避けて通れない内脚強化!
スキーは何本の脚で滑ってますか??
そりゃ2本だわな・・・。
漠然とした書き出しですが、スキーのターンするときには
外脚を多く使用してターンを使用しますが、、
内脚は使ってますか?
多くの瞬間に片側の足に偏って使ってませんか。
何も考えなくても両足を切り替えて使うとか、
同調させて使うとか内脚は必ず使われていますが、
内脚となった板のアウトエッジを使うことはできますか。
外脚だけでなく内脚も使えると安定して滑れるようになります。
1.力が分散される
外脚一本より2本の脚で滑ることができると強い力に
対抗できます。
2.リカバリーができる
外脚が外に外れてしまっても内脚でリカバリーできます。
今まで転んでしまったものが耐えられることもあります。
3.先行して重心を移動できる
今まで外脚だったスキー板をそのまま内脚として使っていけば
早い段階で重心移動ができて圧をとらえることができます。
以上の利点があると考えます。
この内脚のアウトエッジを切り替える練習法に
スキーレーサーの Michael von Grunigenがレース中に見せる滑りを参考にした
グリュニゲンターン?グリニャールターン?グリニューゲンターン?グリニゲンターン
いろんな読み方でネット上で検索されますが・・。
このターンで練習するのがいいと思います。
このターンはできるまで結構難しいです。
①.パラレル大回りを行います。
②.谷回りからターンMAXを超えて山回りに入るときに
外脚への荷重の配分が多いと思います。そのまま外脚一本に乗ります。
この時は外脚のインエッジを使っていますよね。。
③.外脚一本のままエッジが外れ板がフラットになりエッジが噛んでいない
状態を通ります。(切り替え)
④.フラットの状態から今まで外脚だった脚のアウトエッジに切り替えて
乗り込んでいきます。この時に今まで外脚だった脚が、
内脚となります。
⑤.今まで外脚だった内脚に乗り谷回りを開始したところで、
新しい外脚(今まで浮かせていた方の脚)を着地させ両足で
ターンMAXを行います。
⑥・そのまま脚は左右が逆になりますが②の動作に戻ります。
(文章での説明で分かり難くてすいません・・・。)
この練習法が難しいのは④ですね。。。
なぜ難しいかというと。斜面のフォールラインに対して板よりも
体の方が下になることで。。。
怖い!!!ということです・・・。
私も怖かった。
だから、最初は片足になるのがターンMAX後の
外脚だけ一本になって切り替えの時には両足でとなるような、
外脚一本ターンになってしまう。
しょうがないっすよね。。怖いんだから。
なかなか切り替えを越えられない。
ゆっくりではスムーズにできない。。ある程度外力が必要となります。
そのためには少しスピード出さなくてはならない。
私も習得するときに何度転んだことか。。。とほほ。。
コツは勇気ですかね。。。そんなんコツじゃねぇ・・ですよね。
どうしてもスピードはある程度必要になるのですが、
ターンを深回りしてゆっくりやるのではなくて、
縦方向に行くと、内脚一本になったときに斜面の
下側に体が位置する感覚があまりないのでやりやすいと思います。
一度なんとなくできると、続けてできるようになると思います。
そうすると怖くもなくなると思います。
徐々に慣れてきたら、ターンMAXからの片足だけでなく
ずーっと片足で滑る練習をしてみるとさらに内脚を有効に
いつでも片足で滑れるようになると思います。
練習は少し怖いけど、、、
できるようになると内脚は上達する過程でかなりの戦力に
なると思います。。
無理をしないように、安全第一で取り組んでみてください。。
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