スキーのジュニアテストがジュニア検定に改定となった


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

夏真っ最中ですが、、
こんなに暑いのに、スキー狂たちはさらに熱い。
SNSではスキーのネタも流れてきます。

雪の画像やシーズン中の動画なども
流れてきたりしますが、、
日本があのような寒い状態になるなんて
想像もつかない。。。

冬はちゃんと来るのかな?

先日に全日本スキー連盟の規約・規定が改定となりました。
以前の投稿にも取り上げましたが、
改定の内容をしっかり確認してみました。。

改めまして、、
今回大きな改定となったジュニア検定について
展開してみます。


*イメージ画像です。




ジュニア検定の改定

ジュニア検定の改定ですが、
最近には大幅な改定は覚えていません。

今回の改定では、
検定内容や採点方法まで指定されています。

以下に改定の内容について展開します。

1.改定内容

2.採点方法

3.合否について

以上の内容で展開します。




1.改定内容

改定内容についてですが、、、

以下の2つの規約・規定の改定となります。
525:公認スキーバッジテスト規程
526:公認スキーバッジテスト基準及び実施要領

まずは、「ジュニア検定」において、
従来であれば、「ジュニアテスト」であった。

そして、検定の内容に関しては従来において詳細は
記載されておらず、実施する団体で定めていた。

高鷲スノーパークでは、ジュニアテスト1級は
・大回り
・小回り
・総合滑降
により滑りのレベルを確認していた。

そもそも、改定では検定種目だけでなく
ジュニア検定では、「ターンチャレンジ」と「タイムチャレンジ」
の2つの検定となっている。

ターンチャレンジもタイムチャレンジも検定方法が
詳細に設定されている。

ターンチャレンジでは総合滑降により
滑りの技術レベルを確認する。
ジュニア検定1級であれば滑走距離は
約200m で リズム変化を2回以上が定義されている。

タイムチャレンジも同様に検定条件が設定されていて、
260mの滑走距離に10mを基準とした間隔で
ポールセットされ滑走して基準のタイム以内で合格とする。

そして、、、ターンチャレンジ1級とタイムチャレンジ1級の両方
合格となれば、「スーパージュニア」として認定される。

昨年度までの検定でジュニアテスト1級を合格していたのであれば、
「ターンチャレンジ」または「タイムチャレンジ」どちらで合格したかにより、
合格していないチャレンジを合格すればスーパージュニアとして認定されるようだ。
昨年度の合格を新しいジュニア検定への措置は2031年を期限としている。

高鷲スノーパークの場合はターンチャレンジに相当するのだと思う。

ジュニア検定2級~6級においても「ターンチャレンジ」と「タイムチャレンジ」
が設定されていて、
それぞれ検定内容が明示されており、講習内検定で技術レベルを確認する。

*イメージ画像です




2.採点方法

採点方法ですが、、、

採点方法に関して級別テストやプライズテストと違った形となります。

級別テストやプライズテストは各種目に対して、
設定された滑り方、滑りのレベルに達しているかを級別テスト1級であれば
70点を合格として基本的に3人の検定員により採点しその平均点が
各種目の採点となります。

今回改定されたジュニア検定では、
検定員1人でも実施可能です。

検定種目は総合滑降となるので、従来であれば
総合滑降の滑り方、滑りのレベルに対して求められている
滑りができているか?というような感じで合否を採点していたのですが、
改定後には求められている滑りの要素を分解して採点します。

ジュニア検定1級であれば総合滑降では
検定は斜面設定も規定され、リズム変化を2回以上入れることとなっていて、
最大2回滑走し採点の良い方を採用する。

採点はパラレルスタンス、リズム変化、斜面への対応の3つについて採点します。

採点方法は◎:3点、〇:2点、△:1点 で3つについて採点します。
検定員が2人であれば採点の平均を算出して全て〇:2点以上であれば合格です。

なんで◎、〇、△の表現としたのか・・という感じです。
受験者的に不合格でも×を使わなかったのは気持ち的なところも
きっとあるんですよね。。




3.合否について

高鷲スノーパークではジュニアテスト1級は級別テスト1級と同じように
検定会で検定を行っていました。
ジュニアテスト1級の合格点をジュニア基準で70点合格として
・大回り
・小回り
・総合滑降
を滑ってもらい各種目を採点していました。

採点するときにはジュニアテスト1級のレベルに対して
見本となる滑り、求められている滑りがあり
これに対して比較法で採点していたと思います。
比較法といってもなんとなく、、シルエット的に
ということではなく、
滑るときの体勢、ポジション、操作それに応じた
スピードなどを確認して70点を合格のレベルとして採点していたと
思います。

改定後のジュニア検定のターンチャレンジでは1級であれば
パラレルスタンス、リズム変化、斜面への対応の3つ
となります。

従来のジュニアテストでも同様の視点で各種目の
採点をしてたと思いますが、

改定後は総合滑降で
要求される視点が直球で採点されることとなります。

採点方法の70点合格と◎、〇、△(1点から3点)
の平均〇:2点以上で合格に関しては
合否に関して合格し易い、し辛いはないと思いますが、

従来(高鷲スノーパークの場合)では一つの種目が不合格でも
合計で平均70点以上となれば合格となっていたのに
対して、

3つの視点に関して全て〇:2点以上の平均がないと
合格しない。

種目と視点という採点の対象がことなり、
ひとつがだめでも、他がよければという視点は
同じだが、そもそも総合滑降が不合格なら
検定会での結果は不合格となる。

検定員の経験者としては、、、
なんとなく難しくなるような気もする。

だが、、チャレンジ回数が2回となれば、、
少しはそこで挽回できるのか?という感じだ。




まとめ

級別テストやジュニアテストで
ポールセットされた斜面の滑走時間で合否が
判定されるのは、今までになかったと思う。

以前には凖指導員、指導員では
規制種目でポールセットされた斜面の滑走時間で
合否が判断されることもあったが、
今はなくなっている。

タイムチャレンジは・・
ポールセットされた斜面を設定された時間に丁度ではなく
(そんなわけはない)
規定時間内でどれだけ早くても合格となれば

スピードを出して早く降りてくることができればよい。。

ターンチャレンジも
検定種目の中では一番滑走速度が速い
総合滑降で滑りを確認するので
パラレルスタンス、リズム変化、斜面への対応の3つ
が整いスピードを出すことができていれば合格なので、、、

結局はスピードへの対応能力が高くないと
合格はできないと感じる。

近年のSAJの推奨する滑りに関しても
早く荷重できるポジション・・ということは
スピードへの対応能力。

比較的競技思考に寄っている感じ。。
にも感じる。

技術選手権も元レーサーが強いように、、
ジュニア検定においてもスピードに強い
レーサーが有利な検定になると想定する。

いずれにしても、、
高鷲スノーパークで実施する方向で
スキースクールに相談しているが、
検定バーン・検定日程・ポールセット・タイム計測方法・前走方法(タイムの基準)
など・・課題があると思う。

折角ポールセットするのであれば、
ポールセットされた斜面を滑走するレッスンを企画
するのも楽しいかもしれない。
こういうのって需要あるのかな???

あり得ない期待だが、、、
スキー場がボードパークのように
スキーパークとしてコブとポールバーンを
準備してくれれば・・・な。。

いずれにしてもシーズンに向けて
様々スクールでも準備が始まります。。

スキー の検定会合格の近道には基本の見直しが良い

スキーのジュニアテストが改定されるスキースクールでの対応はどうなる

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