピードは速くなります。
板の縦と横の方向に進む割合が7:3が適当であるということは
ある程度スピード感は必要であることは気付くと思います。
横滑りは大きなくくりでいうとスピードを減速するための
滑りのようとなりますが、
滑りを止めてしまうための滑りではなく、
スピードを制御するための滑り方と考えて下さい。
そう考えると 止まるか・・・いや・・止まらない・・止まってない
というような滑りをするとスピード制御ではなく、
スピードを出さない制御となってしまいます。
スピードが出過ぎない制御を行って下さい。
基本は滑る。 基本止める。。ではないですよ。
3.上体の向き
上体の向きですが、私の別の投稿で詳しく説明もしておりますが、
上体の向きは 力を貰う向き・・
横滑りの場合進む方向が正しいと思います。
板の向きで 縦と横 の比率が7:3で進んで行った時に
雪面からかかる力はこの方向からかかってきます。
この方向を向くというのが 横滑り ではなく、
身体の使い方で上体は力のかかる方向に向く方が、
効率よく力を掛けられる方向となります。。
力を掛ける向き、力を貰う向きに上体を
向けることとなります。
上体の向く方向は向く方向が決まっているのではなく、
向く方向の理由を把握して滑る必要があります。
こういった体の動かし方は 横滑り だけの理由ではなく
スキーで滑るとき・・・他のスポーツや日常生活するときも
にも展開できる体の使い方です。
4.両腕の構え
両腕の構えですが、ストックを持っているので
構えが顕著にわかります。
上体の向きと連動します。
連動といっても両腕は左右の回転方向には動かしません。
正面を向いて構えた状態のまま上体にひっついて回るだけです。
このため上体が回った状態で最初の構えた状態から変わりありません。
上体の向きの説明と重複してしいますが、
形だけ追いかけていくと、上体は回っていないのに両腕だけ回ってしまうと
アンバランスな形が表れてきます。
両腕は基本正対の状態から何も変わっていません。
・まとめ
ある程度スピーディーにづらして滑る必要があります。
方向を変えるときは両足を開いてシュテムしないで、揃えた閉脚のまま
方向を変えると見栄えもよくなります。
そして、この方向を変えるときにはターンをしないで
方向だけ変えるようにしてください。
検定で合格するという目先の目標があると思いますが、
この 横滑り はスキーの上達の上で非常に重要な動きとなります。
なぜこの動きをした結果この形となるのかを理解して
種目に取り組んでください。
横滑り は 小回り や 大回り にも影響します。
比較的検定で減点となる受験者が多い種目のため
気合を入れて取り組んでください。
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