検定で検定員が確認しているのは滑りの本質 検定員の視点も考えて滑る
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストの合格に向けて
取り組んでいるスキー狂のみなさん
検定の受験の時には要求されている滑りをして合格となると思います。
検定員は主にどんなところを見ているのか 自論を展開します。。。
検定員が見ているところ
スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストで合格するには
筆記テストのように求められているものと同じか答え合わせして同じであれば正解で
違っていれば不正解に・・
この合計で合否が決まるというような簡単なプロセスではなく、
求められているものと受験者の滑りと比較はされるのですが、
3人の検定員により判断されるということ、
そして、求められている滑りの項目に対して点数を積み上げていくというより、
ほとんどの検定員は減点法で点数を付けていると思います。
求められているすべりに対して受験者の滑りができていないところを減点するというものです。
私の別の投稿では各種目ごとに検定員が見ているところ、
また滑りを改善する投稿でも最終的には級別テスト(バッジテスト)やプライズテスト
を合格するために検定員が合格を出せるような滑りの改善点を記載していますが、
今回は種目にとらわれずに検定員が滑りを確認している根幹となる項目を展開いたします。
検定員が見ている根幹
検定員が種目にかかわらず確認している滑りの本質は
・滑りの質
・対応力
・安定性
以上の3点であると思います。
滑りの質
滑りの質とは、滑りを構成している技術と考えてもいいかもしれません。
検定種目を滑り降りてくるときには、
どのような技術を使って滑るかは細かく規定されていません。
簡単な例では
「スキッティング」や「カービング」
「ストレッチング」や「ベンディング」
などです。
このような技術を使っていくにあたってそれを正確に使っているか、
一番点数に直結するのは、
さまざまなスキー技術を正確に活用して受験者が動くことにより
スキーの板を操作して滑っているかという点です。
もっと言葉を絞ると
「動けているか」
「操作しているか」
これが質であると思います。
例えば、整地 小回りでは
最近のスキーの板の性能は向上しており、板を傾けるだけで曲がり始め、
ある程度のターンを行うことができます。
この特性を多用して板の特性の要素を多く使って滑ってしまうと
「動けてない」「操作していない」と判断されてしまいます。
スキーヤーが動いて板に力をかけていくことでターンをすることが求められています。
対応力
対応力ですが。
スキーは自然環境の中でスキーヤーが道具を活用し滑るスポーツです。
検定する斜面は雪質の硬いときも柔らかいときもあります。
また、荒れているときもあります。
さらには設定されている斜面が片斜面であるとか、
斜度が途中で変わっている場合もあります。
このように設定された斜面に対して暴走することなく、
また大きく減速することなく滑ってくるかであると思います。
例えば、不整地小回りで出だしはコブのリズムが大きくて
途中から小さくなっているであるとか、
途中一箇所がリズムを変えてあるとか。。。
このような斜面設定で破綻することなく滑り降りてくるかだと思います。
また、プライズテストではスピードへの対応力も重要なポイントです。
安定性
最後に安定性ですが、
全体を確認した中の求められている滑りとのイメージ的な比較も行っていると思います。
また、滑り降りてくる中で斜面状況が変わらない中でターンする毎に
滑りが変わっていたり、左右の違いや、
何度も転びそうになったり、スタートからゴールまでにスピードが速くなっていたりなど
滑りの余裕度も受験するレベルが高くなるほど点数に反映されていくと思います。
まとめ
検定種目ではなく根幹となる検定員の確認している内容を記載しましたが、
実際にはこれらの内容が具体的な動きに置き換えられて
減点法で採点されていると考えてもいいと思います。
(当然良いすべりは加点)
もう少しわかりやすくいいますと、
ローテーションしてる場合は正しくスキーを操作できない・・・滑りの質が満足していない
コブのリズムが変わって飛ばされた ・・・対応力が無い
春先のグサグサな雪質で何度も脚をとられた ・・・安定性に欠ける
というようになります。
ここ↓完璧自論です。。。。
しかし、検定員という人が採点しているので好みの滑りや、嫌いな滑りもあり、、、、
なんか良い・・・・。なんていうのも実際には若干なりは点数に反映されていると思います。
スキーの級別テスト(バッジテスト)やプライズテストを受験するときには
検定員側からの立場になってみて自分の滑りを見直してみるのも必要だと思います。
検定員は大概検定時には下から確認します。
下から滑りをみると結構いろいろ見えてしまうものです。。
ですが、、、この下から見ているという点を理解すると・・ごまかす手段もあるんですよね。。。
あ・・・余計なことを書きそうになったです・・。
検定員からの視点も考えながら検定受験に取り組んでみてください。。
なにか見えてくるかもしれません・・・・・
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