検定 整地小回りの視点(2級・1級・テクニカル)要求事項を知ることで攻略する
Own Logical Index
スキー狂のみなさん
スキーの級別テストやプライズテストに向けて取り組んでおられる
スキー狂のみなさま今回は級別テストやプライズテストにおける
整地 小回りの違いについて語ってみます。。
表現のしかたでSAJが定めている言葉の違いは発生しますがSAJの定める内容
を言葉を変えて伝えているものと ご理解ください。。
<級別テスト 2級>
級別テストの2級における小回りは
・小回りのリズムで滑る
・スピードを制御して滑る
・暴走していない
2級の場合は小回りのリズムで滑り降りてくることが重要と考えていいと思います。
斜面に対してスピードが出過ぎていないか、後傾となり暴走していないか。
ストックも正しくつけると良いですが、重点は滑りにあると思います。
一般向け(ジュニアを除く)の検定で2級が検定方式で行う最初の級別テストとなります。
検定の雰囲気にのまれないように普段の自分の滑りができるように落ち着いて滑ってください。
<級別テスト 1級>
級別テストの1級における小回りは
・小回りのリズムで滑る
・スピードを制御し適正なスピードで滑る
・暴走はしていない
・丸いターン弧を描いて滑る
1級の場合は、級別テストでは最上級のレベルであり、
合格するとテクニカルプライズの受験だけでなく
準指導員や県パトロールの受験もできるようになます。
このため厳しい目で検定されます。
(厳しい目といっても規定に沿って適正に判断されます。)
滑り出しからゴールまでスピードもターン弧の大きさも等速で滑ることが求められます。
確実にスピードを制御することは求められますが滑走性も求められます。
このため止める要素が多い滑りは減点となります。
スキーヤーが板に対してどう動いているか、制御しているかが求められますが、
ストックが何度か付けていなかったとかそこまでの細かいレベルでは減点されないと思います。
後傾やローテーションの要素が多くみられると減点の対象となります。
スピード重視よりある程度のスピードでしっかりターン弧を見せる滑りの方がいいと思います。
<プライズテスト テクニカル>
テクニカルにおける 小回りは
・一定のリズムの小回りで滑る
・斜面に応じたスピードで滑る
・暴走はしない
・丸いターン弧を描いて滑る
テクニカルは保有する技術の高いものが必要となります。
魅了する滑りがある程度求められます。(滑りが美しいとなどの判断基準はありませんが・・。)
検定バーンの滑り出しからゴールまでターン弧やスピードを一定に滑ってくることが求められます。
このため、徐々にスピードが速くなるであるとか、ターンサイズが小さくなるなどは減点になると思います。
(検定バーンにより斜度が変わってしまう場合はその限りではないと思います。)
滑りの美しさはターン弧にも表れてくると思います。そのためにどのようにスピードを制御するか・・。
このレベルでは止める要素は減点となる場合もあります。
板の使い方は横方向への止める要素が多いとターン弧も丸くはなりません。
このため、谷回りも含めたターン全体でスピードを制御してくことが必要となります。
ターンの度に飛ばされてしまったり、
エッジからエッジに乗り換える要素の多い滑りは減点の可能性があります。
2級→1級→テクニカルと徐々にスキーを操作するレベルが高くなり、
求められるスピードも早くなります。
まとめ
改めて資格ごとの求めている内容や検定員が観ている事項を展開してみましたが、
プライズテストは厳しいですね。。求めていることも。
今回はテクニカルプライズまで記載しましたが、
さらにもうひとつ上にクラウンプライズもあるからびっくりですよね。
クラウンプライズにも少し触れてみますと、
この資格は安定性も必要となります。。。。。
以上のような視点で滑りを確認するとレベルが上がるにつれて
細かい点まで検定員は動きを確認することとなります。
身体の向き、傾き、ストックの付くリズム、力のかける方向、タイミング
全てが滑りに関係してきます。
これらの動きには全て理由があるため滑りに影響が出てきます。
このため普段から意識して練習する必要があります。
滑りの中の大きな動きは小さい動きから、そして滑りは意識からも影響がでると思います。
私の投稿で細かい部分に展開して意識をかえるものや、レベルアップにつながる
投稿もありますので、ご確認いただき それによりレベルアップにつながれば幸いです。
実際に雪上であれば、
高鷲スノーパーク SAJスキースクールは級別テストやプライズテストの合格に向けた
特別レッスンなども準備しておりますのでご活用ください。
宣伝で終了・・・。
それでは、、高鷲スノーパークで会いましょう!!!
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