スキー の指導員系の検定会の種目が改定となるらしい・・


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

来シーズンに向けて指導員系の検定会で
大きな変革となっていますね。

検定会の種目が変更となったようです。
SAJが制定している
「公認スキー指導者検定基準及び実施要領」
が改定されたようです。

この内容に関して自論を展開します。




検定種目の変更

指導員系の検定会において
準指導員と指導員の検定種目が変更となってようです。

来シーズンに初めて検定会の受験を検討しているスキー狂や
特に昨シーズンに不合格となり来シーズンに
再受験を検討しているスキー狂は要チェックだと思います。

受験者側でも検定内容の確認が必要ですが、
検定会の受験を主催するSAJの各県連でも
検定会までに種目の展開や着眼点などの展開がなされていくものと思われます。

以下の項目で展開します。

1.昨シーズンまでの種目

2.来シーズンからの種目

3.種目内容の想定

以上の項目で展開します。




1.昨シーズンまでの種目

昨シーズンまでの種目ですが・・・
以下が昨シーズンまでの種目です。。

<基礎課程>
・プルークボーゲン
・滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開
・基礎パラレルターン 小回り
・横滑りの展開

<実践課程>
・シュテムターン
・パラレルターン 大回り
・パラレルターン 小回り(不整地)
・総合滑降

大きくは基礎的な種目と実践的な種目とがあり、
全部で実技は8種目です。




指導員検定会は金曜日からスタートして日曜日に合格発表
のように2泊3日での実施でした。

2泊3日と言っても金曜日、土曜日で検定は終わっていて
日曜日に発表です。

種目に関してですが、、、
基礎種目は比較的低速の種目となっています。

プルークボーゲンは一番基本的な
種目ですが、、不合格となっている受験者は
少なくないような気もします。




少し難しいのが
滑走プルークから基礎パラレルターンへの展開
だと思います。。

展開系はスタートからゴールまで同じ滑りを
必要ターン数実施するのではなく、
スタートからゴールまで同じ形のターンはないということ、
スタートからゴールで滑りを洗練、発展させていくのだが、
発展の配分を段階的に滑ることが必要だと思います。

ターン数は6~8ターン程度で滑ることとなっていたのですが、
前半を気持ちよく滑ると後半が詰まってしまって
すい―すいー・・チョン・チョン なんて余裕のない感じに
ゴールしてしまいます。。。

ターンを進化させることとターンサイズの配慮も必要なので
比較的難しい種目だと思います。




横滑りの展開も同様に展開の種目ですが、、
横滑りのフォールラインに落ちる角度をしっかり見極めて
滑らないと、
あまりに横方向への移動ばかりとしてしまうと
滑走性がないなど・・マイナス要素となってしまうと思います。。
切替でのピポット??ターン的??など
しっかり求めていることを理解して滑ることも必要だと思います。

基礎種目は低速であり細かいところまで
検定員に見えるのでストックの構え方ひとつも
気にするのがよいと思います。。。

基礎種目に比べれば実践種目については、、




大回り、総合滑降、不整地 小回りは
プライズテストのように自分の実力の限り
思いっきり滑っても問題ないと思います。

ですが・・・技術戦ではないの走りを出すというよりは
正確な動きで基本に沿って洗練させていく
プライズよりの滑りが良いと思います。

シュテムターンですが、、
比較的に基礎種目に近い種目だと思います。

プルークボーゲンが不合格になる受験者は
動きの一つ一つの理由が分からないで滑っていることが
伝われば減点となると思います。




シュテムターンに関しても
開いて閉じるだけを求めているのではなく
このターンの求めている、動きの本質を分かって
滑らないと不合格になると思います。

開いた外脚に内脚を引き寄せるのですが、、
どこで引き寄せるかの洗練の度合いも
表現が必要です。。。

基礎種目に関しては求められた
レベルに合わせて滑る必要もあり
高い技術レベルで上手く滑れば滑れるほど
高得点になるということはないので
注意が必要です。。。。

・・・というのが昨シーズンまでの指導員系の
各種目についてです。




2.来シーズンからの種目

来シーズンからの種目ですが。。

基礎 と 実践の区分けがなくなり、、
種目数も減った感じです。

〇プルークボーゲン
緩斜面・整地 4~6回転
〇プルークボーゲンからベーシックパラレルターンへの展開
緩斜面・整地 6~8回転
〇横滑りのショートリズムからベーシックパラレルターン小回りへの展開
中急斜面・ナチュラル
〇シュテムターンからベーシックパラレルターンへの展開
中急斜面・ナチュラル 6~8回転
〇総合滑降 リズム変化
総合斜面・ナチュラル
〇パラレルターン 小回り
中急斜面・不整地を含むナチュラル

主には、、、
整地の小回りと大回りがなくなり
シュテムターンが展開になった感じ。




それと・・・必要に応じて 回転数の
設定が追加になっている。。。
回転数は概ね決まっていたが、
今回は明確に記載されている。

何といっても展開系の種目が
3種目・・。

私は発展系の種目が嫌いなので、、
難易度が上がった感じもします。

種目数が減ったので、、、
検定会は2日間で実施できると思われます。

土曜、日曜日で受験がし易くなるのではないか?
と思われます。。。




3.種目内容の想定

種目内容の想定ですが。。。

現時点、種目毎に明確な滑り方は
分かっていないが自論を展開してみます。

プルークボーゲンからベーシックパラレルターンへの展開
ですが・・これは昨シーズンと同様の種目です。

この種目が設定された当初からは推奨する板の荷重方法などが
変ってきていますが、、、
あれ???よく見ると「滑走プルーク」からの展開ではなく、
「プルークボーゲン」なので・・スタート時には
両スキーのインエッジへのエッジングからのスタートなのかな。

滑走プルークからパラレルターンへの展開に比べると
プルークボーゲンからだと展開の幅が大きくなったようにも感じる。
どの程度の滑走性を求められているのか確認も必要だと思う。。。

横滑りのショートリズムからベーシックパラレルターン小回りへの展開 も
昨年と同様の種目に感じるが、、、
横滑りを大きく 幅や落差を取っていたものから、、
リズムが最初からショートのリズムで板を横方向に使うものから
徐々に縦方向に進む板の使い方に発展させる感じなのかな。




イメージ的には級別テスト2級の合格レベルの滑りから
級別テスト1級の合格レベルに発展させる感じなのかな。。

シュテムターンからベーシックパラレルターンへの展開
この種目が・・イメージしにくいのですが、、、

シュテムターンの踏み出しを大きく斜めに踏み出すものから、、
平行に少し踏み出すもの、、、そして踏み出さないでターンするもの
に発展というイメージなのかな。。

まずはシュテムターンが確実にできれば、、そのバリエーションで
発展させていく感じで滑ればいいのかな。。。

いずれにしても・・発展系は
1つの種目でも3種目分くらいのボリュームを感じる。。

発展の最初と最後だけでも2種目の滑り方となる、、、

プルークボーゲン→パラレルターン
横滑り 小回り→基礎 小回り
シュテムターン→パラレルターン




発展もさせるのでスタートとゴールでの中間の
滑り方も必要となると、、、
3種目を1種目で検定している感じ。。。

同じ滑り方をスタートからゴールまで滑るのと違って
発展の配分や滑走距離なども配慮する部分も多い。

6~8回転も演技しながら数えながら、、、となるので
演技に集中すると今が何ターン目か分からなくなることもある。

演技の発展具合でターン数を把握している必要もあると思う。。

練習するにしても・・低速の種目に比べて
滑走距離も必要となる。。。

発展はやることが多くて
沢山考えて滑らないといけないので、、、難しいと思う。




一つ一つの滑りが確実にできるように滑れていても
ターンごとの発展の過程を表現できないといけないし
滑り、動きを気にするだけでないので
検定会で緊張していたり、余裕がないとミスも起きやすいと思う。

ターン数も4回転ではなく、、
6~8回転と2種目分のターン数と考えることもできる。

今シーズンは 展開の攻略が鍵と考える。。




まとめ

指導員系の検定会に関して
SNSで話題となっていたが、、、

受検する側としたら 不整地・・コブは
種目としてなくなった方がいいと思う。。
私は苦手だし。。リスクが減るし。

でも・・指導員系の検定会で合格後の
ことを考えると、、、
級別テストやプライズテストで
不整地・・コブがあれば
これに対して・・教えることもあるし、、
検定員を取得すれば検定会で
不整地・・コブに対して評価する必要もある。

そうなればSAJとしては
ある程度滑れないと
指導員として認めないというのは
あると思う。




指導員系の検定会で合格しても
初心者や初級者、、キッズや修学旅行者に
しか教えないという指導者であれば
不整地・・コブを教えるということは
ないかもしれない。。。

もし、、、こういった対象しか
教えないということであれば、、、
各県連での設定になっていると思うが、
級別テスト2級を取得していれば
認定指導員というのもあると思うので
この資格で十分だと思う。。

指導員系の資格で教えることができる
範囲が全ての受講者が対象なので
少なからず検定会で設定されている
不整地を滑りきるレベルは必要になると思う。




指導員の資格は車の運転免許と同じように
更新はあるが、更新時にレベル維持の確認はない。。

苦手な人もいれば、年齢的な面や怪我や故障などで
滑れなくなった人もいる。

滑れなくても指導員系の資格の所有者です。。。

コブが滑れない指導員系所有者もいると思います。

それに・・・例えば、、、元レーサーが
級別テストやプライズを受験して
整地種目が大幅加点で、不整地が減点でも
級別、プライズ所有者になってしまいます。。




スキースクールで考えると
こういった講師の得意、不得意なども考慮して担当講師を
割り当てています。

全ての指導員が全員同じレベルではないし、
得意もあれば不得意もある。
そういったことを考慮してスクールでは
運営されていると思います。

まぁ。。。コブが滑れない指導員は
いると思うし。。
コブが滑れないプライズ所有者もいると思う。。

運転免許を持っていても高速道路を運転するのが
苦手な人もいるかもしれない。。。

大型自動二輪の免許を持っていても
自力で車体を起こすことができなくなって
乗れないかもしれない。。。

まぁ。。。資格に対してはいろいろな見解がありますよね。。

でも・・指導員系の取得を取得した人は
それなりの勉強や検定会を受験、合格しているので
苦労して取得して合格しているということは認めて欲しいですね。。

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